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トゲウミヘビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トゲウミヘビ
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : ヘビ亜目 Serpentes
: コブラ科 Elapidae
亜科 : ウミヘビ亜科 Hydrophiinae
: トゲウミヘビ属 Lapemis
: トゲウミヘビ L. curtus
学名
Lapemis curtus
(Shaw, 1802)

トゲウミヘビは、コブラ科トゲウミヘビ属に分類されるウミヘビの一種である。

分布

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東南アジアからオーストラリアの沿岸、ペルシャ湾にかけて生息[1]。日本には漂流した個体が漂着した事例はあるが、生息はしていないと考えられる[1][2]

形態

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全長60-120cm。頭部が大きく[1][2]、体型は太く短い[1][2]。体色は白い肌の上に黒褐色の横帯が描かれている[1][2]腹板は狭くなり鱗と区別がつかないほど[2]で、殆ど存在しなくなっている[1]。尾は鰭状でやや青みのある黒色を帯びる[1]。成熟した雄の腹面にある鱗から棘状の突起物が発達し[1][2]、それが名前の由来になっている[2]

生態

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砂泥質の海底に生息[1]。魚などの他、イカ類も捕食する[1]

毒性

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強い神経毒を持つ[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 原色爬虫類・両生類検索図鑑(北隆館ISBN 978-4-8326-0756-9
  2. ^ a b c d e f g 決定版 日本の両生爬虫類(平凡社ISBN 4-582-54232-8