ドナルドの魔法使い
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ドナルドの魔法使い | |
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Trick or Treat | |
監督 | ジャック・ハンナ |
脚本 | ラルフ・ライト |
製作 | ウォルト・ディズニー |
出演者 | クラレンス・ナッシュ |
音楽 | ポール・J・スミス |
配給 | RKO Radio Pictures |
公開 | 1952年8月19日 |
上映時間 | 約8分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 | ドナルドのアリ騒動 |
次作 | ドナルドの魔法の泉 |
『ドナルドの魔法使い』(ドナルドのまほうつかい、原題:Trick or Treat)は、ウォルト・ディズニー・プロダクション(現:ウォルト・ディズニー・カンパニー)が製作した1952年8月19日公開のアニメーション短編映画作品。ドナルドダック・シリーズの第106作である。
あらすじ
[編集]ハロウィンの夜、ヒューイ、デューイ、ルーイはそれぞれのお化けに変装して、ドナルドの家に訪れたが、お菓子をもらえなかった。失意の中で3人は、そこで本物の魔女ヘイゼルと魔法のほうきのベルゼブブに出会い、ドナルドからお菓子をもらうのを手伝おうとする。しかし、すぐに追い返されてしまい怒り出し、3人と共に作戦を立ててお化けを生み出す薬「魔法のシャワー」を完成して大騒動を起こした。ドナルドは渋々とお菓子を出そうとするが、ヘイゼルから「へなちょこ」と言われてカンカン。鍵を閉めて体内に隠してしまう。するとヘイゼルは魔法のシャワーでドナルドの足を操らせて鍵を出させるが、ドナルドが鍵をすぐに捨ててしまう。怒ったヘイゼルは足を2倍に操らせてドナルドごとドアをノックアウトさせ、3人はお菓子を手に入れることに成功する。ヘイゼルとベルゼブブは、夜が明ける前に3人に別れを告げてどこかへ旅立った。
スタッフ
[編集]- 製作:ウォルト・ディズニー
- 監督:ジャック・ハンナ
- 脚本:ラルフ・ライト
- 音楽:ポール・J・スミス
- 美術:エール・グレイシー
- 背景:
- 原画:ビル・ジャスティス、ドン・ラスク、ヴォルス・ジョーンズ
キャスト
[編集]キャラクター | 原語版 | ディズニープラス配信時 テレビ版かは不明 |
パイオニア版 | ブエナ・ビスタ版 |
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ドナルドダック | クラレンス・ナッシュ | ? | 関時男 | 山寺宏一 |
ヒューイ | 原語流用 | 土井美加 | 坂本千夏 | |
デューイ | 後藤真寿美 | |||
ルーイ | 下川久美子 | |||
ヘイゼル | ジューン・フォーレイ | ? | 福田公子 | 定岡小百合 |
歌うおばけ | ザ・メロメン | グリーン・ブライト | 原語流用 | ? |
ナレーター | - | - | 江原正士 | - |
- 備考
- 日本のディズニープラスでは2022年7月8日から配信されているが、この2種類の吹き替え版とは異なる。ドナルド・ダックが女性の声で、ヒューイ・デューイ・ルーイの声は原語のままになっており、これがテレビの吹き替え版かは不明。なお、ハロウィンの歌については日本語で歌唱されている(ただし、ブエナ版とは歌詞が異なる)。また、原語の上に日本語で吹き替えられている(魔女が喋るシーンを除く)。
- パイオニア版(LD・VHS)ではオープニングがカットされているが、オバケたちが歌うシーンは日本語字幕で表記されている。
日本での公開
[編集]収録
[編集]- 『ドナルドのギャグ・ファクトリー』(DVD、ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント、新吹き替え版)