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トーマス・パノーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トーマス・パノーン
Thomas Pannone
シカゴ・カブス (マイナー)
A級レイクカウンティ・キャプテンズ時代
(2016年8月13日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ロードアイランド州プロビデンス郡クランストン
生年月日 (1994-04-28) 1994年4月28日(30歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2013年 MLBドラフト9巡目
初出場 MLB/ 2018年8月10日
KBO/ 2022年7月14日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

トーマス・エドワード・パノーンThomas Edward Pannone, 1994年4月28日 - )は、アメリカ合衆国ロードアイランド州プロビデンス郡クランストン出身のプロ野球選手投手)。左投左打。MLBシカゴ・カブス傘下所属。

経歴

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プロ入り前

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2012年MLBドラフト33巡目(全体1004位)でシカゴ・カブスから指名されたが、サザン・ネバダ大学英語版へ進学した。

プロ入りとインディアンス傘下時代

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2013年MLBドラフト9巡目(全体261位)でクリーブランド・インディアンスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・インディアンスでプロデビュー。14試合に登板して1勝0敗、防御率9.00、20奪三振を記録した。

2014年もルーキー級アリゾナリーグ・インディアンスでプレーし、11試合(先発7試合)に登板して5勝0敗、防御率3.20、62奪三振を記録した。

2015年はA級レイクカウンティ・キャプテンズでプレーし、27試合(先発20試合)に登板して7勝6敗、防御率4.02、120奪三振を記録した。

2016年はA級レイクカウンティとA+級リンチバーグ・ヒルキャッツでプレーし、2球団合計で25試合(先発24試合)に登板して8勝5敗、防御率2.57、122奪三振を記録した。

2017年はA+級リンチバーグとAA級アクロン・ラバーダックスでプレーした。

ブルージェイズ時代

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2017年7月31日にジョー・スミスとのトレードで、サマド・テイラーと共にトロント・ブルージェイズへ移籍した[1]。移籍後は傘下のAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツでプレーし、移籍前を含めた3球団合計で25試合に先発登板して9勝3敗、防御率2.36、149奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]

2018年3月16日、薬物検査違反で80試合の出場停止となった[3]。6月に処分が明けると、マイナーではA+級ダニーデン・ブルージェイズ、AA級ニューハンプシャー、AAA級バッファロー・バイソンズの3球団でプレーした。8月9日にメジャー初昇格を果たすと、翌10日のタンパベイ・レイズ戦でメジャーデビュー[4]。この年メジャーでは12試合(先発6試合)に登板して4勝1敗、防御率4.19、29奪三振を記録した。

2020年8月24日にDFAとなり[5]、28日にマイナー契約となった[6]。オフの11月2日にFAとなった[7]

エンゼルス傘下時代

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2020年11月16日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結んだ[7]

2021年は、AAA級ソルトレイク・ビーズで24試合に登板し、5勝11敗、防御率7.07という成績だった[7]。オフの11月7日にFAとなった[7]

レッドソックス傘下時代

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2022年3月10日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだ[7]

第一次起亜時代

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2022年6月28日、KBOリーグ起亜タイガースと契約した[8]。14試合に先発登板し、3勝4敗、防御率2.72の成績で、2022年12月5日に自由契約選手として公示された[9]

ブルワーズ時代

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2022年12月20日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結び、[7]、2023年6月28日、ブルワーズでメジャーリーグに昇格し、6月30日、2019年以来4年ぶりにメジャーリーグで登板したが1試合のみで翌7月1日にDFAとなった[10]

第二次起亜時代

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2023年7月6日、起亜タイガースと契約し復帰[11]、起亜の2024年の保留選手名簿に載るも再契約に至らなかった[12]

カブス時代

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2023年12月19日、シカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ[13]

投球スタイル

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フォーシームを主体としており、変化球ではチェンジアップカーブを使用する[14]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2018 TOR 12 6 0 0 0 4 1 0 0 .800 181 43.0 37 7 15 0 2 29 0 0 20 20 4.19 1.21
2019 37 7 0 0 0 3 6 0 1 .333 325 73.0 73 13 31 1 6 69 6 0 51 50 6.16 1.42
MLB:2年 49 13 0 0 0 7 7 0 0 .500 506 116.0 110 20 46 1 8 98 6 0 71 70 5.43 1.34
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手(P)












2018 TOR 12 1 6 0 0 1.000
2019 37 2 3 0 1 1.000
MLB 49 3 9 0 1 1.000
  • 2020年度シーズン終了時

背番号

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  • 45(2018年 - 2019年、2022年、2023年)

脚注

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  1. ^ Blue Jays trade reliever Joe Smith to Indians for prospects」『Sportsnet』(英語)、2017年7月31日。2019年5月13日閲覧
  2. ^ Shi Davidi「Jansen, Tellez among players added to Blue Jays’ 40-man roster」『Sportsnet』(英語)、2017年11月20日。2019年5月13日閲覧
  3. ^ Ben Nicholson-Smith「Blue Jays’ Pannone suspended 80 games after testing positive for PEDs」『Sportsnet』(英語)、2018年3月16日。2019年5月13日閲覧
  4. ^ Tampa Bay Rays at Toronto Blue Jays Box Score, August 10, 2018」『Baseball-Reference.com』(英語)。2019年5月13日閲覧
  5. ^ Thomas Pannone designated for assignment」『www.mlb.com』。2020年8月24日閲覧
  6. ^ Connor Byrne「Blue Jays Option Brandon Drury, Outright Thomas Pannone」『MLB Trade Rumors』(英語)、2020年8月28日。2020年8月29日閲覧
  7. ^ a b c d e f MLB公式プロフィール参照。2023年4月18日閲覧。
  8. ^ KIA 새 외인 투수 토마스 파노니 영입」『KIA TIGERS』2022年6月28日。2023年4月18日閲覧(朝鮮語)
  9. ^ 선수이동현황」『KBO』。2023年4月18日閲覧(朝鮮語)
  10. ^ https://www.mlbtraderumors.com/2023/07/brewers-designate-matt-bush-thomas-pannone.html
  11. ^ https://twitter.com/kiatigers/status/1676840721071087619?s=46&t=eZP8Q-G79vEQv5eJbip1Jg
  12. ^ https://sports.news.naver.com/news?oid=108&aid=0003203104
  13. ^ https://www.cbssports.com/fantasy/baseball/news/cubs-thomas-pannone-signs-with-cubs-as-nri/
  14. ^ Thomas Pannone Pitching Stat Details」『Baseball Cube』。2019年5月13日閲覧

関連項目

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外部リンク

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