スロボジア
スロボジア | ||
---|---|---|
裁判所 | ||
| ||
北緯44度33分50秒 東経27度21分58秒 / 北緯44.56389度 東経27.36611度 | ||
国 | ルーマニア | |
県 | ヤロミツァ県 | |
政府 | ||
• 市長 | ガビ・ヨナシュク(社会民主党、2000年から) | |
面積 | ||
• 合計 | 132.87 km2 | |
人口 (2002年国勢調査) | ||
• 合計 | 52,710人 | |
• 密度 | 396.70人/km2 | |
• 2006年推計 | 53,000人 | |
郵便番号 |
920xxx | |
言語 | ルーマニア語 | |
人種構成 | ルーマニア人、アロマニア人、ジプシー | |
ウェブサイト | www.sloboziail.ro |
スロボジア(ルーマニア語: Slobozia)は、ルーマニアのヤロミツァ県にある都市。同県の県都でもある。人口は2002年の時点で5万2710人。
地理
[編集]首都ブカレストから東へ120km、黒海の主要な港町であるコンスタンツァからは西へ150kmのところにある。付近にはヤロミツァ川が流れる。市街地から17kmほどのところにはブカレスト=コンスタンツァA2高速道路(Autostrada Soarelui)が通っている。
自治体としての総面積は132.87 km2で、そのうちの13 km2がスロボジア市に指定されている。今日の行政形態では、スロボジアはスロボジア市とボラ・スロボジア・ヌア地域から成る。
経済
[編集]この地域の基幹産業は農業、農産物加工業、軽工業など。
文化
[編集]1990年にスロボジアは指揮者で作曲家のイヨネル・ペルレアの出身地として知られるようになり、展示館、活動部屋、書店、文化機関など彼の名を冠した建造物が続々と建てられた。
1993年にルーマニア正教会がスロボジアとカララシを管轄する教区を設けると、スロボジアにはその本部が置かれた。スロボジアの住民は98.6%が正教会を信仰しているが、教会では他の宗派でも祈祷ができる。
語源
[編集]「かわいそうな人々」を意味するヴァイデーイ(Vaideei、vai de eiと発音される)という村が街の前身である。現在の地名はルーマニア語のslobozieという語から来ており、さらにそれはスラヴ系言語で「無料」を意味するslobodという言葉が語源である。街は平野(バラガン平原)の中央部に位置するため、タタール人やオスマン帝国の攻撃を受けやすかった。そこで農民たちを励ますため、いくつかの税を免除したのである。
観光
[編集]主だった見所として、市街から5kmほど離れたところにあるアマラ湖が挙げられる。湖周辺は温泉地として知られており、スロボジア駅から15分おきにマイクロバスが出ている。このほか、エッフェル塔を模した高さ54mの塔がある。
姉妹都市
[編集]出身有名人
[編集]- コルネル・セルネア - サッカー選手
- ミルセア・ディネスク - 詩人
- ペトル・フィリプ - 政治家
- アドリアン・ミハルセア - サッカー選手
- アドリアン・ピンテル