ダリオ・バルジュー
ダリオ・バルジュー | |
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基本情報 | |
国籍 | イタリア |
出身地 | サルディニア島 |
生年月日 | 1976年8月24日(48歳) |
身長 | 161cm[1] |
体重 | 52kg[1] |
血液型 | A型[1] |
騎手情報 | |
初免許年 | 1999年 |
ダリオ・バルジュー(Dario Vargiu、1976年8月24日 - )は、イタリアのサルディニア島出身の騎手である。
来歴
[編集]1999年、イタリアの騎手免許を取得する。2001年には850戦120勝でイタリアのリーディング4位となる。
2002年にはファルブラヴに騎乗しイタリア共和国大統領賞、ミラノ大賞典を優勝した(ジャパンカップはランフランコ・デットーリ騎乗)。
2003年にはレヴィエデイコロリとのコンビでヴィトリオディカプア賞(伊G1)を制すなどの活躍で獲得賞金1位となった。
2005年には669戦85勝でリーディング12位、2006年は989戦183勝でリーディング1位(リーディングジョッキー)に輝いた。
しかし2020年にはCOVID-19に感染してしまうアクシデントに見舞われた[2]。
来日歴
[編集]2002年11月23日から2003年2月21日まで初めて中央競馬(JRA)の短期免許を取得し初来日する。身元引受人は鈴木伸尋調教師とシンボリ牧場だった。11月23日、中山競馬場第1競走で単勝4番人気のミヤビイシュタルに騎乗しJRA初騎乗を果たす(4着)。翌24日中山のアプローズ賞(1000万円以下)で単勝6番人気のオイワケダイモンで勝利しJRA初勝利をあげ、12月15日の第19回フェアリーステークスでは単勝6番人気のホワイトカーニバルで勝利しJRA重賞初制覇を果たした。
2003年には11月29日から12月28日まで短期免許を取得し(身元引受人は前回と同じ)、第55回朝日杯フューチュリティステークスでは単勝4番人気のコスモサンビームで勝利し見事JRAGI初勝利を飾った。本人が「思い通りに乗れた」と振り返る会心の騎乗であった。2004年1月5日から2月4日まで再度短期免許を取得(身元引受人は前回と同じ)。同年1月18日に京成杯では後にこの年のNHKマイルカップ・東京優駿を制するキングカメハメハに騎乗したものの、同馬唯一の黒星(3着)を喫してしまった。2006年1月5日から2月26日まで短期免許を取得し153戦13勝の成績を残した。2007年1月6日から2月25日まで短期免許を取得した(身元引受人は畠山吉宏調教師と(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン)。
その後も数回来日し、2015年と2016年にはイタリアから日本への移籍を目指してJRAの騎手免許試験を受験したが、2度とも不合格となった[3]。その後日本への移籍を断念している。
主な騎乗馬
[編集]- ファルブラヴ(2002年イタリア共和国大統領賞、ミラノ大賞典など)
- ホワイトカーニバル(2002年フェアリーステークス)
- コスモサンビーム(2003年朝日杯フューチュリティステークス)
- マルターズヒート(2003年フェアリーステークス)
- マーティンボロ(2014年中日新聞杯)
- マクマホン (2017年カタールダービー)
人物
[編集]2002年の初来日後大の親日家となり、2013年現在は日本語で簡単な会話ができるレベルに達している。また日本食では納豆が好物になっているほど[4]。
脚注
[編集]- ^ a b c “D.バルジューのプロフィール|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2019年8月16日閲覧。
- ^ 日本でも活躍したイタリアのダリオ・バルジュー騎手がコロナウイルスに感染 - スポーツ報知。2020年10月23日16時47分発信、2023年7月14日閲覧。
- ^ 【世界の騎手列伝 vol.122】ダリオ・バルジュー - UMAJIN.net
- ^ バルジュー待望の1勝をGIで! - 東京スポーツ・2013年3月23日