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ドロロ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ドロロは、吉崎観音作の漫画ケロロ軍曹』およびその関連作品に登場する架空のキャラクターである。

ドロロ
ケロロ軍曹のキャラクター
登場(最初)

原作第五拾六話「五人目参上! ドロロ伝。…の巻」

アニメ第13話Aパート「ドロロ 忘れられた戦士 であります」
作者 吉崎観音
声優 草尾毅
プロフィール
本名 ゼロロ
愛称 トラウマ君
年齢 10500歳以上
性別
種類 ケロン人
身長 55.5cm
体重 5.555kg
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人物

ケロロ小隊暗殺兵であり、ケロン軍特殊精鋭部隊「アサシン」の1人。ケロン軍の階級は兵長[注 1]

とある理由により「ゼロロ」という名から改名した、ケロロの元へ最後に合流することになるキャラクターである。

パートナーは東谷小雪

外見

体色は青色で、目は水色。忍者を意識してか頭巾と口当てをしている。

頭巾とおなかにそれぞれ赤と黄色の手裏剣マークがあり、常に小を装備している。アフロカラーは水色(体の色よりも明るい)、またはピンク。

なぜか口当ての上からでも食べ物を食べられる[注 2]。普段は絶対に口当てをはずした顔を見せることはなく[注 3]、『ケロ0 出発だよ! 全員集合!!』ではケロロに「ゼロロも口のソレ外してボルシチ食べなよ」と言った際にためらっているシーンがあった。なおアニメ第318話Aパートでは実際にこれを逆手に取ったエピソードが放送されたこともあったが、この回でも結局ドロロの口は明かされることはなかった[注 4]

腰に付けた小刀は"ドロロ刀"と呼ばれ、忍野村の人々から貰った地球製のもの。刃が折れてもすぐに直るという優れもの[1]であり、巨大ロボを一発で斬りつけたり、ビームを跳ね返したりとその切れ味は抜群。基本的に使用するのは峰打ちのみで実際に人や動物を斬ることはほとんどないが、地球に害をなす兵器や人物に対しては例外的に使用することがある。

幼年期は頭巾ではなくケロロ達と同じ黄色の帽子をかぶり、口にはマスクをしていた。また小雪に出会うまでは頭に通常のケロロたちと同じ帽子・口にガスマスクのようなものを装備していた。

アニメ第2期の登場時には、反物と桜吹雪に覆われた"武装"でアサシン強化服を装着した事もある他、長い刀を2本クロスするように背負っていた事もある[2]

性格

優しく生真面目な性格。好きなものは平和友情[3]で、普段は小雪と共に町のパトロール・基地内での無農薬野菜の栽培・ゴミ拾いなどを真面目にいつも行っている他、敵性宇宙人による地球及び地球人に対する悪行を食い止め続けている。

地球を愛する心を持つために小隊の中では地球人に最も信頼されており、お仕置きを受けることはほとんどない[注 5]。弱者や子供に寛大なところがあり、カララとチロロ(アニメではカララとタルル)が誤って地球を消去しそうになってしまった時も「昔から無邪気と申すように、無い邪気をどうやって裁けよう(悪意のない存在を怒ることは出来ない)」とコメントするほど出来た人。それゆえタママに「この人がいなくなってしまったら、このマンガはどうなってしまうんだろう」と危惧されたこともある。

その性格上、小隊の地球侵略作戦には積極的に参加はせず、作中でもケロロ小隊の作戦会議のシーンにおいて彼の絵が描かれた板が自身の席に置いてあることが多い[注 6]。またアサシンではあるものの相手を死に至らしめるまではしない[注 7]

しかしケロロたち小隊メンバーがピンチに見舞われた時には駆けつける、武力を用いない「平和である」と判断した作戦には参加するなど地球侵略者かつケロロ小隊の一員という立場自体は一応ある程度自覚はしているようであり、上記の町の手伝いなどもあくまで「平和的な活動だから」という平和主義者の一面が強く出ていることも多い。

その設定上、ケロロ小隊唯一の常識人としてケロロたちのせいでバラバラに崩れていく漫画の展開をまとめる役割をする。ある意味物語の収集をつけるキャラクターにもなっており、ケロロたちの作戦の行い[注 8]で地球が滅亡しかけた時には彼の参戦によって阻止されたことも何回かある。

しかし、話が盛り上がっているところでいきなり登場してクドクドと説教を始めたり、寝込んでいるケロロの横で湿っぽい昔話を始め周りをどんよりとさせたりと、空気の読めないところもしばしばあり、クルル曰く「空気の読めなさはギロロ先輩以上」。

また他の主要メンバーと比べると忍野村での若干偏った知識を得ているためかケロロたちに比べると日本のことに詳しい。しかし、やはり地球人と考え方の根本的な違いがある。古めかしい言葉を使うだけあって漢字に詳しく、非常に達筆。

戦闘力

単騎での戦闘力は大木やなどを斬るとなぜか彫刻になるなど上記の小刀とあわせて彼の剣技は高いことが窺える。アサシン時代に会得した暗殺兵術(アサシン・マジック)の一つ「護法陣・閃光返し」でケロロ小隊の最終兵器をあっさりはね返すことができる、地球に来てから忍野村での修行の結果ドロロ忍法という独自の忍術を編み出す(後述)など、作中でも最強の戦士の1人としてよく描かれる。

作品内での強さのランクは明かされていないが、ギロロが東谷家の武力制圧を試みた際はギロロがキレていたせいか互角の戦いだったため、ギロロより上であるのは間違いない模様。ゾルルとの戦闘中、ケロロに気を取られた隙に背後を襲われ、一撃で破壊されていることからゾルルとも互角であることが窺える。

また宇宙一武闘会で優勝した実績もあり、他宇宙人からも名前が知られている程有名。ドロロのアンチバリアはアサシン仕様に改良されている。特殊活動兵としての訓練を受けているので、有毒ガスが充満した空間などにいても平気である。しかし味方に対しては警戒を完全に解いているのか、背後からクルルにマスク越しに睡眠薬を嗅がされるなどして気を失うことがよくある。

必殺技は相手を異次元の狭間に落として消失させる「零次元斬」。小刀で次元を切り裂いて使用する技であり、ゾルルも同じ技を使用する。使用するドロロ忍法は敵の正体を見極める技「鑑定眼力[注 9]」などがあり、作中でも度々使用されている。またケロロたちと回転寿司に来た際には向こうから回ってきた寿司が何かを見極めるために使う[4]など、非常にくだらない用途で用いる場合もある。

また、ロボットに乗ると性格が熱血化し、鬼に金棒と言わんばかりの実力を発揮する他、本気で戦闘をする際は「鬼式」と呼ばれる黒い装甲を纏う(後述)。

来歴

前述のとおり、地球に来て改名するまでは「ゼロロ」という名前だった。またかつてはゼロロ・オブ・シューティング☆スターというファイティング・ネームも持っていた[5]

アサシンになったきっかけは、幼少期にケロロからブランコで1回転させられそうになったときにブランコから手を離してしまったものの、その時に地上に見事に着地できたため、彼から「絶対アサシンになれる」と言われたことが始めとされている。

幼少期は内気な性格で、いつもマスクをしていたことからわかるとおり病弱で周りからいつも遅れをとっていたものの、上記の出来事や当時ケロロから「友達」という名目でさせられた過酷な試練(後述)によって自身の体力に自信を持つようになる。その後、二等兵へと昇格して[6]「アサシン」のトップに上り詰めるも、諸事情あって一般の兵士として戦うこととなる。

アニメではケロン軍隠密特殊任務班「X1」(別名:吸血部隊)に所属してから、「共食い」と呼ばれる恐ろしい訓練を受けていた時期もあったらしい[7]

地球に来る前は、忍野村の「土呂呂の森[注 10]」という場所で罠にかかってしまったものの、たまたま発見した東谷小雪に救出される。小雪には当初河童だと間違われていたが、小雪の心の広さと忍野村の住人の優しさから小雪と一緒に住むことになり、彼らから地球の忍術と地球を愛する心を学び、その際に新たな自分として再出発をするためにドロロと改名して、現在に至る。

ケロロ小隊メンバーとは小雪を介して合流することとなるが、ケロロたちには合流以前から存在を忘れていたため、ケロロ達と再会した後も、忘れられていたせいと侵略者である彼らを敵とみなしたことで一時は絶縁するものの、ヴァイパーに囚われた際彼らに助けられ、その後町中をだらけにする「ケロン軍式花博大作戦」を通じ、ケロロ小隊の元へと無事復帰する。

原作での初登場は連載開始から約4年が経過した第55話とかなり遅かった。そのため第1話からシルエットという形で存在自体は仄めかされていたにも関わらず、自身の存在確認を兼ねた年賀状には"五人目"という署名しか書かれなかったなどかなりの長い間名前が出なかった。アニメでは上述のプロフィール欄通り第1シーズン第13話で初登場となったが、時期的には原作より早く再会した設定になったため、アニメ版初期では原作ではまだ未登場だったドロロが登場している話がある[注 11]

なお改名したことについて知っている人物はケロロ小隊・地球人(冬樹夏美など)などを除けば、アニメ版のチュートン(および、アニメ版のアサシン業界の人々)・シュララ軍団・ジララなどがいる[注 12]。初登場時はケロロたちからも「ゼロロ兵長」と呼ばれていた。

原作では小隊内で唯一「ポコペン」という言葉の使用をやめており、完全に地球側に回ったことを認識させる描写も多い[注 13]。アニメでは改名後も「ペコポン」という言葉を使っているが、一部の回では「ちきゅう」と言っていることもあり、中間的な立場を保っている描写が多々ある。地球を愛する気持ちはほぼ原作・アニメ共に変わりは無く、作品内でも全体的に中立的な立場にいる。

トラウマスイッチ多き男

ちょっとしたきっかけでいじめられっ子としての忌まわしい過去を思い出したり、「自分が仲間はずれになっている」と感じたりすることがあり、その時に暗くなり体育座りをし、過去のトラウマを口にしてしまう。この状態を「トラウマスイッチが入る」といい、そうなると途端に使い物にならなくなる。

このギャップは彼のキャラクターを象徴するものの1つにもなっており、劇場版1作目の彼のキャラクター紹介プロフィール欄にも特技の項目欄に「トラウマスイッチON」というものがしっかりと記載されている[3][注 14]

思い出のほとんどがトラウマなので、彼が零夜叉との思い出話を語った際にはタママから「ドロロ兵長にもトラウマ以外の思い出があったんですね」と言われてしまったことがあるなど、作中のキャラクターたちにも彼を象徴するものの1つがトラウマであるということはある程度確立されている模様。

このトラウマスイッチが入った状態はドロロが弱くなる最大の要因ともされているが、トラウマスイッチが入った状態で凍り付けになっていたものの冬眠状態にはなっていなかったことがあった[8]ことから、この状態が一番無敵な状態であるともとれる描写がある。

アニメでは病気のトラウマスイッチのレベルがLv1~7まであるとされており、通常一晩経てば元に戻るが、7までいくと元に戻れなくなるという設定がある[9]。ヒドくなるとドス黒いオーラを発し、誰の声も聞こえなくなる。幼少期にいじめられっ子だった点やよくトラウマスイッチが入る点から、ケロロに「不幸に耐性がある」と言われたことがある[10]

尚このトラウマを引き起こす対象についてだが、そのほとんどは主人公のケロロである。全体的に傍観者だったギロロの時もある[注 15]が、そのほとんどは幼少時代にケロロから「友達」という名目でいじめられていたことがほとんどである。

ちなみにドロロのトラウマに便乗してケロロのトラウマにも変なスイッチが入ることがあり、その際は自分の所業を口走り「ゼロロ君ごめんよ」と謝り続ける。

存在感が薄い

小隊に合流するまで他の隊員たちから忘れられていたことからも分かるように、ドロロは「忘れられやすいキャラ」である。そのために仲間外れにされたりすることがよくあり、アニメでもナレーターにすら無視されることがある。また話している途中で他の者たちが話し始めたりするため、台詞を言い切れないことが多く、ケロロ小隊の歌ではその様子が顕著に表れる。パートナーである小雪には忘れられた事はないが、ドロロが皆に忘れられやすいことは知っている[注 16]

この存在感の薄さが上記のトラウマスイッチを引き起こす要因になっていることも少なくなく、忘れられるとトラウマスイッチが入るために逆に存在感が目立ってケロロたちに気付かれるというシーンも多々ある。

ただし話によっては忘れられていたことが幸いして難を逃れたこともある。

また、武者ケロ関連の話では戦国ラン星の空気が合うらしくいつも以上に自分の存在をアピールすることもあり、クルルからも「いつもより影が黒い[注 17]」と評されていた。

本人はこの存在感の薄さについてはある程度自覚はしているようであり、ゼロロ時代でも何人かの同級生に気付かれていなかったような描写が多々あった。なおこの存在感の薄さはあくまでも「小隊とその関係者の内だけ」というものであり、アサシントップ及び宇宙一武闘会七場所優勝などの経歴から外部の人間からは知名度は高い。原作では二等兵の頃に心技体の全てにおいてアサシントップの成績を収めるも、トップであるがゆえに記憶にも記録にも残らないアサシンの境地を極めることが出来ない、加えてアサシンにそぐわぬドロロの優し過ぎる性格をジララに突きつけられていた。

人物関係

普段は小雪の家に居候しており、彼女と自給自足の生活を送っている。彼女は忍としてのドロロのパートナーであり命の恩人でもある。また、二人は「宇宙を超えた心」をもつ。

小雪以外の地球人では、冬樹の行動に協力する事がある。また、睦実(サブロー)と共に、よく日向家の屋根で将棋をしている。小雪が慕っている夏美とは、その場にいない事が多く、交流は割りと少なめだが、夏美はドロロが地球側であることから好意的に見ていることが多々ある。

ケロロやギロロとは幼少時から一緒に遊んだ幼馴染の間柄。元々彼は転校生であり、ケロロに初めて呼びられたことから親しくなった[6]。彼らとは今でも仲が良いが、ケロロにはいいように扱われることがある。それでもケロロは転校して初めて出来た友達でもあるため、その存在意義はドロロの中で大きく、彼にとってケロロとギロロは大切な友達であるのには変わりはない模様[注 18]。その内気な性格ゆえに友達は少なかったようで、ケロロの「友達じゃないか」という言葉に弱い部分がある。

ジョリリに対しては出会った体験が今でも自身に影響を与えているらしく、深読みをしすぎることがあるという性格がそれの表れとして出ることがたまにある[11][注 19]

クルルとは会話をすることが少なく、タママとの絡みも少ないが、両者ともに一目置いている描写は多々あり、特にタママに対しては先輩として優しく見守っており、タママからも先述の通り常識人として見られている。

ゾルルとは彼からライバル視されるもドロロ自身はまったく覚えておらず、ゾルルを「あの…どちら様でござる?」と忘れており、アニメでは今まで間違えられた自分の名前を言っていた。またその際にジララが遠まわしにゾルルのことを覚えているかと問うも、ドロロはやはり覚えてはいなかった。

ヴァイパーからは「我が永遠のライバル」と勝手に決め付けられているが、ドロロ本人はブラウン管越しにヴァイパーの姿を見た際に「元気そうでなにより」とコメントするほど交友的。

また動物園のベンガルトラの虎男とは一戦交えて互いの力量を認め合い、また忍犬の零夜叉とはドロロの忍術修行の仲間で互いに技を磨きあい、友情を深め合っているなど強い相手と友情を結ぶことが多い。

家族は両親とがいる。はアニメ版で頻繁に登場しているが、父親と弟は本編中に登場していない[注 20]。実家はかなり裕福であり、地球(主に日本製)の玩具を持っている。また裕福だが弁当はキャベツの芯とゴボウの皮の炒め物といった質素なおかずだった[注 21]。ちなみに家族は(不明瞭な父を除いて)全員マスクをしている。

話し言葉の特徴

普段の一人称は「拙者」、語尾に「~でござる」をつけて話す。これは地球に来て忍野村で暮らしてから身に付いたものだが、小雪含めた忍野村の住人達の誰かが使っていたというわけではなく、実際小雪にも「このご時世そんな言葉使いなんかしないよ」と不思議がられていた。呼称には「○○殿」が基本で、ケロロのことは「隊長殿」と呼ぶ[注 22]。二人称は「そなた」もしくは「お主」。

地球に来る前の一人称は「僕」、語尾は「~だよ」調、二人称は「キミ」。この口調はトラウマスイッチが入る時や動揺したときにも同様のケースが現れ、仲間を「君」付けで呼んだり、時々目が涙目状態になりながら口当ての中から鼻水を流す事があるなど全体的に弱々しくなる。

幼年期と、忘れられた時の口癖は「ひどいよ(ケロロ君)」。プライベート度が強い時にもこの傾向がある[注 23]。例外として「幽霊少女に怨念をかけられた時」などの気が狂った時には「でごじゃる」、「でごじゃりまする。」となることがある。『ケロ0 出発だよ! 全員集合!!』では、アサシン訓練の成果なのか、やや感情表現が希薄(特に泣いたとき)であった。また、アニメではテンションが高くなって「俺」と言ったこともある[12]クシャミをする時には「ドロックショッ!!」とクシャミをする[13]

小隊内の無線では自分のことを「ダート1」と言う(dirt=泥)。

その他のエピソード

  • 作者の吉崎観音氏曰く、ドロロは熟考するのに3年かかったキャラクターとのこと。道徳的な意味合いを多く含むような人物像として作ったため、当初はギャグマンガに馴染めるか心配もあったらしいのだが、結果的に「作品に大きな広がりを作ってくれた」と評価している。[14]
  • Yahoo! きっずのケロロ軍曹特集における人気投票ではケロロを抜き1位になっている。テレビ東京の公式サイトで5回行われた人気投票でも第3回・第4回ではケロロを抜いて3位以内に入っている[15]
  • ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊」では、予約特典のクリアファイルに『テイルズ オブ ファンタジア』のクレス・アルベインと共演しているイラストが描かれている(これはドロロの声優・草尾毅がクレスの声を演じていたためである)。ゲームでは占い師から「寒いギャグを言ってる」と言われている(これもクレスと共通している)。ある条件を満たすと、ドロロがクレスの技を覚える。
  • けものフレンズ』とのコラボレーションにて、アニマルガールとなったドロロが登場[16]。声は長妻樹里が担当する。

ドロロが持つ記録の一覧

  • 宇宙一武闘会7場所連続(第一回 - 第七回)優勝
  • 第八回アサシンマジック競技会技能賞
  • 第九回アサシンマジック競技会殊勲賞
  • 第十回アサシンマジック競技会敢闘賞[注 24]
  • 第十一回ケロン星ストリートファイト選手権新人賞
  • 第十二回ケロン星ストリートファイト選手権理事長賞

コスプレ・変身

暗殺兵・白兵戦鬼式(アサシンソルジャー・H-T-Hバトルモード)
原作第125話で登場。全身が黒っぽいアーマーに包まれている、ドロロの強化形態。頭部には角状の物がついている。手がゾルルの手とよく似た形になっている。黒目の部分も普段と違い目付きが鋭くなっている。イースター島での細菌型不定形侵略生命体との戦いの時に変身した。アニメでは『超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!』で初登場し、その後第336話Aパートでも登場した。また『ケロロRPG』でも必殺技使用時にこの形態になり敵撃破時は専用の掛け合いが見られる。
ドロロドラゴン
超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』において竜の書の力を受けドラゴンの姿となったドロロ。口に布を巻き手には刀を持っておりこの刀を使った斬撃を使い攻撃をする。小説版では地割れを起こし、密猟者を裂け目に落としたことから善の心はなくなっていたようであるが、映画版では密猟者の車を壊すのみに留めている。

脚注

注釈

  1. ^ 北米版ケロロ軍曹では、階級が「Lance Corporal DORORO」となっているが、これは「伍長勤務上等兵」という扱いになり多少意味合いが異なってくる。これは北米諸国の陸軍に兵長に相当する階級がないからである。日本語版の公式英訳では「First class private DORORO」(「ドロロ一等兵」の意味)となっている。
  2. ^ しかしアニメ第162話ではマスクをしていたために海苔巻きが食べられず、第197話Bパートでも同様に宇宙恵方巻が、第238話Aパートでは飲み物が飲めなかった。
  3. ^ 口当てが外れたこともあったが、ドロロがうつ伏せに倒れていたため見えない。
  4. ^ この回ではケロロがドロロの口について非常に気になり、小隊員の協力や冬樹の助言を得てドロロの口がどうなっているのか確かめようとするというものであったが、ドロロがものを食べるシーンで蝶が邪魔をする、歯磨きをするシーンで歯磨き粉がケロロとタママの顔にかかる、最後に本人が一瞬だけ口当てをはずすシーンでケロロが接着剤をこぼしたために確認することができなったというオチで終わる。
  5. ^ ただしアニメ320話Aパートでは夏美からお仕置きを受けた他、329話Bパートでは夏美に殴られている。
  6. ^ 誰が置いているのかは不明。メタ的に言えば作品上の演出である。
  7. ^ 基本的に眠らせるだけで、本格的に攻撃するとしても、武器や搭乗機を異次元に落とす程度。しかしアニメ第189話では(低年齢向けに配慮されているとはいえ)明確な殺害行為を行った
  8. ^ 場合によっては侵略とは直接関係ないこともある。
  9. ^ 大概の場合結果が出るが、アリサ=サザンクロスに使った際は「鑑定不能」となるなど鑑定結果が不明瞭であるということが何回かある。
  10. ^ 名前は原作のみ明かされている。
  11. ^ 原作単行本で言えばおおよそ4~6巻あたりに該当する。
  12. ^ ケロン軍本部や母親には知らせていない模様。アニメ版ではゾルルプルルも認識している描写がある。
  13. ^ ただしごく稀に「ポコペン」を使っている描写もある。原作第123話でガルル小隊がケロロ達の個別での侵略ポイントを計測した所、彼は5人の中で一番ポイントが低かった。
  14. ^ そのためか「苦手なもの」の欄には何故かこの"トラウマ"が入っていない。
  15. ^ ただし極稀にギロロ自身も(意図的にしろ無自覚にしろ)いじめを実行したケースがある。
  16. ^ 他のメンバーが別行動を取っていて皆が「誰かいないような」という話になった時に「ドロロならここにいるよ」と差し出されてしまったことがある
  17. ^ 影の部分にまっくろと注釈が入ることがある
  18. ^ なおPlayStation 2用ゲーム『ケロロ軍曹 メロメロバトルロイヤル』及び『ケロロ軍曹 メロメロバトルロイヤルZ』ではケロロのことは嫌いという設定になっている。これは初期のアニメ1stシーズンの設定が反映されているからであり、攻略本には「根に持っている」と解釈されていた。
  19. ^ ただしこれはケロロの推測であり、ジョリリに出会う前から深読みする部分はあった。
  20. ^ 弟はシルエットで時々出てくる(『ケロ0 出発だよ!全員集合!!』では後頭部のみ映った)。父はドロロの話のみにしか登場しない。
  21. ^ 本人曰く「勿体無いから」。小雪によると「お金持ちの人ほど物を大切にする」とのことから、家族は全員温厚であることが窺える。
  22. ^ 原作では冬樹と夏美のことは最初「冬樹氏(うじ)」「夏美氏」と呼んでいたが、最近[いつ?]「殿」になった。
  23. ^ ただし声質は弱くならない。
  24. ^ 「第十回」のふりがなに「だいじゅっかい」と振られていたが誤りである。

出典

  1. ^ 吉崎観音 著「キャラクター超紹介・character plofile 05 ドロロ兵長」、ケロロランド 編『ケロロ軍曹ひみつ超ひゃっか』KADOKAWA、2007年10月、28-31頁。ISBN 9784049250534 
  2. ^ アニメ第54話Bパート「ドロロ 復活の戦士 であります」
  3. ^ a b 映画『超劇場版ケロロ軍曹』冒頭シーンプロフィール欄より
  4. ^ アニメ125話Aパート「ケロロ 仁義なき回転寿司 であります」
  5. ^ 原作第188話「新たなるD…の巻」
  6. ^ a b 原作第140話「捕捉不可能!? 暗殺者襲来!!…の巻」・アニメ第336話Aパート「ドロロ 忍び寄る影 であります」
  7. ^ アニメ第189話「ドロロ 過去からの刺客 であります」
  8. ^ アニメ141話「ケロロ 奥東京氷河期 アリサが出た! であります」
  9. ^ アニメ第64話Bパート「ドロロ トラウマからの脱出 であります」
  10. ^ アニメ第96話Bパート「ケロロ 世にも不幸な物語 であります」
  11. ^ アニメ第162話「ちびケロ あのころジョリリ であります」
  12. ^ アニメ第41話Bパート「ドロロ もーれつに熱血せよ であります」
  13. ^ アニメ第159話Bパート「ケロロ 狙われた小隊 であります」
  14. ^ 吉崎観音「キャラクター大紹介!・No.05 ドロロ兵長」『ケロロ軍曹』 11.5巻、KADOKAWA、2005年12月、22-25頁。ISBN 9784047137752 
  15. ^ テレビ東京 あにてれ 『ケロロ軍曹』キャラクター人気投票 第3期結果発表(2016年2月25日閲覧)。
  16. ^ ジャパリパークにケロロ小隊が出現!”. PR TIMES (2015年3月27日). 2021年5月3日閲覧。

関連項目