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ダニエル・スタリッジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダニエル・スタリッジ
リヴァプールでのスターリッジ (2014年)
名前
本名 ダニエル・アンドレ・スターリッジ
Daniel Andre Sturridge
愛称 ダニー
ラテン文字 Daniel Sturridge
基本情報
国籍 イギリスの旗 イギリス (イングランドの旗 イングランド)
ジャマイカの旗 ジャマイカ
生年月日 (1989-09-01) 1989年9月1日(35歳)
出身地 バーミンガム
身長 188cm[1]
体重 76kg[1]
選手情報
ポジション FW (CF, WG)
利き足 左足
ユース
1995-1996 イングランドの旗 キャドバリー・アスレティック
1996-2000 イングランドの旗 アストン・ヴィラ
2000-2003 イングランドの旗 コヴェントリー・シティ
2003-2006 イングランドの旗 マンチェスター・シティ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2006-2009 イングランドの旗 マンチェスター・シティ 21 (5)
2009-2013 イングランドの旗 チェルシー 63 (13)
2011 イングランドの旗 ボルトン (loan) 12 (8)
2013-2019 イングランドの旗 リヴァプール 116 (50)
2018 イングランドの旗 WBA (loan) 6 (0)
2019-2020 トルコの旗 トラブゾンスポル 11 (4)
2021 オーストラリアの旗 パース・グローリー 6 (0)
代表歴2
2004-2005 イングランドの旗 イングランド U-16 5 (6)
2005-2006 イングランドの旗 イングランド U-17 9 (7)
2007 イングランドの旗 イングランド U-18 1 (2)
2008 イングランドの旗 イングランド U-19 3 (1)
2009 イングランドの旗 イングランド U-20 1 (1)
2009-2011 イングランドの旗 イングランド U-21 15 (4)
2011-2017 イングランドの旗 イングランド 26 (8)
2012 イギリスの旗 イギリス 5 (2)
1. 国内リーグ戦に限る。2022年3月2日現在。
2. 2019年1月4日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ダニエル・スタリッジ(Daniel Sturridge)ことダニエル・アンドレ・スタリッジDaniel Andre Sturridge [ˈstʌrɪ], 1989年9月1日 - )は、イギリス (イングランド)・バーミンガム出身の元サッカー選手。元イングランド代表。ポジションはフォワード

経歴

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クラブ経歴

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マンチェスター・シティ~チェルシー時代

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アストン・ヴィラFCの下部組織からキャリアをスタートさせ、2000年にコヴェントリー・シティFC、2003年に、マンチェスター・シティFCの下部組織に引き抜かれた。2006–07シーズンからファーストチームに昇格。シティでは32試合出場6得点を記録した。シティの大量補強により出場機会を失い、2009年6月に契約満了を機にチェルシーFCに移籍した。

2011年1月まで41試合出場9得点を記録した。2011年1月にボルトン・ワンダラーズFCにレンタル移籍。ボルトンではデビュー戦から4試合連続でゴールを挙げ、12試合に出場し8ゴールと才能を開花させた。2011-12シーズンにチェルシーに復帰した。復帰したチェルシーでは昨シーズンの最終戦でレッドカードを受けたため開幕から3試合は出場停止となったが出場停止明けの第4節から復帰し右ウイングのレギュラーとして定着。

リヴァプール

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2013年1月2日、 リヴァプールFCへの移籍が発表された[2]。移籍金は約1200万ポンド。

2012-13シーズン後半戦のみの出場であったが、かねてから希望していたCFでの起用により得点力を発揮し、公式戦16試合出場11ゴールを記録。2013年5月12日のフラムFC戦ではリヴァプールでの初のハットトリックを達成した。

2013-14シーズンは開幕から4試合連続ゴールの好調な滑り出しを見せ、以降もシーズンを通してゴールを量産。最終的にはリーグ2位の21ゴールを挙げ、クラブのUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献し、PFA年間ベストイレブンに選出された。プレミアリーグ8試合連続ゴールを達成。プレミアリーグの新記録樹立とはならなかったが、リヴァプールでは史上初となった。ダイヤモンド型の4-3-1-2で2トップを組んだルイス・スアレスとのコンビは「SAS(『スアレス&スタリッジ』の略)」と称された。

2014-15シーズンはスアレスが退団し、エースとしての活躍を期待されたが怪我での離脱が多くリーグ戦での先発出場はわずか7試合、UEFAチャンピオンズリーグには1試合も出場できずチームはグループステージで敗退した。公式戦18試合出場5ゴールと昨シーズンから数字を落とした。

2015-16シーズンでも引き続き怪我で試合出場が叶わない状態が続いた。しかし、試合に出場すれば結果を残しリーグ戦では14試合8ゴールを記録。UEFAヨーロッパリーグ準決勝2ndlegのビジャレアルCF戦で得点を記録し、決勝進出に貢献。決勝のセビージャFC戦でも先制点を奪ったが、チームは逆転負けを喫しタイトル獲得とはならなかった。2016-17シーズンはサディオ・マネの加入やロベルト・フィルミーノの好調もあり、怪我の影響がなくてもベンチスタートやベンチ外となることが増え、19試合で3ゴールを決めるに留まった。

2018年1月29日、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンへシーズン終了までのレンタル移籍が発表された[3]

リヴァプールに復帰し迎えた2018-19シーズンの開幕戦、ウエストハム戦では後半42分から交代出場すると僅か24秒でゴールを決め[4]、第7節のチェルシー戦では1-0と敗戦が濃厚になっていたなか、後半残り時間僅かななかで途中出場すると、89分に劇的な同点ゴールを決めチームを助けた[5]チャンピオンズリーグ決勝トッテナム・ホットスパー戦ではベンチ入り、チームは優勝したが、出番は訪れなかった。同シーズン限りでのリヴァプールからの退団が発表された。

トラブゾンスポル

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2019年8月21日、トラブゾンスポル・クラブへの加入を発表した。契約期間は1年間の延長オプション付きの3年間[6]。2020年3月、賭博規約違反で2020年6月までの出場停止と罰金15万ポンドを科され、同日双方の合意による契約解消が発表された[7]

パース・グローリー

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トラブゾンスポル退団後はしばらく無所属であったが2021年10月1日、1年契約でAリーグパース・グローリーFCに加入した[8]

代表経歴

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2011-12シーズンはゴールを着実に重ね、ファビオ・カペッロの下イングランド代表にも招集された[9]

2014 FIFAワールドカップに出場し、グループリーグ初戦イタリア戦で同点ゴールを決めた。

2016年、UEFA EURO 2016ではグループリーグ第2節のウェールズ代表戦に途中出場して、アディショナルタイムに決勝ゴールをあげる活躍を見せた[10]

人物

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叔父のサイモン・スタリッジ英語版ディーン・スタリッジ英語版もサッカー選手である。

祖父母がジャマイカ人である。親戚に同国の元卓球王者がいる[11]

個人成績

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2020年3月2日現在
クラブ シーズン リーグ カップ リーグカップ UEFA その他 通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
マンチェスター・シティ 2006-07 2 0 0 0 0 0 2 0
2007-08 3 1 1 1 0 0 4 2
2008-09 16 4 1 0 1 0 8 0 26 4
通算 21 5 2 1 1 0 8 0 0 0 32 6
チェルシー 2009-10 13 1 4 4 1 0 2 0 0 0 20 5
2010-11 13 0 1 2 1 0 5 2 1 0 21 4
2011-12 30 11 4 1 2 1 7 0 43 13
2012-13 7 1 0 0 1 1 3 0 1 0 12 2
通算 63 13 9 7 5 2 17 2 2 0 96 24
ボルトン(loan) 2010-11 12 8 12 8
リヴァプール 2012-13 14 10 2 1 16 11
2013-14 29 21 2 1 2 2 33 24
2014-15 12 4 4 1 0 0 2 0 18 5
2015-16 14 8 1 0 2 2 8 3 25 13
2016-17 20 3 3 0 4 4 27 7
2017-18 9 2 0 0 0 0 5 1 14 3
2018-19 18 2 1 0 1 1 7 1 27 4
通算 116 50 13 3 9 9 22 5 160 67
WBA (loan) 2017-18 6 0 0 0 6 0
トラブゾンスポル 2019-20 11 4 2 3 2 0 15 7
総通算 229 80 26 14 15 11 49 7 2 0 321 112

代表歴

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出場大会

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試合数

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  • 国際Aマッチ 26試合 8得点(2011年-2017年)[12]


イングランド代表国際Aマッチ
出場得点
2011 1 0
2012 3 0
2013 5 2
2014 7 3
2016 9 3
2017 1 0
通算 26 8

得点

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# 開催日 開催地 対戦国 スコア 結果 大会
1 2013年3月22日 サンマリノの旗 セラヴァッレサンマリノ・スタジアム サンマリノの旗 サンマリノ 8–0 8–0 2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選
2 2013年10月25日 イングランドの旗 ロンドンウェンブリー・スタジアム モンテネグロの旗 モンテネグロ 4–1 4–1 2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選
3 2014年3月5日 イングランドの旗 ロンドンウェンブリー・スタジアム デンマークの旗 デンマーク 1–0 1–0 国際Aマッチ
4 2014年5月30日 イングランドの旗 ロンドンウェンブリー・スタジアム ペルーの旗 ペルー 1–0 3–0 国際Aマッチ
5 2014年6月24日 ブラジルの旗 マナウスアレーナ・アマゾニア イタリアの旗 イタリア 1–1 1–2 2014 FIFAワールドカップ
6 2016年6月16日 フランスの旗 ランススタッド・フェリックス・ボラール ウェールズの旗 ウェールズ 2–1 2–1 UEFA EURO 2016
7 2016年10月8日 イングランドの旗 ロンドンウェンブリー・スタジアム マルタの旗 マルタ 1–0 2–0 2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選
8 2016年11月11日 イングランドの旗 ロンドンウェンブリー・スタジアム スコットランドの旗 スコットランド 1–0 3–0 2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選

タイトル

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クラブ

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チェルシー
リヴァプール

個人

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脚注

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  1. ^ a b Daniel Sturridge”. Liverpoolfc.com. 2015年9月20日閲覧。
  2. ^ Liverpool FC sign £12m Daniel Sturridge from Chelsea on three-and-a-half year deal echo.co.uk、2013年1月2日
  3. ^ Pardew: 'This is a major coup' www.wba.co.uk、2018年1月30日
  4. ^ 復活のリバプールFW、出場24秒高速弾 クロップ監督も大はしゃぎ「なんだいあれは!?」”. 2018年9月30日閲覧。
  5. ^ チェルシーとリヴァプールの無敗対決は引き分け…89分に劇的同点弾”. 2018年9月30日閲覧。
  6. ^ スタリッジ、新天地はトルコに決定…トラブゾンスポルが3年契約で獲得 2019年8月22日 サッカーキング
  7. ^ 元リバプールのスターリッジ、4か月の活動禁止処分 賭博規則違反で 2020年3月3日 AFPBB News
  8. ^ Gareth Morgan (1 October 2021). "Glory in sensational swoop for former Liverpool and England star Sturridge" (Press release). パース・グローリーFC. 2021年10月1日閲覧
  9. ^ Jack Rodwell and Daniel Sturridge in England squad BBC Sport、2011年11月6日
  10. ^ イングランドに勝利をもたらしたスタリッジ 「最高の気分」も「浮かれすぎてはいない」”. GOAL.com (2016年6月17日). 2016年10月20日閲覧。
  11. ^ Daniel Sturridge discovers sporting roots in Jamaica before Liverpool”. dailymail (2014年7月16日). 2016年10月20日閲覧。
  12. ^ ダニエル・スタリッジ - National-Football-Teams.com

関連項目

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外部リンク

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