タンブルダウン 彼の遺した恋の歌
タンブルダウン 彼の遺した恋の歌 | |
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Tumbledown | |
監督 | ショーン・ミューショー |
脚本 | デジレー・ヴァン・ティル |
製作 |
アーロン・L・ギルバート クリスティン・ハーン マーゴット・ハンド |
製作総指揮 |
デジレー・ヴァン・ティル ロス・ジェイコブソン ジョン・レイモンズ マーク・ロバーツ ジェイソン・クロース アラン・シンプソン ケリー・モレル シェルドン・ラビノヴィッツ |
出演者 |
レベッカ・ホール ジェイソン・サダイキス ディアナ・アグロン ジョー・マンガニエロ |
音楽 |
ダニエル・ハート ダミアン・ジュラード |
撮影 | シェイマス・ティアニー |
編集 | スージー・エルミガー |
製作会社 |
ハーンスケープ・エンターテインメント ブロン・スタジオズ |
配給 | Starz Digital Media |
公開 |
2016年2月5日 劇場未公開 |
上映時間 | 107分[1] |
製作国 |
アメリカ合衆国 カナダ |
言語 | 英語 |
興行収入 | $282,043[2] |
『タンブルダウン 彼の遺した恋の歌』(原題:Tumbledown)は2015年に公開されたアメリカ合衆国・カナダ合作のロマンティック・コメディ映画である。監督はショーン・ミューショー、主演はレベッカ・ホールが務めた。本作はミューショーの長編映画監督デビュー作でもある。
本作は日本国内で劇場公開されなかったが、スターチャンネルで放送されたことがある[3]。
概略
[編集]ハンナ・マイルズは最愛の夫(ハンター)を亡くした悲しみから立ち直れずにいた。そんなある日、ハンナの中に「フォークシンガーとしてカルト的な人気を博していた夫の事績をまとめておきたい」という思いが芽生え始めた。一念発起してハンターの伝記を執筆し始めたハンナだったが、文章に不慣れだったため執筆は遅々として進まなかった。そこへやって来たのが著述家のアンドリュー・マッケイブであった。アンドリューはハンターの死に何かが隠されていると感じており、その真相を知るべくハンナにアプローチしてきたのであった。ハンナが困っていることを知ったアンドリューはこれ幸いと「評伝の執筆を手助けしたい」と申し出た。
こうして2人は共同で評伝を執筆することになったが、その作業を通して徐々に惹かれ合っていく。
キャスト
[編集]- ハンナ・マイルズ:レベッカ・ホール
- アンドリュー・マッケイブ:ジェイソン・サダイキス
- フィンリー:ディアナ・アグロン
- カーティス:ジョー・マンガニエロ
- アプトン:グリフィン・ダン
- ブルース・ジェスパーセン:リチャード・メイサー
- リンダ・ジェスパーセン:ブライス・ダナー
製作
[編集]2013年4月9日、ジェイソン・サダイキス、ローズ・バーン、オリヴィア・マン、ジョー・マンガニエロ、ブライス・ダナー、マイケル・マッキーン、ボー・ブリッジスが本作に出演することになったと報じられたが[4]、後にバーン、マン、マッキーン、ブリッジスの4名は降板することになった。2014年1月30日、レベッカ・ホールの起用が発表された[5]。3月31日、グリフィン・ダン、リチャード・メイサー、ディアナ・アグロンがキャスト入りした[6]。
撮影
[編集]当初、本作の主要撮影は2013年10月にカナダのバンクーバーでスタートする予定だったが[4]、様々なアイデアを検討した結果、税制優遇措置が特に充実しているマサチューセッツ州でロケが行われることになった[7]。2014年3月、本作の主要撮影が同州のプリンストンで始まった[8]。
2015年3月22日、ダニエル・ハートとダミアン・ジュラードが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[9]。2016年2月12日、ミラン・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[10]。
マーケティング・興行収入
[編集]2015年4月18日、本作はトライベッカ映画祭でプレミア上映された[11]。5月28日、Starzが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[12]。2016年1月8日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[13]。2月5日、本作は全米2館で限定公開され、公開初週末に7331ドル(1館当たり3665ドル)を稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場60位となった[14]。
評価
[編集]本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには37件のレビューがあり、批評家支持率は70%、平均点は10点満点で6.3点となっている[15]。また、Metacriticには14件のレビューがあり、加重平均値は60/100となっている[16]。
出典
[編集]- ^ “タンブルダウン 彼の遺した恋の歌”. allcinema. 2021年3月19日閲覧。
- ^ “Tumbledown (2016)”. The Numbers. 2021年3月19日閲覧。
- ^ “タンブルダウン 彼の遺した恋の歌”. スターチャンネル. 2021年3月19日閲覧。
- ^ a b “Jason Sudeikis, Rose Byrne to Star in Rom-Com 'Tumbledown'”. Hollywood Reporter (2013年4月9日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “Berlin: Rebecca Hall Joins Romantic Comedy ‘Tumbledown’”. Variety (2014年1月30日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “Trio Added To ‘Tumbledown’ Ahead Of Shooting Start”. Deadline.com (2014年3月31日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “On Location: Film, TV productions flocking to Massachusetts; tax credit is big draw”. Los Angeles Times (2014年5月21日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “‘Tumbledown’, starring Jason Sudeikis, begins filming in Massachusetts”. On Location Vacations (2014年3月25日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “‘Tumbledown’ to Feature Music by Daniel Hart & Damien Jurado”. Film Music Reporter (2015年3月22日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “‘Tumbledown’ Soundtrack Details”. Film Music Reporter (2016年1月18日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “Here Are The Films In 2015 Tribeca Film Festival Spotlight Section”. Tribeca Film Festival (2015年3月15日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “Universal Hires Telemundo Film Music Exec; Starz Acquires ‘Tumbledown’ – Film Briefs”. Deadline.com (2015年5月28日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “TUMBLEDOWN - Jason Sudeikis, Rebecca Hall Official Movie Trailer (2015)”. YouTube (2016年1月8日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “Domestic 2016 Weekend 6/February 5-7, 2016”. Box Office Mojo. 2021年3月19日閲覧。
- ^ “Tumbledown”. Rotten Tomatoes. 2021年3月19日閲覧。
- ^ “Tumbledown (2016)”. Metacritic. 2021年3月19日閲覧。