デジタルピンボール
デジタルピンボール (Digital Pinball) は、カゼ (KAZe Co.,Ltd.) より発売されたセガサターン用ピンボールゲームのシリーズ。後にKAZeのピンボールゲームのブランド名となった。
セガサターン版はインターレースモードを使った高解像度表示が特徴であるほか、ゲーム用に設計された複数のピンボール台が収録されており、詳細なインストラクションマニュアルによって各台のルールが説明されている。ゲームデザインおよびグラフィックデザインは小林孝志。
ラストグラディエーターズ
[編集]ジャンル | デジタルピンボール |
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対応機種 |
セガサターン iOS(Ver.2010) |
開発元 |
KAZe ビサイド(Ver.2010) |
発売元 |
KAZe ビサイド(Ver.2010) |
人数 | 1人用 |
メディア |
CD-ROM ダウンロード(Ver.2010) |
発売日 |
1995年6月23日 1997年9月11日(Ver.9.7) 2010年4月22日(Ver.2010) |
『ラストグラディエーターズ』(LAST GLADIATORS)は、剣闘士をモチーフにした台など4つのピンボール台を収録している。1997年にはボールの挙動の修正などを施したバージョンアップ版『ラストグラディエーターズ Ver.9.7』が発売された。音楽担当はダグ・アルドリッチ、高濱祐輔。
2010年4月にはビサイドよりiPhone移植版がリリースされた(KAZe監修)。Ver.9.7をベースとしたVer.2010となっている。GLADIATORSのみ収録で、残りの3台はアドオン購入となる。同年6月のアップデートでiPadに対応したほか、筐体のバックボックスとプレイフィールドが同時表示される縦画面モードが追加された。2018年時点では既に配信終了となっている。
- GLADIATORS
- KNIGHT OF THE ROSES
- DRAGON SHOWDOWN
- WARLOCK
ネクロノミコン
[編集]ジャンル | デジタルピンボール |
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対応機種 | セガサターン |
発売元 | KAZe |
人数 | 1~2人用 |
メディア | CD-ROM |
発売日 | 1996年11月15日 |
『ネクロノミコン』(NECRONOMICON)は、「ネクロノミコン」というタイトル通り、クトゥルフ神話をモチーフにした3つのピンボール台を収録している。前作よりも台数は減ったが、透明度の高いランプレーン、台の装飾が変形するといった実機ではありえないギミックや最大7球が排出されるマルチボールモードおよびフィーチャーラウンドなど、プレイ演出が強化されている。音楽担当はドリーム・シアターのジョン・ペトルーシ、高濱祐輔。
- ARKHAM
- CULT OF THE BLOODY TONGUE
- DREAMLANDS
ブランドとしてのデジタルピンボール
[編集]『ネクロノミコン』より「デジタルピンボール」(Digital Pinball)のロゴが用いられるようになった。○にDP(「D」は左右反転)のデザイン。登録商標化されている。
セガサターン版のスタッフ退社後はKAZeのピンボールゲームのブランドとなり、監修のみの作品にもデジタルピンボールの名が冠されている。