ドルオン・アンティゴーン
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ドルオン・アンティゴーン(Druon Antigoon、または ドルーオン Druoon Antigoon)は、アントウェルペンに住んでいたとされる伝説上の巨人である。ラテン語風に Antigonus と綴ることや、フランス語圏では Antigone と綴る場合がある。日本語表記では他に、アンチゴンなど。
スヘルデ川の川岸の城に住む巨人ドルオン・アンティゴーンは、城付近を通り過ぎる船に通行料を求め、それに応じない者に対しては、その手を切り落として河へ放り捨てた。しかし、ついにローマの戦士シルヴィウス・ブラボーがアンティゴーンの息の根を止め、その手を切り落として河へ投げ捨てたという。現在のアントウェルペン市庁舎前には、この伝説を主題とする記念碑「ブラボーの噴水」がある。
アントウェルペンの街の名は、これに由来するという民間語源がある。アントウェルペン#名前の由来を参照されたい[1]。
脚注
[編集]関連項目
[編集]- アントワープの手 - アントウェルペン名物の手形のクッキー。