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ネオプルラマイシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ネオプルラマイシン
識別情報
CAS登録番号 11081-47-3 ×
PubChem 5359061
ChemSpider 4514107
ChEMBL CHEMBL1967599
特性
化学式 C41H50N2O10
モル質量 730.84 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ネオプルラマイシン(英:Neopluramycin)は核酸合成を阻害する抗生物質である。Streptomyces pluricolorescens株の培養ブロスからオレンジ色の結晶として分離され、分析データと分子量測定から実験式C41H50N2O10と決定された[1]

ネオプルラマイシンはプルラマイシンAに類似するが、抗菌スペクトル、毒性、薄層クロマトグラフィー赤外吸収スペクトルによって区別される[1]

ネオプルラマイシンは、グラム陽性菌、マウスの白血病L-1210、組織培養のYoshida rat sarcoma細胞の増殖を阻害する[1][2]

脚注

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  1. ^ a b c “Isolation and characterization of a new antibiotic, neopluramycin”. The Journal of Antibiotics 23 (7): 354–9. (July 1970). doi:10.7164/antibiotics.23.354. PMID 5460277. 
  2. ^ “Neopluramycin, an inhibitor of nucleic acid synthesis”. The Journal of Antibiotics 24 (3): 189–96. (March 1971). doi:10.7164/antibiotics.24.189. PMID 4323924.