ストレラ (人工衛星)
表示
ストレラ (人工衛星) | |
---|---|
所属 | VKS/GRU |
主製造業者 | NPO Prikladnoi Mekhaniki |
任務 | 通信 |
輸送ロケット |
コスモス2I コスモス3 コスモス3M Tsyklon-3 ロコット |
打上げ場所 | プレセツク宇宙基地 |
任務期間 | 5 年 |
消費電力 | 40 W(太陽パネル) |
電池 | NiH2 |
軌道要素 | |
軌道 | LEO |
軌道傾斜角 | 49から82.6°[1] |
遠点高度 | 555kmから1684km[1] |
近点高度 | 202kmから1480km[1] |
搭載機器 | |
スペクトラルバンド |
UHF NATO B/D-band |
データ速度 | 上限 64kb/s |
ストレラ (ロシア語: Стрела) はロシア連邦(以前は旧ソ連)の軍事通信衛星コンステレーションである。
歴史
[編集]シリーズ最初の3機、コスモス38号(1964年11月8日に大気圏再突入)、コスモス39号(1964年11月8日に再突入)、コスモス40号(1964年11月17日に再突入)は1964年8月18日に打ち上げられた。ストレラでは5タイプの衛星が打上げられ、それぞれストレラ-1(1964-65)、ストレラ-1M(1970-1992)、ストレラ-2(1965-1968)、ストレラ-2M(1970-1994)、そしてストレラ-3(1985-2010)である[1][2][3][4][5][6]。
この他に、非軍事目的の通信衛星システムであるゴネッツでは、ストレラ衛星から派生した機体が使用されている。
宇宙事故
[編集]→詳細は「2009年人工衛星衝突事故」を参照
2009年2月10日16時55分(GMT)、すでに運用が終了したストレラ-2M(コスモス2251号)が運用中のアメリカ合衆国の民間通信衛星イリジウム33と衝突した[7]。
参考文献
[編集]- ^ a b c d “Satellite Catalog Number index (updated Jan 2008)”. Jonathan McDowell. 2009年2月12日閲覧。
- ^ “Strela-1 (11F610)”. Gunter Dirk Krebs (2009年1月30日). 2009年2月12日閲覧。
- ^ “Strela-1M (11F625)”. Gunter Dirk Krebs (2009年1月30日). 2009年2月12日閲覧。
- ^ “Strela-2 (11F610)”. Gunter Dirk Krebs (2009年1月30日). 2009年2月12日閲覧。
- ^ “Strela-2M (11F610)”. Gunter Dirk Krebs (2009年1月30日). 2009年2月12日閲覧。
- ^ “Strela-3 (17F13)”. Gunter Dirk Krebs (2009年1月30日). 2009年2月12日閲覧。
- ^ Iannotta, Becky (2009年2月11日). “U.S. Satellite Destroyed in Space Collision”. Space.com. 2009年2月11日閲覧。