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ナイジェル・ウィンザー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ナイジェル・ウィンザー (Nigel Winser) として知られる、ナイジェル・デ・N・ウィンザー(Nigel de N. Winser)は、イギリス生命科学コンサルタント[1]、環境コンサルタント[2]。学界と実業界、政府、一般社会を結びつけて、地球規模の持続可能な社会の実現を目指す様々な活動に従事している[3]

経歴

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ケニア生まれ[2]

ポリテクニック・オブ・セントラル・ロンドン(Polytechnic of Central London:後のウエストミンスター大学)で、生命科学を学び、サハラ砂漠エチオピア西部、ケニアなどでフィールドワークを行なった[2]

1976年にフィールドワーク部門の担当者として王立地理学会に就職して[4]、同年から「Explore weekend」の企画を立ち上げた[5]。志願してサラワクの調査に出向くなどしながら、学会による「遠征支援センター (Expedition Advisory Centre)」の開設に尽力し、遠征・フィールドワーク部門 (Expeditions and Fieldwork division) の責任者になった[2]。この間、アフリカ中東アジアオーストラリアなど世界各地でフィールドワークを実施したが、1988年には、特にオマーンにおけるフィールドワークの成果に対して[4]王立地理学会から金メダル(パトロンズ・メダル)を贈られた[6]。さらに、1995年には同僚でもある妻シェイン (Mrs Shane Winser) とともに、王立スコットランド地理学会から、ムンゴ・パーク・メダル英語版を贈られた[7]。王立地理学会には29年間勤務した[2]

2005年7月にNGOアースウォッチ英語版に参加し[8]、以降、ヨーロッパCEO[9]、副代表兼企画部長などの役職を歴任した[8]

脚注

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  1. ^ Nigel Winser”. National Biodiversity Network. 2016年12月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e Westminster Talks 2016-17 kicks off with former Earthwatch International head Nigel Winser inspecting how we are getting on saving the planet”. University of Westminster (2016年10月20日). 2016年12月16日閲覧。
  3. ^ Nigel Winser, executive vice president, Earthwatch EMEA”. Guardian News and Media Limited (2011年11月15日). 2016年12月16日閲覧。
  4. ^ a b Event Detail, Earthwatching, Nigel Winser”. Royal Geographical Society (Hng Kong) (2012年9月5日). 2016年12月16日閲覧。
  5. ^ Explore Speakers 2016”. Royal Geographical Society with IBG. 2016年12月16日閲覧。
  6. ^ Medals and Awards, Gold Medal Recipients” (PDF). Royal Geographical Society. 2016年12月16日閲覧。
  7. ^ Mungo Park Medal”. Royal Scottish Geographical Society. 2016年12月16日閲覧。
  8. ^ a b 国際シンポジウム「サンゴ礁保全と生物多様性」”. 日経アドネット/日本経済新聞社. 2016年12月16日閲覧。 - 2012年当時
  9. ^ サステナビリティレポート2007』(PDF)三菱商事、24頁http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/csr/library/pdf/07sr-09.pdf2016年12月16日閲覧  - 2007年当時

外部リンク

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