ナミシッポゴケ
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ナミシッポゴケ | |||||||||||||||||||||
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ナミシッポゴケ
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Dicranum polysetum Sw. | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ナミシッポゴケ | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
Rugose Fork-moss[1] |
ナミシッポゴケ (Dicranum polysetum) は、シッポゴケ目シッポゴケ科に属する蘚類。
分布
[編集]北アメリカ、ヨーロッパ、日本に分布。日本では北海道から中部以北にかけて分布している[2]。
特徴
[編集]葉の長さは7.5-10mm、最大15cmほどのパッチ状群落を形成する[1]。葉は幅の狭い披針形で横ジワがあり、葉縁には鋸歯がある[2]。茎は4-7cmで、分枝はしない[2]。茎は密生し、フェルト状の仮根で覆われている[1]。雌雄異株で、雄株は非常に小型であり、雌株の仮根内に生える[2]。胞子体は2-4cmの柄をもち、柄の先に朔がつく[2]が、イギリスでは朔が見つかっていない[1]。
針葉樹林の林床などに生育しており[1]、主に半日陰地や日陰地に群生する[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Ian D.M. Atherton, Sam D. S. Bosanquet, Mark Llawley (2010) Mosses and Liverworts of Britain and Ireland: A Field Guide. British Bryological Society ISBN 978-0-95613101-0