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スウェイツ氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スウェイツ氷河
Thwaites Glacier
所在地 南極ワルグリーン海岸英語版付近
座標 南緯75度30分 西経106度45分 / 南緯75.500度 西経106.750度 / -75.500; -106.750座標: 南緯75度30分 西経106度45分 / 南緯75.500度 西経106.750度 / -75.500; -106.750[1]
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スウェイツ氷河(スウェイツひょうが、英語: Thwaites Glacier)は、南極ワルグリーン海岸英語版付近にある氷河である[1]。移動速度が大きい氷河であり、移動速度は 2 km/year 以上である[1]

この氷河は融解が進行しており[2]地球温暖化による海面上昇に影響を与えるおそれが大きい[1]。崩壊すれば、海面は60cm以上上昇するとされる[3]

脚注

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  1. ^ a b c d 竹内ほか 2017, p. 804.
  2. ^ 崩壊を始めた南極西部の氷河”. ナショナルジオグラフィック日本版 (2014年5月15日). 2020年2月10日閲覧。
  3. ^ “崩壊迫る「終末の氷河」と今、ここにある危機”. ニューズウィーク日本版(2024年10月15日号). CCCメディアハウス. (2024-10-08). p. 53. 

参考文献

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  • 竹内啓一ほか(編)『世界地名大事典1 アジア・オセアニア・極I』朝倉書店、2017年。ISBN 978-4-254-16891-4 

関連文献

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  • 杉山 慎著 『南極の氷に何が起きているか 気候変動と氷床の科学』中公新書2672、2021年。ISBN 978-4-12-102672-9