トンボー (小惑星)
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トンボー 1604 Tombaugh | |
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仮符号・別名 | 1931 FH |
分類 | 小惑星 |
軌道の種類 | 小惑星帯 (エオス族) |
発見 | |
発見日 | 1931年3月24日 |
発見者 | カール・ランプランド |
軌道要素と性質 元期:2007年10月27日 (JD 2,454,400.5) | |
軌道長半径 (a) | 3.026 AU |
近日点距離 (q) | 2.735 AU |
遠日点距離 (Q) | 3.317 AU |
離心率 (e) | 0.096 |
公転周期 (P) | 5.26 年 |
軌道傾斜角 (i) | 9.379 度 |
近日点引数 (ω) | 36.166 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 309.257 度 |
平均近点角 (M) | 47.225 度 |
物理的性質 | |
直径 | 32.33 km |
自転周期 | 7.04 時間 |
スペクトル分類 | XSCU / Xc |
絶対等級 (H) | 10.53 |
アルベド(反射能) | 0.1038 |
色指数 (B-V) | 0.751 |
色指数 (U-B) | 0.373 |
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トンボー (1604 Tombaugh) は、小惑星帯に位置する小惑星。
発見
[編集]1931年3月24日、アメリカのアリゾナ州フラッグスタッフにあるローウェル天文台で、カール・オットー・ランプランドによって発見された。トンボーはランプランドが発見した唯一の小惑星である。
この天体の姿を捉えた写真乾板(天体写真)は、クライド・トンボーが撮影したものである[1]。パーシヴァル・ローウェルの遺志を受け継ぎ、ローウェル天文台で新惑星の探査にあたったトンボーは、1930年2月18日に冥王星を発見した。しかし、冥王星は予想よりも小さく、ローウェル天文台ではトンボーらによるブリンクコンパレーターを用いての掃天観測が継続された。この小惑星の発見は、その副産物である。
名称
[編集]冥王星の発見者として知られる天文学者クライド・トンボーに因む[1]。
1980年2月18日、冥王星の発見50年を記念して開かれたシンポジウムに際して、ローウェル天文台はこの小惑星に「トンボー」と名付けた[1]。命名は1980年4月の小惑星回報(MPC 5280)で公表された。
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- トンボーの軌道要素(JPL、英語)
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