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ツマキチョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ツマキチョウ
ツマキチョウのメス(2006年4月撮影)
分類
: 動物界 Animalia
: 足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: シロチョウ科 Pieridae
亜科 : シロチョウ亜科 Pierinae
: ツマキチョウ属 Anthocharis
: ツマキチョウ A. scolymus
学名
Anthocharis scolymus
(Butler)
和名
ツマキチョウ

ツマキチョウ(褄黄蝶 学名Anthocharis scolymus)は、チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科シロチョウ科に分類されるチョウの1種。

概要

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モンシロチョウより一回り小さく、前翅長20 - 30mm。雄は前翅表の先端が橙色であるが、雌では灰色である。後翅の裏は草ずり模様になっている。

他のシロチョウに比べて直線的な飛び方なので飛んでいても区別は容易。暖かくて日当たりのよい日にはよく活動するが、天気の悪い日は活動を停止する。

年1回、3 - 5月の間だけに現れる。夏から冬の間をで過ごし、翌春羽化するが、稀に2冬あるいは3冬を過ごして羽化する場合もあることが報告されている。食草はオオアラセイトウタネツケバナハタザオナズナなどの野生種や、ダイコンカラシナなどの栽培種で、の付近によく産卵され、幼虫果実を好んで食べる。

分布

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国内では北海道から九州種子島屋久島に分布。国外ではロシア沿海、朝鮮半島中国大陸

参考文献

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  • 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6
  • 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2

関連項目

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