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ツーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ツーク
Zug
スイスの旗
ツーク湖上にある噴水
ツーク湖上にある噴水
ツークの市章
基礎自治体(Einwohner Gemainde)
位置
ツーク州の地図の位置図
ツーク州の地図
位置
ツークの位置(スイス内)
ツーク
ツーク
ツーク (スイス)
座標 : 北緯47度10分0秒 東経8度31分0秒 / 北緯47.16667度 東経8.51667度 / 47.16667; 8.51667
行政
スイスの旗 スイス
  (Kanton)
Wappen des Kantons Zug
Wappen des Kantons Zug
ツーク州
  (Amtsbezirk) -
 基礎自治体(Einwohner Gemainde) ツーク
地理
面積  
  基礎自治体(Einwohner Gemainde) 21.61 km2 (8.34 mi2)
標高 425 m
人口
人口 (2015年12月現在)
  基礎自治体(Einwohner Gemainde) 29,256[1]
    人口密度   1,400人/km2(3,500人/mi2
その他
等時帯 中央ヨーロッパ時間 (UTC+1)
夏時間 中央ヨーロッパ夏時間 (UTC+2)
公式ウェブサイト : www.stadtzug.ch

ツーク(Zug)は、スイスツーク州基礎自治体 ( アインヴォーナーゲマインデ)で、同州の州都。1900年の人口は6,508人であったのが、2015年現在2万9256人を数える。住民のほとんどはローマ・カトリック教徒である。ドイツ語圏である。

税率が低いことから、数多くの多国籍企業の本部がある。

地理

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ツーク山de:Zugerberg)の麓、ツーク湖の北東の端に位置する。ツーク山の山裾では果樹栽培が行われている。チューリッヒルツェルンの中間にあたる。

歴史

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1240年の記録に、ツークに関する初めての記述がある。1242年にはオッピドゥム、1255年にはカストルムと呼ばれていた。1273年に神聖ローマ皇帝ルドルフ1世は、キーブルクの女子相続人で、ハプスブルク家の分家の当主であったエーベルハルトの妻アンナからツークを購入した。

名物

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町の名前がついたツガー・キルシュトルテ(Zuger Kirschtorte)というレイヤーケーキがある。ナッツ入りのメレンゲ生地とスポンジ生地をキルシュワッサー(さくらんぼのブランデー)入りのバタークリームで重ね、アーモンドで飾ったもの。当地の菓子職人Heinrich Höhnが1921年に考案し、数々の賞を得て有名になった。オリジナルはTreichler社が引き継いでいるが[2]、各菓子店が思い思いのものを出している。 

伝説

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「湖に沈んだ町」という伝説が残っている。妖精が人間に恋をして結婚し、海底で暮らしはじめるが、夫が故郷を懐かしむ姿を見て気の毒に思い、魔法で町全体を沈ませてしまう。今でも湖の底から教会の音が聞こえたり、湖の底に暮らす人々が見えたりするという言い伝えがある(スイスの伝説より)。

脚注

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  1. ^ Ständige und nichtständige Wohnbevölkerung nach institutionellen Gliederungen, Geburtsort und Staatsangehörigkeit スイス連邦統計局、2017年1月29日閲覧。
  2. ^ http://www.zuger-kirschtorte.ch/

外部リンク

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