コンテンツにスキップ

スクリーム・ブラッディ・ゴア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『スクリーム・ブラッディ・ゴア』
デススタジオ・アルバム
リリース
録音 1986年11月
ジャンル デスメタル
時間
レーベル コンバット・レコード
プロデュース チャック・シュルディナー、ランディ・バーン
デス アルバム 年表
スクリーム・ブラッディ・ゴア (1987)レプロシー (1988)
テンプレートを表示

スクリーム・ブラッディ・ゴア(Scream Bloody Gore)は、アメリカデスメタルバンド、デスによるデビューアルバム[1]1987年5月25日にリリースされた。

概要[編集]

アルバムは実際には2回録音されており、2回目にロサンゼルスでレコーディングしたものがコンバット・レコードより完全なアルバムとしてリリースされた。最初は、フロリダでリズムギターとドラムのトラックのみが録音されたが、これを聞いたレーベルは満足できなかったため、シュルディナーとレイファートは、カリフォルニアでランディ・バーンをプロデューサーとして迎えてアルバムを再録音した。最初のセッションはプロモーションテープとしてリリースされ、最終的には海賊版になった。「Legion of Doom」は、デスのライブの長年の定番であり、最初に作った曲でもある。

アルバムの特定の曲はホラー映画からインスピレーションを得ている。「Reggurgitated Guts」は1980年の映画「地獄の門」、「Beyond the Unholy Grave」は1981年の映画「ビヨンド」、「Zombie Ritual」は1979年の映画「サンゲリア」の影響を受けた。これらの映画はすべてイタリアの映画監督、ルチオ・フルチの作品である。

トラック[編集]

#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「Infernal Death」  
2.「Zombie Ritual」  
3.「Denial of Life」  
4.「Sacrificial」  
5.「Mutilation」  
6.「Regurgitated Guts」  
7.「Baptized in Blood」  
8.「Torn to Pieces」  
9.「Evil Dead」  
10.「Scream Bloody Gore」  
CD盤ボーナストラック
#タイトル作詞作曲・編曲時間
11.「Beyond the Unholy Grave」  
12.「Land of No Return」  

参加メンバー[編集]

  • チャック・シュルディナー(vo/gt/ba)
  • クリス・レイファート(dr)

脚注[編集]

  1. ^ Aldis, N. & Sherry, J. Heavy metal Thunder, 2006, San Francisco: Chronicle ISBN 0-8118-5353-5