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トラビス・レイキンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トラビス・レイキンス
Travis Lakins
ランカスター・バーンストーマーズ
ボストン・レッドソックス時代
(2019年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 オハイオ州ミドルタウン
生年月日 (1994-06-29) 1994年6月29日(30歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2015年 MLBドラフト6巡目
初出場 2019年4月23日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

トラビス・クレイ・レイキンス・シニアTravis Clay Lakins Sr., 1994年6月29日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州ミドルタウン出身のプロ野球選手投手)。右投右打。アメリカ独立リーグアトランティックリーグランカスター・バーンストーマーズ所属。

経歴

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プロ入りとレッドソックス時代

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2015年MLBドラフト6巡目(全体171位)でボストン・レッドソックスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級ローウェル・スピナーズ英語版でプロデビュー。この年は1試合に登板したのみだった。

2016年はA+級セイラム・レッドソックスでプレーし、19試合(先発18試合)に登板して6勝3敗、防御率5.93、79奪三振を記録した。

2017年はA+級セイラムとAA級ポートランド・シードッグスでプレーし、2球団合計で15試合に先発登板して5勝4敗、防御率4.21、62奪三振を記録した。

2018年はAA級ポートランドとAAA級ポータケット・レッドソックスでプレーし、2球団合計で36試合(先発3試合)に登板して3勝2敗3セーブ、防御率2.32、57奪三振を記録した。オフの11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]

2019年は開幕をAAA級ポータケットで迎え、4月23日にメジャー初昇格を果たした[2]。同日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビュー[3]。この年メジャーでは16試合(先発3試合)に登板して0勝1敗、防御率3.86、18奪三振を記録した。

2020年1月17日にDFAとなった[4]

オリオールズ時代

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2020年1月21日に後日発表選手[注 1]とのトレードで、シカゴ・カブスへ移籍した[6]

その後、1月31日にウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍した[7]。この年は22試合に登板して3勝2敗1セーブ、防御率2.81、25奪三振を記録した。

2021年は24試合に登板して1勝4敗、防御率5.79、24奪三振を記録した。シーズン最後の登板は6月29日で、直後の7月には痛めていた右肘の手術を受けた。レギュラーシーズン終了後の10月14日にマイナー契約で傘下のAAA級ノーフォーク・タイズへ配属された[8]

2022年はAAA級ノーフォークで開幕を迎えた。4月15日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[9]。その後、再び右肘を痛めて5月20日に故障者リスト入りし、同リストから復帰の8月31日にマイナー契約でAAA級ノーフォークへ配属された[10]。結局、この年メジャーではわずか6試合の登板に留まり、10月6日にFAとなった。

独立リーグ時代

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2023年4月17日にアトランティックリーグランカスター・バーンストーマーズと契約した[11]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2019 BOS 16 3 0 0 0 0 1 0 1 .000 102 23.1 23 1 10 1 1 18 1 0 11 10 3.86 1.41
2020 BAL 22 0 0 0 0 3 2 1 1 .600 116 25.2 25 2 13 0 2 25 3 0 11 8 2.81 1.48
2021 24 1 0 0 0 1 4 0 3 .200 123 28.0 23 4 17 0 1 24 4 1 23 20 5.79 1.43
2022 6 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 50 10.1 14 3 6 0 1 8 1 0 11 11 9.58 1.94
MLB:4年 68 4 0 0 0 4 8 1 5 .333 391 87.1 85 10 46 1 5 75 9 1 53 47 4.84 1.50
  • 2022年度シーズン終了時

背番号

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  • 65(2019年 - 同年途中)
  • 56(2019年途中 - 同年終了)
  • 70(2020年 - 2021年)
  • 54(2022年)

脚注

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注釈

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  1. ^ 2020年3月23日にジョニー・ペレダと発表されている[5]

出典

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  1. ^ Christopher Smith (2018年11月20日). “Boston Red Sox 40-man roster: Michael Chavis, Travis Lakins, Darwinzon Hernandez expected to be added Tuesday” (英語). Masslive.com. 2020年10月18日閲覧。
  2. ^ Chris Cotillo (2019年4月23日). “Boston Red Sox call up Darwinzon Hernandez, Travis Lakins; Bobby Poyner optioned to Pawtucket” (英語). Masslive.com. 2020年10月18日閲覧。
  3. ^ Detroit Tigers at Boston Red Sox Box Score, April 23, 2019” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年10月18日閲覧。
  4. ^ Connor Byrne (2020年1月17日). “Red Sox Designate Travis Lakins” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月18日閲覧。
  5. ^ Steve Adams (2020年3月23日). “Red Sox Acquire Jhonny Pereda From Cubs To Complete Travis Lakins Trade” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月18日閲覧。
  6. ^ Steve Adams (2020年1月21日). “Red Sox Trade Travis Lakins To Cubs, Outright Bobby Poyner” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月18日閲覧。
  7. ^ Steve Adams (2020年1月31日). “Orioles Claim Travis Lakins, Designate Stevie Wilkerson” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月18日閲覧。
  8. ^ Anthony Franco (2021年10月14日). “Diamondbacks Claim Zack Burdi Off Waivers From Orioles” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年10月17日閲覧。
  9. ^ Steve Adams (2022年4月15日). “Orioles Place John Means On Injured List, Select Travis Lakins” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年4月27日閲覧。
  10. ^ Anthony Franco (2022年8月31日). “Orioles Outright Travis Lakins Sr.” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年9月12日閲覧。
  11. ^ STORMERS SIGN EX-ORIOLE LAKINS”. Lancaster Barnstormers (2023年4月17日). 2023年5月27日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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