トリスタンとイゾルデ (宝塚歌劇)
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『トリスタンとイゾルデ』は、宝塚歌劇団のミュージカル。中世ヨーロッパの物語『トリスタンとイゾルデ』を題材とする。
雪組 宝塚大劇場公演
[編集]形式名は「ミュージカル・ロマンス」[1]。26場[1]。公演期間は1968年6月29日から7月29日[1]まで。新人公演は7月20日[2]。併演は『愛と夢とパーティ』[2]。
ストーリー
[編集]- ※宝塚歌劇100年史の宝塚大劇場公演[3]を参考にした。
マルク王の甥のトリスタンは勇敢で王の信頼も厚い。それを妬んだもう一人の甥のメトーロの策略で、宿敵のアイルランドの王女・イゾルデを王妃として迎えに行くことになる。森に棲むドラゴンを倒し、姫を連れ帰ることができるが、侍女が「愛の秘薬」を2人に飲ましてしまう。
スタッフ
[編集]- 作・演出[1]:白井鐵造
- 作曲[1]:高井良純、吉崎憲治
- 音楽指揮[1]:野村陽児
- 振付[1]:喜多弘
- 擬斗[1]:二階堂武
- 装置[1]:石浜日出雄
- 衣装[1]:小西松茂
- 照明[1]:今井直次
- 小道具[2]:生島道正
- 効果[2]:村上茂
- 録音[2]:松永浩志
- 演出補[2]:大関弘政
- 演出助手[2]:岡田敬二
- 制作[2]:野田浜之助
主な出演者
[編集]本公演(配役も含む)
- トリスタン:真帆志ぶき[1]
- イゾルデ:加茂さくら[1]
- マルク王:打吹美砂[1]
- ゴルヴナル:美吉左久子[1]
- フロサン:大路三千緒[1]
- アイルランド王妃:松本悠里[1]
- リダン:岸香織[1]
- メロート:牧美佐緒[1]
- モリオール、カエルダン:亜矢ゆたか[1]
- アイルランド王:楠かおる[1]
- リスナール:竹里早代[1]
- 白い手のイゾルデ:大原ますみ[1]
- 吟遊詩人:汀夏子[1]
新人公演
雪組 東京宝塚劇場公演
[編集]出典[4]
公演期間は1968年9月1日から9月17日まで。併演は『シャンゴ』。
主なスタッフに白井鐡造がいる。
雪組 宝塚・東京以外の公演
[編集]出典[5]
公演地は名古屋・中日劇場。公演期間は1968年10月4日から10月13日まで。併演は『藍と白と紅』。
主なスタッフに白井鐡造がいる。
関連項目
[編集]- ル・ポアゾン 愛の媚薬1990年の宝塚歌劇団レビュー作品
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』(宝塚歌劇団)
- 『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』(宝塚歌劇団)
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。