ターヒル・ラージ・バシン
ターヒル・ラージ・バシン Tahir Raj Bhasin | |
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ターヒル・ラージ・バシン(2016年) | |
生年月日 | 1987年4月21日(37歳) |
出生地 | インド デリー |
職業 | 俳優、モデル |
活動期間 | 2012年- |
ターヒル・ラージ・バシン(Tahir Raj Bhasin、1987年4月21日 - )は、インドのボリウッドで活動する俳優[1][2]。
生い立ち
[編集]デリー出身で、弟が一人いる[3]。父はインド空軍、母はインド工業連盟とアプテック、弟はキャセイパシフィック航空で働いており[3]、父と祖父は共にインド空軍のパイロットを務めていた[4]。ターヒルは学生時代に多くの課外活動に参加し、在学中はバスケットボールとダンス、演劇に取り組んだ[4]。
13歳の時に演技の基礎を学び、15歳の時にバリー・ジョンの演技学校に入学する[5]。成長後はヒンドゥー・カレッジに入学して政治学を専攻し、著名な舞台俳優のアーミル・ラザー・フセインとワークショップを行った[6]。ターヒルはムード・インディゴに参加したことをきっかけに、俳優になることを決めた[4]。その後はメルボルン大学に留学してメディア修士号を取得し、映画の歴史と哲学の論文を執筆した[7]。18歳の時に国営ニュース製作会社で働き、キャンパス・トークショーの司会を務めた[6]。23歳の時にムンバイに移住し、演技を学ぶかたわらモデルとして活動した[8]。ターヒルは1年間演技研究所に通い、ボディランゲージと行動分析について研究した[3]。2013年にはナシールッディーン・シャーが主催する夏季演技講座とヴァイストレーニング講座に参加している[3][9]。
キャリア
[編集]2012年に俳優デビューし、インド映画テレビ研究所製作の短編映画4本に出演し、同時にサムスングループとキャノンのテレビ広告にも出演している[3]。同年10月にサンジャイ・カンドゥーリーの『Kismat Love Paisa Dilli』で映画デビューし[10]、2013年にアビシェーク・カプールの『Kai Po Che!』に出演した。2014年1月にデーヴィカー・バーガットの『One by Two』に出演し[11]、同年8月にはプラディープ・サルカールの『女戦士』で主要キャストに起用され、ラーニー・ムカルジーと共演した。ターヒルがカラン役は『ブレイキング・バッド』からインスピレーションを得たキャラクターで、批評家から演技を高く評価された[12][6][13]。コイモイのモハル・バスはターヒルを「神の啓示」と評価し[14]、ボリウッド・ハンガマのタラン・アダルシュはラーニー・ムカルジーのような「力強い俳優と共演」しても「駆逐されない印象を残した」と批評している[15]。同作の演技でターヒルはタイムズ・ホットリスト14悪役賞を受賞[4][16]、スター・スクリーン・アワード 悪役賞を受賞[17]、フィルムフェア賞 助演男優賞にノミネートされた[18]。
2016年にアビナイ・デーオの『フォース2』でジョン・エイブラハム、ソーナークシー・シンハーと共演し、スター・スクリーン・アワード 助演男優賞にノミネートされた。ターヒルは『女戦士』『フォース2』での成功により、2017年にフォーブス・インディアの「フォーブス30アンダー30」の一人に選出され[19]、同年にザ・タイムズ・オブ・インディアの「最も好まれる男性50人」の一人にも選出されている[20]。2018年にナンディタ・ダスの『マントー』でシャーム役を演じ、第71回カンヌ国際映画祭に出席した[21]。2019年にニテーシュ・ティワーリーの『きっと、またあえる』で主要キャストに起用され、2020年にカビール・カーンの『83』でスニール・ガヴァスカール役を演じた[22]。
フィルモグラフィー
[編集]映画
[編集]- Kismat Love Paisa Dilli(2012年)
- Kai Po Che!(2013年)
- One by Two(2014年)
- 女戦士(2014年)[23][18]
- フォース2(2016年)[24]
- マントー(2018年)[25]
- きっと、またあえる(2019年)
- 83(2020年)
ウェブシリーズ
[編集]- Timeout(2018年)[26]
出典
[編集]- ^ “Happy Birthday Tahir Raj Bhasin " Mardaani Movie Actor"”. Rajasthan Patrika (20 April 2015). 26 September 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。25 September 2015閲覧。
- ^ Rathod, Kinnari (25 November 2015). “Bad boy makes good”. Filmfare. オリジナルの26 September 2015時点におけるアーカイブ。 25 September 2015閲覧。.
- ^ a b c d e “'If I am not shown in Mardaani, who will Rani's Shivani fight with?'”. Rediff.com (2 September 2014). 24 September 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。25 September 2015閲覧。
- ^ a b c d Khuranaa, Amann (13 August 2015). “Tahir Raj Bhasin: I am focusing on my work and don’t have time for relationships”. The Times of India 25 September 2015閲覧。
- ^ Bedi, Shibani (1 September 2014). “Rising Star Tahir Raj Bhasin on Rani, Aamir and 'Luck by Chance'”. NDTV. 26 September 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。25 September 2015閲覧。
- ^ a b c Vaishnav, Anand (30 August 2014). “The Bad Boy Every Girl Loves To Hate”. Indiatimes. 24 September 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。25 September 2015閲覧。
- ^ Vijayakar, R.M (26 August 2015). “'Mardaani' Actor Tahir Raj Bhasin Signs Onto 'Force 2'”. India West. 11 February 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。25 September 2015閲覧。
- ^ Varma, Lipika (1 September 2014). “Tahir Raj Bhasin - This new baddie is here to stay”. Deccan Chronicle. オリジナルの26 September 2015時点におけるアーカイブ。 25 September 2015閲覧。
- ^ Rakheja, Henna (7 October 2014). “'Acting has always been my hobby'”. Deccan Herald. オリジナルの26 September 2015時点におけるアーカイブ。 25 September 2015閲覧。
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- ^ Thakker, Namrata (2 September 2014). “Tahir Raj Bhasin: I was really scared about working with Rani Mukerji!”. Daily News and Analysis. オリジナルの26 September 2015時点におけるアーカイブ。 25 September 2015閲覧。
- ^ Basu, Mohar (29 August 2014). “"SRK Began With Darr & Few Years Later Women Were Falling In Love With Him" – Tahir Bhasin”. Koimoi. 26 September 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。25 September 2015閲覧。
- ^ Shetty, Shakti (22 August 2014). “Movie review: 'Mardaani'”. Mid Day. オリジナルの26 September 2015時点におけるアーカイブ。 25 September 2015閲覧。
- ^ Basu, Mohar (23 August 2014). “Mardaani Review”. Koimoi. 27 July 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。25 September 2015閲覧。
- ^ Adarsh, Taran (22 August 2014). “Mardaani Review”. Bollywood Hungama. オリジナルの24 September 2015時点におけるアーカイブ。 25 September 2015閲覧。
- ^ Sharma Garima; Gupta, Priya (23 July 2015). “Tahir Raj Bhasin of 'Mardaani' is the top negative actor of 2014”. The Times of India. オリジナルの25 July 2015時点におけるアーカイブ。 25 September 2015閲覧。
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- ^ a b “60th Britannia Filmfare Awards 2014: Complete nomination list”. The Times of India. (20 January 2015). オリジナルの20 January 2016時点におけるアーカイブ。 20 January 2015閲覧。
- ^ Kunal Purandare (7 February 2017). “30 Under 30: How anti-hero Tahir Raj Bhasin gets into the actor's skin”. Forbes. 26 June 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。10 July 2017閲覧。
- ^ Sushmita Sen (27 June 2017). “3Most Desirable Men 2016: Hrithik, Ranveer, Shahid in top 10; Mr World Rohit Khandelwal tops the list”. International Business Times. 3 July 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。10 July 2017閲覧。
- ^ “'Manto' at Cannes: Nandita Das-Nawazuddin Siddique film premieres at the French Riviera” (英語). dna. (2018年5月13日). オリジナルの25 June 2018時点におけるアーカイブ。 2018年6月25日閲覧。
- ^ “'83 actor Tahir Raj Bhasin is '110 per cent' prepared for the film | Bollywood News” (英語). www.timesnownews.com. 2019年6月14日閲覧。
- ^ Divya Goyal (22 January 2015). “From Mogambo to Mardaani: New Age Villains Are Taking Over the World”. NDTV. 26 September 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。25 September 2015閲覧。
- ^ “Mardaani's Tahir Raj Bhasin Returns. May The Force (2) be With Him”. NDTV (4 September 2015). 25 September 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。25 September 2015閲覧。
- ^ Staff, Scroll. “Nandita Das’s ‘Manto’ to be premiered at Cannes Film Festival” (英語). Scroll.in. オリジナルの4 December 2018時点におけるアーカイブ。 2018年12月4日閲覧。
- ^ “Archived copy”. 17 November 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。19 November 2017閲覧。