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「ストーニー・エンド」("Stoney End")はローラ・ニーロが作詞作曲し、1967年2月のアルバム『モア・ザン・ナ・ニュー・ディスカバリー』でリリースした曲。子供時代の友人であるアラン・メリルによれば、ニーロはゴスペルの影響を受けたアップテンポなこの曲を、最初はゆっくりしたペースで演奏するつもりだった。この曲の最もよく知られたバージョンは1970年のバーブラ・ストライサンドがヒットさせたバージョンである。
ストライサンドは「ストーニー・エンド」を12枚目のスタジオアルバム(英語版)のタイトル曲として録音した。この曲はレコードプロデューサーのリチャード・ペリー(英語版)がストライサンドに勧め、ファニー(英語版)のメンバーがバックボーカルをつとめた。
この曲は1971年初頭にアメリカのビルボード・ホット100で6位に達し、ストライサンドにとって2曲目のトップ10ヒットとなった。アダルト・コンテンポラリー・チャートでは2位に達し、カナダでは5位となった。
チャート(1971年)
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順位
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カナダ[5]
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65
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全米 キャッシュボックス[6]
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99
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- 「ストーニー・エンド」は1968年にペギー・リプトンによっても録音された。リプトンのバージョンはアメリカのビルボードのバブリング・アンダー・ホット100チャートで121位に到達した。
- ペギー・リプトンのバックボーカルを担当したザ・ブロッサムズ(英語版)は1969年のシングル "Wonderful" のB面としてこの曲を録音した。
- 「ストーニー・エンド」はニュージーランドのデュオ、ザ・チックス(英語版)によっても演奏されている。このバージョンは1970年1月にニュージーランドのチャートで21位に達した[7]。
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スタジオ・アルバム | |
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ライブ・アルバム |
- 『光の季節』Season of Lights (1977)
- 『ライヴ・アット・ザ・ボトム・ライン』Laura: Live at the Bottom Line (1989)
- 『ライヴ・フロム・マウンテン・ステージ』Live from Mountain Stage (2000)
- 『ライヴ!ザ・ルームズ・ディザイアー ファイナル・コンサート・アット・ニューヨーク1993,1994』 Live: The Loom's Desire (2002)
- 『ライヴ・イン・ジャパン1994』 Live in Japan (2003)
- Spread Your Wings and Fly: Live at the Fillmore East (2004)
- Live at Carnegie Hall: The Classic 1976 Radio Broadcast (2013)
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コンピレーション | |
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主要曲 | |
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関連事項 | |
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