ソウル・クラシックを歌う
表示
『ソウル・クラシックを歌う』 | ||||
---|---|---|---|---|
アーロン・ネヴィル の カバー・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | カリフォルニア州ハリウッド オーシャン・ウェイ・スタジオ | |||
ジャンル | R&B、ソウル | |||
時間 | ||||
レーベル | Burgundy Records | |||
プロデュース | スチュアート・レヴィン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
アーロン・ネヴィル アルバム 年表 | ||||
|
『ソウル・クラシックを歌う』(原題:Bring It On Home… The Soul Classics)は、アメリカ合衆国の歌手アーロン・ネヴィルが2006年に発表したアルバム。タイトル通り、ソウルのスタンダード・ナンバーを歌った内容である。
背景
[編集]2005年8月、ネヴィルはハリケーン・カトリーナに被災して家を失った。その後ネヴィルは復興支援のためのコンサートで昔のソウルのヒット曲も多数歌い、そのことに関して「これらの曲に助けられながら、僕は惨劇を乗り切ったんだ」と語っている[2]。シンプリー・レッド、ジョー・サンプル、デイヴィッド・サンボーン等の作品を手掛けてきたスチュアート・レヴィンがプロデュースしており[3]、サンプルとサンボーンは本作のレコーディングにも参加している。
多数のフィーチャリング・ゲストを迎えた作品で、ザ・ステイプル・シンガーズの曲「リスペクト・ユアセルフ」では、本家ザ・ステイプル・シンガーズのメイヴィス・ステイプルズが参加した[2]。
反響
[編集]アメリカのBillboard 200では37位に達し、ネヴィルのアルバムとしては13年振りに全米トップ40入りを果たした[1]。『ビルボード』のR&Bアルバム・チャートでは最高20位を記録[1]。また、インプレッションズのカバー「イッツ・オール・ライト」は『ビルボード』のアダルト・コンテンポラリー・チャートで28位に達した[1]。
収録曲
[編集]- 雨のジョージア "Rainy Night in Georgia" (James Fox, Tony Joe White) – 4:39
- 消えゆく太陽 "Ain't No Sunshine" (Bill Withers) – 3:40
- ビル・ウィザースのカバー。
- ドック・オブ・ベイ "(Sittin' on) The Dock of the Bay" (Steve Cropper, Otis Redding) – 4:28
- オーティス・レディングのカバー。
- スタンド・バイ・ミー "Stand by Me" (Ben E. King, Jerry Lieber, Mike Stoller) – 3:52
- ベン・E・キングのカバー。
- ユー・センド・ミー "You Send Me" (Sam Cooke) – 4:14
- サム・クックのカバー。
- リスペクト・ユアセルフ "Respect Yourself" (Luther Ingram, Mack Rice) – 4:06
- フィーチャリング:メイヴィス・ステイプルズ(ボーカル)
- ザ・ステイプル・シンガーズのカバー。
- 男が女を愛する時 "When a Man Loves a Woman" (Calvin Lewis, Andrew Wright) – 3:23
- パーシー・スレッジのカバー。
- レッツ・ステイ・トゥゲザー "Let's Stay Together" (Al Green, Al Jackson Jr., Willie Mitchell) – 4:03
- イッツ・オール・ライト "It's All Right" (Curtis Mayfield) – 3:32
- インプレッションズのカバー。
- ピープル・ゲット・レディ "People Get Ready" (C. Mayfield) – 4:06
- フィーチャリング:デイヴィッド・サンボーン(サクソフォーン)&アート・ネヴィル(オルガン)
- インプレッションズのカバー。
- マイ・ガール "My Girl" (William Robinson Jr., Ronald White) – 3:58
- テンプテーションズのカバー。
- エイント・ザット・ペキュリア "Ain't That Peculiar" (Robert Rogers, W. Robinson Jr., Marvin Tarplin, Warren Moore) – 3:40
- マーヴィン・ゲイのカバー。
- ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム "A Change Is Gonna Come" (S. Cooke) – 4:10
- サム・クックのカバー。
インターナショナル盤ボーナス・トラック
[編集]- ハイヤー・アンド・ハイヤー "(Your Love Keeps Lifting Me) Higher and Higher" (Gary Jackson, Raynard Miner, Carl Smith) - 3:31
- ジャッキー・ウィルソンのカバー。
- ブリング・イット・オン・ホーム "Bring It On Home to Me" (S. Cooke) – 4:07
- フィーチャリング:チャールズ・ネヴィル(テナー・サックス)
- サム・クックのカバー。
参加ミュージシャン
[編集]フィーチャリング・ゲストに関しては上記「収録曲」参照。
- アーロン・ネヴィル - ボーカル
- ニール・ラーセン - ピアノ、エレクトリックピアノ、オルガン
- レイ・パーカー・ジュニア - エレクトリックギター、バッキング・ボーカル
- ヘイター・ペレイラ - エレクトリックギター、アコースティック・ギター
- フレディ・ワシントン - ベース、バッキング・ボーカル
- ジェイムス・ガドソン - ドラムス、バッキング・ボーカル
- ジョー・サンプル - ピアノ、エレクトリックピアノ(#3 , #4, #5, #8, #14)
- ジャック・アシュフォード - タンブリン(#3, #6, #9, #12, #14)
- レニー・カストロ - パーカッション(#4, #5, #8, #10, #11)
- リー・ソーンバーグ - トランペット
- ダン・ヒギンズ - サクソフォーン
- デヴィッド・ウッドフォード - サクソフォーン
- バーバラ・ホーキンス - バッキング・ボーカル(#6, #9, #12, #14)
- ローザ・ホーキンス - バッキング・ボーカル(#6, #9, #12, #14)
- エセルグラ・ネヴィル - バッキング・ボーカル(#6, #9, #12, #14)
- アーロン・ネヴィル・ジュニア - バッキング・ボーカル(#6, #9, #14)
- ジェイソン・ネヴィル - バッキング・ボーカル(#6, #9, #14)
- アーノルド・マッカラー - バッキング・ボーカル(#6, #10, #14)
- フレッド・ホワイト - バッキング・ボーカル(#6, #10, #14)
- ラモント・ヴァン・フック - バッキング・ボーカル(#6, #10, #14)