コンテンツにスキップ

タンブルダウン 彼の遺した恋の歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タンブルダウン 彼の遺した恋の歌
Tumbledown
監督 ショーン・ミューショー
脚本 デジレー・ヴァン・ティル
製作 アーロン・L・ギルバート
クリスティン・ハーン
マーゴット・ハンド
製作総指揮 デジレー・ヴァン・ティル
ロス・ジェイコブソン
ジョン・レイモンズ
マーク・ロバーツ
ジェイソン・クロース
アラン・シンプソン
ケリー・モレル
シェルドン・ラビノヴィッツ
出演者 レベッカ・ホール
ジェイソン・サダイキス
ディアナ・アグロン
ジョー・マンガニエロ
音楽 ダニエル・ハート
ダミアン・ジュラード
撮影 シェイマス・ティアニー
編集 スージー・エルミガー
製作会社 ハーンスケープ・エンターテインメント
ブロン・スタジオズ
配給 アメリカ合衆国の旗Starz Digital Media
公開 アメリカ合衆国の旗2016年2月5日
日本の旗劇場未公開
上映時間 107分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カナダの旗 カナダ
言語 英語
興行収入 世界の旗$282,043[2]
テンプレートを表示

タンブルダウン 彼の遺した恋の歌』(原題:Tumbledown)は2015年に公開されたアメリカ合衆国カナダ合作のロマンティック・コメディ映画である。監督はショーン・ミューショー、主演はレベッカ・ホールが務めた。本作はミューショーの長編映画監督デビュー作でもある。

本作は日本国内で劇場公開されなかったが、スターチャンネルで放送されたことがある[3]

概略

[編集]

ハンナ・マイルズは最愛の夫(ハンター)を亡くした悲しみから立ち直れずにいた。そんなある日、ハンナの中に「フォークシンガーとしてカルト的な人気を博していた夫の事績をまとめておきたい」という思いが芽生え始めた。一念発起してハンターの伝記を執筆し始めたハンナだったが、文章に不慣れだったため執筆は遅々として進まなかった。そこへやって来たのが著述家のアンドリュー・マッケイブであった。アンドリューはハンターの死に何かが隠されていると感じており、その真相を知るべくハンナにアプローチしてきたのであった。ハンナが困っていることを知ったアンドリューはこれ幸いと「評伝の執筆を手助けしたい」と申し出た。

こうして2人は共同で評伝を執筆することになったが、その作業を通して徐々に惹かれ合っていく。

キャスト

[編集]

製作

[編集]

2013年4月9日、ジェイソン・サダイキス、ローズ・バーンオリヴィア・マン、ジョー・マンガニエロ、ブライス・ダナー、マイケル・マッキーンボー・ブリッジスが本作に出演することになったと報じられたが[4]、後にバーン、マン、マッキーン、ブリッジスの4名は降板することになった。2014年1月30日、レベッカ・ホールの起用が発表された[5]。3月31日、グリフィン・ダン、リチャード・メイサー、ディアナ・アグロンがキャスト入りした[6]

撮影

[編集]

当初、本作の主要撮影は2013年10月にカナダのバンクーバーでスタートする予定だったが[4]、様々なアイデアを検討した結果、税制優遇措置が特に充実しているマサチューセッツ州でロケが行われることになった[7]。2014年3月、本作の主要撮影が同州のプリンストンで始まった[8]

2015年3月22日、ダニエル・ハートとダミアン・ジュラードが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[9]2016年2月12日、ミラン・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[10]

マーケティング・興行収入

[編集]

2015年4月18日、本作はトライベッカ映画祭でプレミア上映された[11]。5月28日、Starzが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[12]。2016年1月8日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[13]。2月5日、本作は全米2館で限定公開され、公開初週末に7331ドル(1館当たり3665ドル)を稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場60位となった[14]

評価

[編集]

本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには37件のレビューがあり、批評家支持率は70%、平均点は10点満点で6.3点となっている[15]。また、Metacriticには14件のレビューがあり、加重平均値は60/100となっている[16]

出典

[編集]
  1. ^ タンブルダウン 彼の遺した恋の歌”. allcinema. 2021年3月19日閲覧。
  2. ^ Tumbledown (2016)”. The Numbers. 2021年3月19日閲覧。
  3. ^ タンブルダウン 彼の遺した恋の歌”. スターチャンネル. 2021年3月19日閲覧。
  4. ^ a b Jason Sudeikis, Rose Byrne to Star in Rom-Com 'Tumbledown'”. Hollywood Reporter (2013年4月9日). 2021年3月19日閲覧。
  5. ^ Berlin: Rebecca Hall Joins Romantic Comedy ‘Tumbledown’”. Variety (2014年1月30日). 2021年3月19日閲覧。
  6. ^ Trio Added To ‘Tumbledown’ Ahead Of Shooting Start”. Deadline.com (2014年3月31日). 2021年3月19日閲覧。
  7. ^ On Location: Film, TV productions flocking to Massachusetts; tax credit is big draw”. Los Angeles Times (2014年5月21日). 2021年3月19日閲覧。
  8. ^ ‘Tumbledown’, starring Jason Sudeikis, begins filming in Massachusetts”. On Location Vacations (2014年3月25日). 2021年3月19日閲覧。
  9. ^ ‘Tumbledown’ to Feature Music by Daniel Hart & Damien Jurado”. Film Music Reporter (2015年3月22日). 2021年3月19日閲覧。
  10. ^ ‘Tumbledown’ Soundtrack Details”. Film Music Reporter (2016年1月18日). 2021年3月19日閲覧。
  11. ^ Here Are The Films In 2015 Tribeca Film Festival Spotlight Section”. Tribeca Film Festival (2015年3月15日). 2021年3月19日閲覧。
  12. ^ Universal Hires Telemundo Film Music Exec; Starz Acquires ‘Tumbledown’ – Film Briefs”. Deadline.com (2015年5月28日). 2021年3月19日閲覧。
  13. ^ TUMBLEDOWN - Jason Sudeikis, Rebecca Hall Official Movie Trailer (2015)”. YouTube (2016年1月8日). 2021年3月19日閲覧。
  14. ^ Domestic 2016 Weekend 6/February 5-7, 2016”. Box Office Mojo. 2021年3月19日閲覧。
  15. ^ Tumbledown”. Rotten Tomatoes. 2021年3月19日閲覧。
  16. ^ Tumbledown (2016)”. Metacritic. 2021年3月19日閲覧。

外部リンク

[編集]