デパートメント・ストア (宝塚歌劇)
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『デパートメント・ストア』は、宝塚歌劇団の舞台作品。雪組[1][2]公演。形式名は「住友VISAシアター ショー」[1][2]。12場[1][2]。
作・演出は正塚晴彦[1][2]。併演作品は『凱旋門』[3][2]。
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[4]参考。
アメリカ合衆国の大都会が舞台。好景気に浮かれるデパートでは、社長のリッチーや店員が客と共にエネルギッシュに歌い踊っている。そこに紛れ込んできたフレックスはエレベーターガールのジャネットと知り合い恋が生まれる。やがて好景気は終わり、デパートはゴーストタウンのようになる。老舗百貨店が時代の移り変わりと共にリニューアルオープンするまでのプロセスをモチーフにした、ファッショナブルで小粋なショー。
正塚晴彦が初めて大劇場でショーを作・演出した作品。
公演期間と公演場所
[編集]- 2000年6月30日 - 8月14日[1] 宝塚大劇場 *初演
- 2000年9月22日 - 10月29日[2] TAKARAZUKA1000days劇場(東京)
スタッフ
[編集]※氏名の後ろに「宝塚」「東京」の文字がなければ両劇場共通。
- 作曲・編曲[1][2]:高橋城/宮原透/鞍富真一
- 音楽指揮[1][2]:岡田良機
- 振付[1][2]:伊賀裕子/上島雪夫/川崎悦子
- 装置[1][2]:大橋泰弘
- 衣装[1][2]:任田幾英
- 照明[1][2]:勝柴次朗
- 歌唱指導[1][2]:楊淑美
- 音響[1][2]:加門清邦
- 小道具[1][2]:伊集院撤也
- 効果[5][2]:扇野信夫
- 演出助手[3][2]:児玉明子
- 振付助手[3][2]:渡辺聡美
- 音楽助手[3][2]:木川田新
- 衣装補[3][2]:河底美由紀
- 装置助手[3][2]:國包洋子
- 小道具補[3][2]:福原徹
- 舞台進行[3][2]:恵見和弘
- 舞台監督[2]:藤村信一(東京)/木村信也(東京)/中村兆成(東京)/林田勇吾(東京)
- 舞台美術製作[3][2]:株式会社宝塚舞台
- 演奏[3]:宝塚歌劇オーケストラ(宝塚)
- 録音演奏[2]:宝塚歌劇オーケストラ(東京)
- 制作[3][2]:村上信夫
特別出演
[編集]※氏名の後ろの()は2000年当時の所属組。
主な配役
[編集]宝塚
- フレックス - 轟悠[3]
- ジャネット - 月影瞳[3]
- リッチー - 香寿たつき[3]
- 店員・男、マネージャー・ゾンビ、マネージャー - 汐風幸[3]
- 店員・男、産業テロリスト、ドアボーイ - 安蘭けい[3]
- 店員・男、ドアボーイ - 成瀬こうき[3]
- 店員・男、ドアボーイ - 朝海ひかる[3]
- ティディー - 矢代鴻[3]
東京の変更点
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。