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スマートオーディン

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
スマートオーディン
2016年京都新聞杯
欧字表記 Smart Odin
品種 サラブレッド
性別 牡
毛色 黒鹿毛
生誕 2013年2月20日（11歳）[1]
抹消日 2021年1月7日[2]
父 ダノンシャンティ[1]
母 レディアップステージ[1]
母の父 Alzao[1]
生国 日本の旗 日本（北海道新冠町）
生産者 スカイビーチステーブル[1]
馬主 大川徹[1]
調教師 松田国英（栗東）[1]→
池江泰寿（栗東）[3]
競走成績
生涯成績 23戦5勝[1]
獲得賞金 1億8711万2000円[1]
勝ち鞍
GII 京都新聞杯 2016年
GIII 東スポ杯2歳S 2015年
GIII 毎日杯 2016年
GIII 阪急杯 2019年
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スマートオーディンは、日本の競走馬である。主な勝ち鞍は2015年東京スポーツ杯2歳ステークス、2016年毎日杯、京都新聞杯、2019年阪急杯。馬名の由来は、冠名＋北欧神話の主神[4] 。

経歴

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デビュー前

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2歳（2015年）

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2015年9月20日、阪神競馬場の芝1800mの新馬戦でデビュー。鞍上にはM・デムーロを迎え、1.7倍の1番人気に応えて優勝した。続く萩ステークスでは1.4倍の断然の1番人気に押されるも、ブラックスピネルの2着に敗れる。そして東京スポーツ杯2歳ステークスでは4番人気であったものの、上り3ハロン32.9秒という鬼脚を繰り出して優勝した。

3歳（2016年）～4歳（2017年）

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2016年は共同通信杯から始動したが6着惜敗。その後、毎日杯と京都新聞杯を連勝して挑んだ日本ダービーでは当時の四強と称されたディーマジェスティ、サトノダイヤモンド、マカヒキ、リオンディーズに次ぐ5番人気に推される。レースは中団やや後方から脚を溜めるが、直線精彩を欠きリオンディーズにハナ差及ばず6着に敗れた。レースの翌月、厩舎側と馬主側の方針の違いにより松田厩舎から池江厩舎へ転厩し、吉澤ステーブルWESTへ放牧に出された[3]。

5歳（2018年）～8歳（2021年）

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その後屈腱炎を発症し長期に渡って休養していたが、2018年のエプソムカップにて復帰[5]、12着に終わった。続く中京記念、リゲルステークス、2019年初戦の京都金杯を15着、9着、10着と凡走していたが、初の1400mとなった阪急杯で11番人気の低評価を覆し、同競走を優勝した。しかし、その後は不本意なレースが続いた。

2021年の京都金杯9着をもって現役を引退し、イーストスタッドで種牡馬入りすると発表された[6]。父・ダノンシャンティは2020年に13歳で種牡馬を引退しており、後継種牡馬として期待される[6]。

  • 2016年毎日杯
    2016年毎日杯
  • 2019年阪急杯
    2019年阪急杯

競走成績

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以下の内容は、netkeiba.comの情報[7]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 格 距離（馬場） 頭
数		 枠
番		 馬
番		 オッズ
（人気）		 着順 タイム
（上がり3F）		 着差 騎手 斤量
[kg]		 1着馬（2着馬） 馬体重
[kg]
2015.09.20 阪神 2歳新馬 芝1800m（良） 08 4 4 001.70（1人） 01着 01:51.1（33.3） -0.4 0M.デムーロ 54 （レヴィンインパクト） 476
0000.10.31 京都 萩S OP 芝1800m（良） 05 2 2 001.40（1人） 02着 01:47.7（33.5） -0.1 0M.デムーロ 55 ブラックスピネル 488
0000.11.23 東京 東スポ杯2歳S GIII 芝1800m（良） 11 8 10 007.00（4人） 01着 01:49.5（32.9） -0.2 0武豊 55 （プロディガルサン） 482
2016.02.14 東京 共同通信杯 GIII 芝1800m（良） 10 1 1 003.10（2人） 06着 01:48.7（36.5） -1.3 0武豊 57 ディーマジェスティ 494
0000.03.26 阪神 毎日杯 GIII 芝1800m（良） 10 8 10 001.70（1人） 01着 01:47.3（32.7） -0.2 0戸崎圭太 57 （アーバンキッド） 484
0000.05.07 京都 京都新聞杯 GII 芝2200m（良） 14 2 2 002.00（1人） 01着 02:12.6（33.8） -0.1 0戸崎圭太 56 （アグネスフォルテ） 482
0000.05.29 東京 東京優駿 GI 芝2400m（良） 18 5 10 011.70（5人） 06着 02:24.5（33.6） -0.5 0戸崎圭太 57 マカヒキ 480
2018.06.10 東京 エプソムC GIII 芝1800m（重） 16 5 9 016.80（6人） 12着 01:49.2（37.7） -1.8 0武豊 56 サトノアーサー 494
0000.07.22 中京 中京記念 GIII 芝1600m（良） 16 1 1 016.70（8人） 15着 01:34.8（37.2） -2.5 0松山弘平 57.5 グレーターロンドン 492
0000.12.08 阪神 リゲルS OP 芝1600m（良） 11 8 11 020.70（6人） 09着 01:34.9（36.1） -1.6 0武豊 57 パクスアメリカーナ 514
2019.01.05 京都 京都金杯 GIII 芝1600m（良） 17 5 9 122.6（14人） 10着 01:35.3（34.3） -0.4 0秋山真一郎 57 パクスアメリカーナ 506
0000.02.24 阪神 阪急杯 GIII 芝1400m（良） 18 8 17 032.3（11人） 01着 01:20.3（33.4） -0.2 0藤岡佑介 56 （レッツゴードンキ） 500
0000.05.11 東京 京王杯SC GII 芝1400m（良） 15 8 16 006.40（4人） 07着 01:19.7（32.6） -0.3 0池添謙一 56 タワーオブロンドン 504
0000.06.02 東京 安田記念 GI 芝1600m（良） 16 5 9 073.7（12人） 13着 01:32.0（33.4） -1.1 0池添謙一 58 インディチャンプ 500
0000.10.26 京都 スワンS GII 芝1400m（稍） 18 7 15 012.90（6人） 09着 01:22.0（33.7） -0.7 0武豊 56 ダイアトニック 512
0000.12.21 阪神 阪神C GII 芝1400m（良） 18 8 17 011.30（4人） 08着 01:20.8（34.2） -1.4 0武豊 57 グランアレグリア 508
2020.01.11 京都 淀短距離S L 芝1200m（良） 15 5 9 033.90（9人） 13着 01:11.0（34.2） -1.4 0藤岡佑介 59 アイラブテーラー 512
0000.03.01 阪神 阪急杯 GIII 芝1400m（良） 18 8 18 025.00（8人） 04着 01:20.4（33.8） -0.2 0秋山真一郎 56 ベストアクター 504
0000.04.04 阪神 コーラルS L ダ1400m（良） 16 6 12 008.50（3人） 13着 01:24.8（36.7） -2.3 0秋山真一郎 57 レッドルゼル 504
0000.05.31 京都 安土城S L 芝1400m（良） 17 8 16 017.50（8人） 06着 01:21.5（33.4） -0.2 0秋山真一郎 57 エントシャイデン 512
0000.06.28 東京 パラダイスS L 芝1400m（不） 16 8 16 009.50（7人） 08着 01:23.9（35.2） -0.5 0秋山真一郎 57 アルーシャ 504
0000.10.31 京都 スワンS GII 芝1400m（良） 16 8 15 057.50（9人） 14着 01:22.2（34.4） -1.0 0藤井勘一郎 56 カツジ 502
2021.01.05 中京 京都金杯 GIII 芝1600m（良） 16 4 7 209.3（15人） 09着 01:33.8（34.4） -0.7 0荻野極 57 ケイデンスコール 504

血統表

[編集]
スマートオーディンの血統 （血統表の出典）[§ 1]
父

ダノンシャンティ
2007 黒鹿毛
父の父
フジキセキ
1992 青鹿毛 		サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ミルレーサー Le Fabuleux
Marston's Mill
父の母
シャンソネット
2000 鹿毛 		Mark of Esteem Darshaan
Homage
Glorious Song Halo
Ballade
母

レディアップステージ
Lady Upstage
1997 鹿毛 		Alzao
1980 鹿毛 		Lyphard Northern Dancer
Goofed
Lady Rebecca Sir Ivor
Pocahontas
母の母
She's the Tops
1988 鹿毛 		Shernazar Busted
Sharmeen
Troytops Troy
Topsy
母系(F-No.) (FN:F3-c) [§ 2]
5代内の近親交配 Halo S4×S4 12.50% [§ 3]
出典
  1. ^ [8]
  2. ^ [8]
  3. ^ [8][9]


出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i netkeiba.comスマートオーディン 2016年2月29日閲覧。
  2. ^ “スマートオーディンが競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会 (2021年1月7日). 2021年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月7日閲覧。
  3. ^ a b “重賞3勝のスマートオーディン、池江厩舎へ転厩”. スポーツ報知. 2016年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月15日閲覧。
  4. ^ JRAデータファイル 競走馬検索/スマートオーディン 2016年2月29日閲覧。
  5. ^ “【エプソムＣ】スマートオーディン2年ぶり復帰で重賞Vへ 池江師はスタッフに感謝”. デイリースポーツ. 2018年6月15日閲覧。
  6. ^ a b “【次走】スマートオーディンは京都金杯がラストラン、種牡馬入りへ | 競馬ニュース - netkeiba.com”. news.netkeiba.com (2020年12月25日). 2020年12月25日閲覧。
  7. ^ “スマートオーディン”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2019年5月11日閲覧。
  8. ^ a b c “血統情報：5代血統表｜スマートオーディン｜JBISサーチ（JBIS-Search）”. www.jbis.or.jp. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年4月26日閲覧。
  9. ^ “スマートオーディンの血統表 | 競走馬データ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2022年4月26日閲覧。

外部リンク

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