タイ国家災害警報センター
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タイ国家災害警報センター (タイ語:ศูนย์เตือนภัยพิบัติแห่งชาติ、英語:National Disaster Warning Center:NDWC)は、タイ王国内閣デジタル経済社会省の監督下の公共機関の一つ。2005年5月31日に設置[1]。
概要
[編集]タイ国家災害警報センターは、自然災害の情報の収集や早期警戒システムの維持を行い、緊急時には国内に警報を発することを担当する公共機関である。スマトラ沖地震の反省の中で生まれた機関であり、ハワイの太平洋津波警報センターや日本の気象庁などと早期警戒ネットワークを構築している。
歴史
[編集]所在地
[編集]ノンタブリー県 ムアンノンタブリー郡 タムボン・バーンクラソー ラタナティベート通り タイ国家衛星情報センタービル(อาคารศูนย์สื่อสารดาวเทียมในประเทศ ถนนรัตนาธิเบศ ต.บางกระสอ อ.เมือง จ.นนทบุรี 11000)
早期警報システム
[編集]- アメリカ地質調査所、太平洋津波警報センター、日本気象庁、インドネシア気象庁、またはその他国際機関からの警報受信。
- タイ、プーケット西1,000kmのアンダマン海上には津波観測用のブイがあり、津波発生時にはハワイ・太平洋津波警報センターに信号が送られる[2]。
- 津波や洪水が予測された場合、タイ沿岸に設置された100基以上の警報機によってまず、サイレンで警報発令。
- 警報機からは赤色の警告灯が点灯し、英語、日本語、中国語、ドイツ語、タイ語による放送が行われる。
- 同時に警報発令地域には地元テレビ局、AMとFMラジオ局、アマチュア無線局と、地元ラジオネットワークを介して発令。SMSを利用し、携帯電話にも情報送信。
- 高台、避難所への誘導。
脚注
[編集]- ^ http://www.thailandtravel.or.jp/news/view.php?&id=1254710147 タイ国政府観光庁「タイ国政府観光庁副総裁スラポーンによるツーリズムと危機管理についての発表」(2009年10月5日)
- ^ 「タイの津波観測用ブイ、電池切れで稼働せず」読売新聞 2009年12月26日