コンテンツにスキップ

ターニャ・ミハーイロヴァ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ターニャ・ミハーイロヴァ
Tanja Mihhailova
Таня Михайлова
2006年撮影
基本情報
出生名 タチヤーナ・ミハーイロヴァ
生誕 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国カリーニングラード
(1983-06-19) 1983年6月19日(41歳)
出身地 エストニアの旗 エストニア
ロシアの旗 ロシア
学歴 タルトゥ大学ヴィリャンディ文化アカデミー英語版
ジャンル ポップ
職業 女優、歌手
活動期間 2001年 -

ターニャ・ミハーイロヴァエストニア語: Tanja Mihhailovaロシア語: Та́ня Миха́йлова)、本名:タチヤーナ・ミハーイロヴァTatjana MihhailovaТатья́на Миха́йлова)は、エストニアの歌手である。民族的にはロシア人であり、1983年1月19日にロシア・ソビエト連邦社会主義共和国カリーニングラードで生まれ、幼いうちにエストニアのコフトラ=ヤルヴェに移住した。歌手として多数のバンドでの活動を経験し、2014年にはユーロビジョン・ソング・コンテスト2014エストニア代表に選出された。

来歴

[編集]

幼い頃より歌唱への関心が高く、エストニアやロシアウクライナなどで多くの音楽祭に出場した。1998年にはラトビアユールマラの音楽祭「Utrennaja zvezda」で優勝、2002年にはバルト諸国の歌唱コンテスト「Fizz superstar 2002」に出場する[1]

ミュージカル女優として「フェーム英語版」、「蜘蛛女のキス英語版」、「キャバレー」の主演を務めた。

ナイトライト・デュオ

[編集]
ナイトライト・デュオ
Nightlight Duo
出身地 エストニアの旗 エストニア
ジャンル ポップ
職業 テクノ
活動期間 2001年 - 2004年
旧メンバー リュ・ルミステ
ターニャ・ミハーイロヴァ

エストニアのプロデューサー、スヴェン・ロンホムス英語版の下、歌手のリュ・ルミステ(Ly Lumiste)と「ナイトライト・デュオ」を結成し、『Jäljed liival』、『Miks ma ei suuda su maailma muuta』の2枚のアルバムを発表した。後者は「Aasta uustulnuk 2002」において年間最優秀アルバムに選出された[2]

ナイトライト・デュオは2度にわたって、ユーロビジョン・ソング・コンテストエストニア代表選考に出場した。1回目は2002年で「Another Country Song」を歌って2位となった[3]。翌2003年には「I can b the 1」で代表選考に再挑戦するが4位に終わった[4]。両曲はいずれもスヴェン・ロンホムスの作曲であった。その後ルミステの妊娠に伴いバンドは2004年に解散した。

Jz Belle

[編集]

2005年、プロデューサーのティモ・ヴェント(Timo Vendt)とバンド「Jz Belle」を結成する[5]。バンドは1両年の間に『Jz Belle』、『Teemant』の2枚のアルバムを発売した。

Jz Belleプロジェクト終了後、ティモ・ヴェントおよびカナダ人ギタリストのアレクサンドル・ピエール・フェデリチ(Alexandre Pier Federici)とバンド「Sunday Mood」を結成、2009年に英語のアルバム『Something more』を発売しバルト諸国で成功を収める。

2006年-2013年

[編集]

2006年にミュージカル「フェーム英語版」の主演を務め、ヴァネムイネ劇場英語版での「Queen - The doors of Time」ではトニー・ヴィンセント英語版ロルフ・ローサル英語版とも共演した。雑誌PLAYBOYエストニア版の2007年12月号の表紙を飾り、写真が掲載される[6]

歌唱コンテスト番組に多数挑戦しており、2011年の「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス英語版」のエストニア版「Laulud tähtedega」では2位、「Laulupealinn」でも2位となった[7]。2012年11月には初のソロ・アルバム『Gemini』が発売される。収録曲はほぼすべて英語曲であり、ボーイフレンドのミック・サールエストニア語版とのデュエット曲のみがエストニア語である[8]

ユーロビジョン・ソング・コンテスト2014

[編集]

ユーロビジョン・ソング・コンテスト2014エストニア代表選考であるエースティ・ラウル英語版2014に挑戦して「Amazing」を歌い、3月1日の決勝は決選投票で視聴者票の53%を獲得して優勝、2014年5月にデンマークコペンハーゲンで開催されるユーロビジョン2014のエストニア代表に選出された[9]

脚注

[編集]
  1. ^ Õhtuleht, February, 22 2002 Õhtuleht (in Estonian)
  2. ^ Eesti Popmuusika Aastaauhinnad Estonian music awards
  3. ^ Eurovision song contest Estonia Eurovision Estonia
  4. ^ Eurovision song contest Estonia Eurovision Estonia
  5. ^ Allstarz.ee Jz Belle Allstarz internet site (In Estonian)
  6. ^ Maria Karumets (2010年2月18日). “Tanja Mihhailova: pole kindel, kas oma alasti pilte ka aastate pärast netis näha tahaksin”. Õhtuleht. 2013年5月22日閲覧。
  7. ^ Õhtuleht, May 15, 2010 Õhtuleht (in Estonian)
  8. ^ Maria Luiza (2013年2月15日). “Millised olid lauljatar Tanja Mihhailova eredaimad sündmused aastal 2012?”. buduaar.ee. 2013年5月22日閲覧。
  9. ^ “Estonia: Tanja wins Eesti Laul with 'Amazing'.”. wiwibloggs.com. (1 March 2014). http://wiwibloggs.com/2014/03/01/tanja-wins-eesti-laul/41315/ 23 March 2014閲覧。 

外部リンク

[編集]