ニマン川
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ニマン川 | |
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アムール川流域地図 | |
水系 | アムール川 |
延長 | 353 km |
流域面積 | 16,500 km2 |
河口・合流先 | ブレヤ川 |
流域 | ロシア・ハバロフスク地方 |
ニマン川(ニマンがわ、ロシア語: Ниман)は、ロシア連邦のハバロフスク地方及びアムール州を流れるブレヤ川の右支流の一つである。
満州語などのトゥングース語ではオロンキ川(Olongki bira)、漢語では斡倫奇河と呼ばれていた[1]。
概要
[編集]ニマン川の長さは353㎞、流域面積は16,500㎢で、エソプ山を源流とする。
17世紀よりこの地方を支配するようになった清朝(ダイチン・グルン)の記録によると、黒竜江城より丸木舟で1ヶ月ほどでオロンキ川(ニマン川)とニオマン川(ブレヤ川)の合流地点に至ったという[2]。17世紀後半には正黄旗蒙古都統ノミン・鑲紅旗蒙古副都統フワシャン・黒竜江副都統ナチンらによる調査が行われ[3]、清朝作成の黒竜江流域地図(「ランタン地図」)にもオロンキ川の位置と名称が記されている[4]。
参考文献
[編集]- 承志『ダイチン・グルンとその時代』名古屋大学出版会、2009年
- 松浦茂『清朝のアムール政策と少数民族』京都大学学術出版会、2006年