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タルロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タルロ
タイトル表記
繁体字 塔洛
英題 Tharlo
各種情報
監督 ペマ・ツェテン(万瑪才旦)
脚本 ペマ・ツェテン
原作 ペマ・ツェテン
製作 高宏
佳琳
出演者 西徳尼瑪(シデ・ニマ)
楊秀措(ヤンシクツォ)
金巴(ジンパ)
音楽 徳格才譲(ドゥッカル・ツェラン)
撮影 呂松野(リュ・ソンイェ)
美術 斗澤東主(タクツェ・トンドゥプ)
製作会社 天畫畫天(北京)文化傳媒有限公司
陝西文投(影視)銀海投資有限公司
新天畫文化傳媒有限公司
北京星空壹禾影視發展有限公司
北京海洋時光文化傳播有限公司
公開 イタリアの旗 2015年9月5日VIFF
日本の旗 2015年11月25日[1]
中華人民共和国の旗 2016年12月9日
上映時間 123分
製作国 中華人民共和国の旗 中国
言語 チベット語
興行収入 106万人民元(中華人民共和国の旗 中国
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タルロ』(原題:ཐར་ལོ、中文題:塔洛、英語題:Tharlo)は、チベットの作家・映画監督であるペマ・ツェテンが自身の短編小説[2]を映画化したモノクロ撮影の長編映画作品。

第72回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門での上映の後、日本では第16回東京フィルメックスのコンペティション部門で上映され、『オールド・ドッグ』に続く2度目の最優秀作品賞と学生審査員賞をダブル受賞[3]。2021年3月の岩波ホールにおける『映画で見る現代チベット』の特集[4]が同ホールでの上映後、他都市へも巡回した[5][6]

ストーリー

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出演

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  • 西徳尼瑪(シデ・ニマ):タルロ
  • 楊秀措(ヤンシクツォ)
  • 金巴(ジンパ)

スタッフ

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  • 監督・脚本:ペマ・ツェテン
  • 撮影:呂松野(リュ・ソンイェ)
  • 編集:宋冰
  • 編集顧問:廖慶松(リャオ・チンソン)
  • 録音:徳格才譲(ドゥッカル・ツェラン)

受賞

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日本での上映

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  • 2015年11月25日・26日 第16回東京フィルメックス [2]
  • 2020年3月16日・19日 TOKYO FILMeX in KYOTO 2020 東京フィルメックス -京都出張篇- [3]
  • 2021年3月13日〜19日・3月27日〜4月2日 映画で見る現代チベット[4] (岩波ホールでの上映後、京都 [7]・名古屋[8]・長野[9]・埼玉[10]・大阪[11]・横浜[12]を巡回)
  • 2021年10月27日・30日・11月11日 特集 映画で旅する世界(10/23-11/12) 元町映画館[13]
  • 2024年2月16日・18日・20日 TOKYO FILMeX ペマ・ツェテン監督 特別追悼特集 [5][6] [7] [14]

参考

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脚注

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  1. ^ 日付は東京フィルメックスでの上映日。
  2. ^ 日本語訳は『チベット文学の現在 ティメー・クンデンを探して』(勉誠出版)]に所収 [1]
  3. ^ 東京フィルメックス最優秀作品はチベットの遊牧民を描いた中国映画「タルロ」 映画ドットコム
  4. ^ チベット映画特集「映画で見る現代チベット」2021年3月、岩波ホールで開催 映画ドットコム
  5. ^ https://www.facebook.com/moviolaeiga/posts/3214246065347550 【チベット映画特集「映画で見る現代チベット」上映情報】 配給会社ムヴィオラのFacebook
  6. ^ 『映画で見る現代チベット』ポスター公開、ソンタルジャ監督最新作など上映 CINRA.NET
  7. ^ 【チベット映画特集】映画で見る現代チベット 出町座
  8. ^ 「映画で見る現代チベット チベット映画特集」 シネマテーク
  9. ^ 「映画で見る現代チベット チベット映画特集」 上田映劇
  10. ^ 「映画で見る現代チベット チベット映画特集」 川越スカラ座
  11. ^ 「映画で見る現代チベット チベット映画特集」 第七藝術劇場・十三シアターセブン
  12. ^ 「映画で見る現代チベット チベット映画特集」 横浜シネマリン
  13. ^ チベット映画7本を含む地域色豊かな秀作が集結!特集上映「映画で旅する世界」、元町映画館で10/23より開催
  14. ^ (スポットライト)ペマ・ツェテン監督の追悼特集 映画大好き! 朝日新聞

外部リンク

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