セントラルパークアネックス
セントラルパークアネックス Central Park ANNEX | |
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外観(2021年7月) | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦三丁目5番4号 |
座標 | 北緯35度10分24.042秒 東経136度54分26.890秒 / 北緯35.17334500度 東経136.90746944度座標: 北緯35度10分24.042秒 東経136度54分26.890秒 / 北緯35.17334500度 東経136.90746944度 |
開業日 | 1986年(昭和61年)11月1日 |
閉業日 | 2021年(令和3年)10月16日 |
施設所有者 | 株式会社セントラルパークアネックス [1] |
設計者 | 大成建設名古屋支店[2] |
施工者 | 大成建設名古屋支店[2] |
敷地面積 | 2,002.10 m²[2] |
建築面積 | 1,523.34 m²[2] (建蔽率76%) |
延床面積 | 17,759.16 m²[2] |
商業施設面積 | 9,105 m²[1] |
中核店舗 | 東急ハンズ |
駐車台数 | 79台[1] |
駐輪台数 | 0台[1] |
最寄駅 | 久屋大通駅 |
ANNEX |
セントラルパークアネックスは、愛知県名古屋市中区錦三丁目に所在する商業ビル。1986年(昭和61年)開業。2021年(令和3年)10月17日をもって営業を終了しているが、建物の跡地利用として、2024年10月1日に「(仮称)錦三丁目5番街区計画」として三菱地所により着工。2026年11月完成予定[3]。
概要
[編集]1986年(昭和61年)、セントラルパークに隣接する姉妹店として、オープンした[4]。鉄骨鉄筋コンクリート造、地上12階、地下2階、塔屋2階建[2]であり、久屋大通に面している。セントラルパーク地下街の北端と、地下2階で直結している。当ビルの運営会社は、株式会社セントラルパークアネックス(セントラルパーク地下街の運営会社である株式会社セントラルパークの関連会社)である。
ターゲット客層をティーンズからアダルト[2]とし、「ワン・オブ・ゼムではなくオンリー・ワンを」をコンセプトとしていた[5]。
婦人服飾店、紳士服色、靴、カバン、アクセサリー、雑貨、宝飾品、カルチャー、飲食、喫茶など80店舗(開業当時)で、全体の1/3にあたる、19店を名古屋初進出のテナントとして、5階から8階までは中部地区出店となる東急ハンズがオープンした[4][5]。開業初日には55,600人の入館者を記録して、開店時間前に並んだ人が入る切るまで30分もかかるなど、活況を呈した[5]。
当ビルは、栄地区の北の拠点として、地域商業発展に寄与しようと計画された[2]。物の形態、色彩も含めた名古屋市の公共空間の整備地区に位置しているため、市の整備計画への協力が行われるなど[2]、建築計画も注目された。
開業後の1989年(平成元年)には当ビルと直結するセントラルパーク地下街に、名古屋市営地下鉄名城線・桜通線「久屋大通駅」が開設され、アクセスが向上した。
しかしながら、ビルの老朽化と売上高の低迷が重なり[6]、2021年(令和3年)10月17日に閉館した。
閉館後の跡地再開発計画等は「(仮称)錦三丁目5番街区計画」として2024年10月1日に着工した[3]。
当ビルは他ビルを抱え込むコの字型形状の立地であることや、立体駐車場側の一部が名古屋市営地下鉄名城線・桜通線「久屋大通駅」の排気塔を兼ねているなど特殊な構造となっている。
尚、東急ハンズは2022年(令和4年)11月2日、松坂屋名古屋店(南館地下1階)に「ハンズ 名古屋松坂屋店」として移転オープンした[7][8]。
沿革
[編集]- 1986年(昭和61年)11月1日 - 開館[9]。
- 1987年(昭和62年) - 名古屋都市景観賞受賞[10]。
- 2021年(令和3年)10月17日 - 閉館[6]。
- 2023年(令和5年)5月15日 - 解体着手[11]。
フロアガイド
[編集]12階[12] | 改装中 |
11階[13] | 久屋大通スワン歯科・矯正歯科 城本クリニック(美容外科) |
9 - 10階[14] | GOLD'S GYM(フィットネス) |
5 - 8階[15] | 東急ハンズ |
4階[16] | PARTS CLUB(アクセサリー) カラマツステーション(期間限定ショップ) |
3階[17] | WINNER VISION(美容室) |
2階[18] | TRANSLATION(スポーツウェア) FITNESS Shop(スポーツウェア) arena shop(スポーツウェア) Funning(カフェ・ショップ) |
1階[19] | レストラン&カフェ 茶香 丸源 |
地下1階[20] | 無印良品 |
地下2階[21] | ■ 地下鉄久屋大通駅・Central Park地下街 連絡口
無印良品 |
アクセス
[編集]地下2階でセントラルパーク地下街に直結している[21]。
同地下街を経由し、名古屋市営地下鉄名城線・桜通線「久屋大通駅」南改札口から徒歩で約1分。
脚注
[編集]- ^ a b c d “名古屋市:31-7(変更):令和元年7月18日届出 セントラルパークアネックス:中区錦三丁目(縦覧期間 令和元年12月19日まで)(事業向け情報)”. 名古屋市. 2021年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “特集 東海の新建築と伝統技術 作品 セントラルパーク・アネックス”. 建築と社会 70 (3): 78-79. (1989).
- ^ a b “「セントラルパークアネックス」「桜錦ビル」跡地の開発プロジェクト 「(仮称)錦三丁目5番街区計画」着工”. 三菱地所 (2024年10月7日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ a b 株式会社セントラルパーク社史編集委員会『FASSION PROMENADE Central Park セントラルパーク10周年記念』株式会社セントラルパーク、1988年11月2日。
- ^ a b c “日本のSC――セントラルパークアネックス”. ショッピングセンター 161: 3-9. (1987).
- ^ a b “名古屋・栄のセントラルパークアネックス、10月閉館へ”. 朝日新聞. (2021年7月15日). オリジナルの2021年7月15日時点におけるアーカイブ。
- ^ “ハンズ/名古屋松坂屋に出店、暮らしの中のとっておき提案”. 流通ニュース (2022年10月28日). 2022年10月29日閲覧。
- ^ “ハンズ名古屋松坂屋店”. ハンズ. 2022年11月2日閲覧。
- ^ “全国都道府県別SC一覧 愛知県”. 一般社団法人日本ショッピングセンター協会. 2021年7月23日閲覧。
- ^ 名古屋テレビ放送社史編集委員会『名古屋テレビ放送30年』名古屋テレビ放送、1992年。
- ^ “セントラルパークアネックスビル解体に着手”. 建設ニュース (2023年5月12日). 2023年5月13日閲覧。
- ^ “フロアガイド-12F ANNEX-セントラルパークアネックス”. 2021年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月23日閲覧。
- ^ “フロアガイド-11F ANNEX-セントラルパークアネックス”. 2021年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月23日閲覧。
- ^ “フロアガイド-9-10F ANNEX-セントラルパークアネックス”. 2021年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月23日閲覧。
- ^ “フロアガイド-5-8F ANNEX-セントラルパークアネックス”. 2021年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月23日閲覧。
- ^ “フロアガイド-4F ANNEX-セントラルパークアネックス”. 2021年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月23日閲覧。
- ^ “フロアガイド-3F ANNEX-セントラルパークアネックス”. 2021年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月23日閲覧。
- ^ “フロアガイド-2F ANNEX-セントラルパークアネックス”. 2021年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月23日閲覧。
- ^ “フロアガイド-1F ANNEX-セントラルパークアネックス”. 2021年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月23日閲覧。
- ^ “フロアガイド-B1F ANNEX-セントラルパークアネックス”. 2021年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月23日閲覧。
- ^ a b “フロアガイド-B2F ANNEX-セントラルパークアネックス”. 2021年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月23日閲覧。
参考文献
[編集]- 株式会社セントラルパーク社史編集委員会『FASSION PROMENADE Central Park セントラルパーク10周年記念』株式会社セントラルパーク、1988年11月2日。
- 名古屋テレビ放送社史編集委員会『名古屋テレビ放送30年』名古屋テレビ放送、1992年。