ディスカバリー (エレクトリック・ライト・オーケストラのアルバム)
『ディスカバリー』 | ||||
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エレクトリック・ライト・オーケストラ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | Jet/Epic/Sony | |||
プロデュース | ジェフ・リン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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エレクトリック・ライト・オーケストラ アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Shine a Little Love」 - YouTube 「Confusion」 - YouTube 「The Diary Of Horace Wimp」 - YouTube 「Last Train to London」 - YouTube 「Don't Bring Me Down」 - YouTube |
『ディスカバリー』 (Discovery) は、1979年に発表されたエレクトリック・ライト・オーケストラ (ELO) のアルバム。
概要
[編集]アルバム名は、メンバーのリチャード・タンディが「very disco」(すごくディスコ向き)という言葉を入れ替えて付けたものという逸話があるほど、ディスコ調の曲が目立つ。また、リーダーのジェフ・リンが再婚を控えた時期の製作だったこともあり、ラブソングが多いのも特徴。
これまでのELOの音楽性は、ストリングスを多用した壮大なスケールの作品が目立ったが、本作はグループからストリングス担当メンバーを解雇した上で、ストリングスはすべて大編成のオーケストラによるものになった。その上で、シンセサイザーをこれまで以上に利用し、楽曲自体もポップでコンパクトなものに変貌した。結果的には、そうした路線に変えたことが大きな成功へと繋がった。次作『タイム』ではストリングスを大幅に減らし、キーボードサウンドを主軸としたため、ストリングスによるELOサウンドを聴ける最後のオリジナルアルバムとなった。ちなみに、実際は前作『アウト・オブ・ザ・ブルー』のレコーディングにもストリングス担当のメンバーは3人はほぼ参加していなかった。
アルバムには「シャイン・ラヴ」「ロンドン行き最終列車」「ドント・ブリング・ミー・ダウン」など、ELOの代表曲が数多く含まれている。
2001年にはリマスター盤が発売され、未発表曲やデモ・ヴァージョンがボーナス・トラックとして追加収録された。
セールス
[編集]全英第1位を5週間キープし、1979年の年間アルバム・チャートでも第2位となる大ヒットを記録した。アメリカでも5位まで上がり、200万枚を売り上げた。世界的なセールスで見ると、最も成功したELOのアルバムとなった。
収録曲
[編集]- シャイン・ラヴ - Shine A Little Love
- シングルカットされた。アルバムを象徴するかのようなディスコソング。
- コンフュージョン - Confusion
- 「ロンドン行き最終列車」と両A面でシングルカットされた。「シャイン・ラブ」ともども、シンセサイザーの多用が目立つサウンド。
- ニード・ハー・ラヴ - Need Her Love
- ホレスの日記 - The Diary Of Horace Wimp
- シングルカットされた。ホレスという名の若者の恋物語を日記形式で語る。前作『アウト・オブ・ザ・ブルー』収録の「ミスター・ブルー・スカイ」を想起させる曲調。「コンフュージョン」と並んでヴォコーダーが目立つ曲でもある。
- ロンドン行き最終列車 - Last Train To London
- 「コンフュージョン」と両A面でシングルカットされた。
- ミッドナイト・ブルー - Midnight Blue
- オン・ザ・ラン - On The Run
- アルバム内で唯一、シングルとしてリリースされていない曲。この曲のイントロは、ジェフ曰く「世界一苛立つイントロ」を目指して作ったという。
- ウィッシング - Wishing
- ドント・ブリング・ミー・ダウン - Don't Bring Me Down
- レコーディングの土壇場に書かれた曲で、ELOの楽曲では初めてストリングスが一切入っていない。シングルカットされ、大ヒットとなる。これまでのELOと区別をつけるという点で重要な曲となった。
- リマスター盤ボーナス・トラック
- オン・ザ・ラン (ホーム・デモ) On The Run (Home Demo)
- セカンド・タイム・アラウンド (ホーム・デモ) Second Time Around (Home Demo)
- 未発表デモ。
- リトル・タウン・フラート Little Town Flirt
- 未発表曲。デル・シャノンのカバー。