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ティアフォー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社ティアフォー
TIER IV, Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
450-6323
愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1番3号
名古屋大学オープンイノベーション拠点
設立 2015年12月
業種 情報・通信業
法人番号 6180001121235
事業内容 自動運転関連ソフトウェアの開発・サービス提供
代表者 武田一哉(代表取締役社長)[1]
加藤真平(創業者・最高技術責任者)
外部リンク https://tier4.jp/
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株式会社ティアフォー英語: TIER IV, Inc.)は、愛知県名古屋市中村区に本社を置く日本のソフトウェア企業。自動運転車オペレーティング・システムAutowareや、小型自動運転モビリティの開発を行っている[2]

概要

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名古屋大学発のベンチャー企業である。2015年、名古屋大学で准教授を務めていた加藤真平が中心となって設立した[3]。当初、加藤は大学で開発していた自動運転ソフトウェアを「他の人にも使ってもらいたい」という程度の気持ちで公開した。すると、他に同様のソフトウェアが存在せず、需要があることが判明したため、「これは大学でやっていてももったいない」として法人の設立に至ったという[3]

自動運転分野の開発はGoogleなどが大きく先行している。そのため、1社で自動運転ソフトウェアを開発しても追いつけないと判断し、オープンソースにより世界中の開発者・企業と共同開発する戦略を採っている[4]。主力製品のAutowareは無償で公開されているが、同製品を使用した実験や開発のコンサルティングにより収益を得るビジネスモデルを採っている[4]

沿革

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  • 2015年12月 - 設立[5]
  • 2017年12月 - 公道実証実験を初めて実施[5]
  • 2020年12月 - TIER IV North Americaを設立[5]

主な製品・サービス

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Autoware

自動運転車用のオペレーティング・システム。オープンソース・ソフトウェアであり、同社以外も開発に参画している。

Web.Auto

Autowareを用いたビジネスや開発のためのWebプラットフォーム。

Pilot.Auto

Autowareを用いた自動運転システムのリファレンス実装。

関連会社

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  • 株式会社マップフォー
  • 株式会社エンブフォー
  • 株式会社ブレインフォー
  • 株式会社パーセプションエンジン
  • 株式会社Human Dataware Lab
  • 株式会社シナスタジア
  • 株式会社フィールドオート

脚注

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  1. ^ 世界を牽引する自動運転ベンチャー 見据える将来像とは?(事業構想)”. 2021年9月26日閲覧。
  2. ^ 横芝光町が自動運転バスの通年運航開始|スマートモビリティJP(モーターマガジン社)”. 2024年3月21日閲覧。
  3. ^ a b 自動運転のティアフォー加藤氏「皆で作ればグーグルに勝る」”. 日経ビジネス. 2021年9月26日閲覧。
  4. ^ a b 2021年3月1日(月)独自戦略で世界に挑む 自動運転ベンチャー”. おはBiz NHKニュース おはよう日本. 2021年9月26日閲覧。
  5. ^ a b c Company”. 株式会社ティアフォー. 2021年9月26日閲覧。

外部リンク

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