セーレン・ボバック
獲得メダル | ||
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WOC2014表彰式にて | ||
デンマーク | ||
男子 オリエンテーリング | ||
世界選手権 | ||
金 | 2014 アジアーゴ | スプリント |
銀 | 2014 アジアーゴ | スプリントリレー |
ジュニア世界選手権 | ||
金 | 2006 ドルスキニンカイ | ミドル |
銀 | 2009 トレンティーノ | ロング |
銅 | 2008 イエテボリ | ミドル |
銅 | 2008 イエテボリ | スプリント |
銅 | 2009 トレンティーノ | リレー |
セーレン・ボバック(Søren Bobach、1989年4月25日 - )はデンマークのオリエンテーリング選手[1]。シルケボー生まれで、現在はオーフス在住。
実績
[編集]ジュニア時代
[編集]初めてジュニア世界選手権(JWOC)に出場したのは2006年のリトアニア大会で、初出場ながらロング競技で優勝(チェコのJan Benešと同着での優勝)、17歳にしてジュニア世界選手権者となった。また、スプリント競技では9位、ロング競技では14位と上位に食い込み、翌2007年のオーストラリア大会こそ奮わなかったものの、2008年のスウェーデン大会ではミドル競技とスプリント競技で銅メダル、2009年のイタリア大会ではロング競技で銀メダル、リレー競技で銅メダルを獲得し、the Ultimate Junior of 2008にもノミネートされるなど、ジュニア選手として華々しい結果を残している。
シニア時代
[編集]輝かしい成績を残したジュニア時代と裏腹に、シニア代表の舞台では苦戦を続けた。2009年、はじめて挑戦したワールドカップは総合54位。翌2010年は、世界選手権(WOC)をはじめとして、ヨーロッパ選手権(EOC)、ワールドカップでも低調なままに終わってしまう。2011年には代表から外れ、2012年にスイスで開催されたWOC2012でこそスプリント競技9位、リレー競技6位と気を吐くが、ロング競技では失格になってしまい、ヨーロッパ選手権・ワールドカップでも良い結果を残すことができなかった。2013年も再び代表選考から外れてしまうが、2014年にイタリアで開催されたWOC2014において、その2年前の世界選手権で健闘したスプリント競技で、下馬評を覆し優勝を果たす。また、この年より導入された男女混合によるスプリントリレー競技でも、デンマークの準優勝に貢献した。ヨーロッパ選手権やワールドカップでは苦戦しているものの、世界選手権のスプリント競技とデンマークの国内選手権では高いパフォーマンスを見せている。
その他
[編集]- 兄妹に、同じくオリエンテーリング選手のクリスティアン・ボバック、イダ・ボバックを持つ。
- TRIMTEX社などがスポンサーについている。2014年、新たにアシックス社がスポンサーとなった[2]。
- デンマークのクラブOK Pan Aarhusと、ノルウェーのクラブHalden SKに所属している。
参考文献
[編集]外部リンク
[編集]- セーレン・ボバック (@SorenBobach) - X(旧Twitter)
- ボバック家公式ホームページ(英語)