トーセンダンス
競走馬におけるトーセンダンスとは、
- 日本の、1995年3月23日生まれの競走馬。父ダンスホール、母スイートシルビー(母父モガミ)。稗田研二厩舎に所属し、通算成績は6戦0勝だが2着が一回あり、総賞金は277万円と2より賞金を稼いでいる。また、2と馬主が同じである[1]。
- 日本の、2002年生まれの競走馬、種牡馬。本項にて記述。
トーセンダンス[2] | |
---|---|
品種 | サラブレッド[2] |
性別 | 牡[2] |
毛色 | 黒鹿毛[2] |
生誕 | 2002年5月5日 |
死没 | 不明(2015年8月1日用途変更) |
父 | サンデーサイレンス[2] |
母 | ダンシングキイ[2] |
母の父 | Nijinsky |
生国 | 日本(北海道千歳市)[2] |
生産者 | 社台ファーム[2] |
馬主 | 島川隆哉[2] |
調教師 | 国枝栄(美浦)[2] |
競走成績 | |
生涯成績 | 1戦0勝[2] |
獲得賞金 | 0円[2] |
トーセンダンス(Tosen Dance、2002年5月5日 - 不明)は日本と競走馬、種牡馬。2002年のセレクトセールにて3億3500万円という当歳馬(0歳馬)としては当時の世界最高落札価格が付けられた。
デビュー前
[編集]2002年、北海道千歳市の社台ファームで生まれる。同じ社台ファームの同期生には秋華賞を制したエアメサイア、中山大障害を制したマルカラスカル、シンガポール航空インターナショナルカップを制したシャドウゲイトや重賞馬のアグネスジェダイ、デアリングハートなどがいる。
7月、セレクトセールに上場され、全兄姉にGI馬がいる血統のよさから3億3500万円(税込3億5175万円)で島川隆哉が落札した。このセリ市にはウインドインハーヘアの2002(のちのディープインパクト)も上場され7000万円で金子真人に落札されている。
競走馬時代
[編集]2005年4月3日、デビュー戦となった中山競馬場での3歳未勝利戦(芝1800メートル)では、後藤浩輝が騎乗し単勝4番人気の評価だったが、スタートで出遅れて最後の直線でも伸びず、シャドウゲイトに逃げ切られ12着に終わった[4]。1戦0勝という成績を残し、6月15日付けでJRAの競走馬登録を抹消されて引退した。
競走成績
[編集]以下の内容は、netkeiba.com[5]およびJBISサーチ[6]に基づく。
年月日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 頭数 | 枠番 | 馬番 | オッズ (人気) |
着順 | 騎手 | 斤量 | 距離(馬場) | タイム (上り3F) |
タイム 差 |
勝ち馬/(2着馬) | ||
2005. | 4. | 16 | 中山 | 3歳未勝利 | 14 | 7 | 11 | 6.2(4人) | 12着 | 後藤浩輝 | 56 | 芝1800m(良) | 1:53.0 (36.6) | 2.9 | シャドウゲイト |
種牡馬時代
[編集]2006年よりレックススタッドにて種牡馬となる[7]。初年度の種付け料は受胎後30万円、産駒誕生後50万円で設定された[3]。初年度産駒から紫苑ステークスを勝ち、福島記念で2着となったディアアレトゥーサを出し、3年目産駒からは菊花賞で3着となったユウキソルジャーを出した。2013年よりエスティファームへ移動、2015年8月1日付で用途変更となり[8]、種牡馬を引退した。
主な産駒
[編集]- 2007年産
- ディアアレトゥーサ(紫苑ステークス)[9]
- ビービースカット(東京ジャンプステークス2着)[10]
- 2008年産
- 2009年産
- 2011年産
母の父として主な産駒
[編集]- フォークローバー(2020年、2021年佐賀オータムスプリント)父トーセンブライト
- トーセンブル(2021年六甲盃、2022年オグリキャップ記念)父トーセンブライト
- セシール(2020年OROオータムティアラ、2020年イーハトーブマイル)父トーセンジョーダン
血統表
[編集]トーセンダンスの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ヘイロー系(サンデーサイレンス系) |
[§ 2] | ||
父 * サンデーサイレンス Sunday Silence 1986 青鹿毛 |
父の父 Halo1969 黒鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to | |
Nothirdchance | ||||
Cosmah | Cosmic Bomb | |||
Almahmoud | ||||
父の母 Wishing Well1975 鹿毛 |
Understanding | Promised Land | ||
Pretty Ways | ||||
Mountain Flower | Montparnasse | |||
Edelweiss | ||||
母 *ダンシングキイ Dancing Key 1983 鹿毛 |
Nijinsky II 1967 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Flaming Page | Bull Page | |||
Flaring Top | ||||
母の母 Key Partner1976 黒鹿毛 |
Key to the Mint | Graustark | ||
Key Bridge | ||||
Native Partner | Raise a Native | |||
Dinner Partner F-No.7 | ||||
母系(F-No.) | 7号族(FN:7) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Almahmoud4×5=9.38%、Blue Swords・Bluehaze5×5=6.25%、Native Dancer5×5=6.25% | [§ 4] | ||
出典 |
脚注
[編集]- ^ “トーセンダンス (1995)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “トーセンダンス”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月26日閲覧。
- ^ a b “21日レックススタッドで種牡馬展示会を開催”. 競走馬のふるさと案内所 馬産地ニュース. 公益社団法人日本軽種馬協会 (2006年2月23日). 2019年8月26日閲覧。
- ^ “トーセンダンス、デビュー戦は12着”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2005年4月3日). 2019年8月26日閲覧。
- ^ “トーセンダンスの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年8月26日閲覧。
- ^ “トーセンダンス 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月26日閲覧。
- ^ “ダンス弟、未勝利で種牡馬入り”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2005年6月11日). 2019年8月26日閲覧。
- ^ “2015年供用停止種雄馬一覧” (PDF). 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル (2016年). 2019年8月26日閲覧。
- ^ “ディアアレトゥーサ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月26日閲覧。
- ^ “ビービースカット|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2024年10月18日閲覧。
- ^ “シービスティー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月26日閲覧。
- ^ “ユウキソルジャー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月26日閲覧。
- ^ “トーセンシルエット”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月26日閲覧。
- ^ a b “トーセンダンス 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月26日閲覧。
- ^ a b “トーセンダンスの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年8月26日閲覧。