ナンブシシバナヘビ
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ナンブシシバナヘビ | |||||||||||||||||||||||||||
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ナンブシシバナヘビ Heterodon simus
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Heterodon simus (Linnaeus, 1766)[1] | |||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
Coluber simus Linnaeus, 1766[2] | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ナンブシシバナヘビ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Southern hognose snake[1] |
ナンブシシバナヘビ(Heterodon simus)は、有鱗目ナミヘビ科シシバナヘビ属に分類されるヘビ。
分布
[編集]アメリカ合衆国[3](アラバマ州、サウスカロライナ州、ジョージア州、ノースカロライナ州南東部、フロリダ州北部、ミシシッピ州南部)[4]固有種
模式標本の産地(模式産地)はチャールストン周辺(サウスカロライナ州)[4]。
形態
[編集]最大全長61センチメートル[5]。シシバナヘビ属最小種[4]。胴体中央部の斜めに列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は25[4](稀に27)。総排出口までの腹面にある幅の広い鱗の数(腹板数)は115-134[4]。腹面の総排出口から後部の鱗の数(尾下板数)は32-44[4]。背面には22-32個の暗色斑が入る[4]。胴体および尾腹面の色彩は淡色で、黒っぽい斑点が入る[4]。
吻端を覆う鱗(吻端板)は反りあがり、幅は左右の眼の間隔より狭い[4]。吻端板と前額板や鼻間板の間、左右の鼻間板の間、左右の前額板の間に対ではない小型鱗が3-12枚ある[4]。左右の前額板は間に小型鱗があるため接しない[4]。
生態
[編集]食性は動物食で、カエル(スキアシガエル、ヒキガエル)を食べる[3]。
繁殖形態は卵生。1回に8-10個の卵を産む[3]。
人間との関係
[編集]ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。主に飼育下繁殖個体が流通するが、流通量は少ない[5]。
出典
[編集]- ^ a b c Hammerson, G.A. 2007. Heterodon simus. The IUCN Red List of Threatened Species 2007: e.T63821A12718888. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2007.RLTS.T63821A12718888.en. Accessed on 19 January 2025.
- ^ Heterodon simus. Uetz, P., Freed, P, Aguilar, R., Reyes, F., Kudera, J. & Hošek, J. (eds.) (2024) The Reptile Database, http://www.reptile-database.org, accessed 19 January 2025.
- ^ a b c d 千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、128頁。
- ^ a b c d e f g h i j k 鳥羽通久 「ペットとしてのヘビ シシバナヘビ」『クリーパー』第20号、クリーパー社、2003年、82-83頁。
- ^ a b 八木厚昌 「シシバナヘビの飼育と繁殖」『エクストラ・クリーパー』No.1、誠文堂新光社、2006年、67-72頁。