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スプリンターセルシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スプリンターセル(Splinter Cell)は、作家トム・クランシー監修のステルスゲームシリーズであり、ユービーアイソフトにより製作・販売されている。

概要

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高度な情報技術を用いた大規模テロ等を、アメリカ国家安全保障局の架空の秘密部署サードエシュロン所属のエージェントであるサム・フィッシャーが阻止する、というのがシリーズに共通するストーリーラインとなるが、5作目のコンヴィクションについては敵対する組織が古巣のサードエシュロンとなっている。

スニーキングアクションゲームであるため、同ジャンルを代表するメタルギアシリーズと比較される場合がしばしば見られるが、それぞれテーマや雰囲気の異なる、まったく別のゲームである。

同ジャンルのThiefシリーズ同様、暗闇に潜むという特徴があり、部屋の明かりを消す、もしくは破壊することで闇を作り出し、その場に潜む事で敵に見つかりにくくなる。

スプリンターセルの実写映画化の企画がある。ユービーアイソフトとNew Regencyはスプリンターセルの映画化製作で提携する事を発表した。脚本をエリック・ウォーレン・シンガーが書き、主役であるサムフィッシャー役はトム・ハーディだと言う[1]

特徴

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シリーズを重ねるごとにゲーム性が進化しているが、以下の特徴がある。

  • 主人公は超人ではない
  • 暗殺もしくは、誰も死なせずに、ミッションを遂行することが目的
  • ラスボスに該当するような敵キャラクターは存在しない(ミッションによっては暗殺を命じられるが、超人的な強さはない)
  • 最先端のスコープや端末を用いてスパイ活動を行う
  • とにかく気配を消して行動する(シリーズによって、やり方がかなり変わっている)

最高のプレイとは、「どの敵キャラクターにも一般キャラクターにも気づかれることなく任務を遂行する」こと。サム・フィッシャーは任務中、そこに存在してはならないのである。(多少のミスがあってもクリアは可能)

スプリンターセル コンヴィクションでは、同社発売タイトルアサシン クリードシリーズの「集団に紛れ気配を消す」システムが採用されているのと、敵の誰もがフィッシャーを狙っている(存在が前提になっている)ため、いささかゲーム性が異なっている。

シリーズ

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メインシリーズ

カオスセオリーをリメイクした作品
PSPで発売されたコンソールオリジナル作品。日本未発売。
UBI上海スタジオが開発した通称バージョン1と呼ばれる作品。
  • スプリンターセル 二重スパイ(機種:Xbox、PS2 開発:UBIモントリオールスタジオ)
UBIモントリオールスタジオが開発した通称バージョン2と呼ばれる作品。
2010年4月に発売されたシリーズ第5作。
  • Splinter Cell Conviction(機種:iOS、Android 開発:ゲームロフト)

ブラックリスト以降の新作は2024年現在で登場していないが、このシリーズのXbox/Xbox 360版作品は全てXbox One以降のハードでの下位互換に対応。

スピンオフ

  • Splinter Cell(機種:GBA、N-Gage 開発:UBIモントリオールスタジオ)
  • Splinter Cell(機種:Java 開発:ゲームロフト)
  • Splinter Cell Extended OPS(機種:Java 開発したゲームロフト)
  • Splinter Cell Pandora Tomorrow(機種:GBA 開発:UBIモントリオールスタジオ)
  • Splinter Cell Pandora Tomorrow(機種:Java 開発:ゲームロフト)
  • Splinter Cell Chaos Theory(機種:DS、N-Gage 開発:ゲームロフト)
  • Splinter Cell Chaos Theory(機種:Java 開発:ゲームロフト)
  • Splinter Cell Double Agent(機種:Java 開発:ゲームロフト)
  • Splinter Cell Conviction(機種:Java 開発:ゲームロフト)
  • スプリンターセル ブラックリスト スパイダーボット (Splinter Cell Blacklist Spider-Bot)(機種:iOS、Android 開発:Soap Creative)
2013年9月に発売されたシリーズ第6作。『ブラックリスト』からの派生作品。iOSおよびAndroid用。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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