ペサ120Na
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ペサ120Na "Swing" | |
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ワルシャワ市電の120Na | |
基本情報 | |
製造所 | PESA |
製造年 | 2009年- |
主要諸元 | |
編成 | 3車体連接車、5車体連接車 |
軌間 |
1,435mm 1,000mm(121NaK) 1,009mm(122NaSF) |
設計最高速度 | 70km/h |
全長 |
19,350mm(3車体連接車) 30,120mm(5車体連接車) 31,820mm(120NaS) |
全幅 |
2,350mm 2,400mm(122NaL) |
全高 | 3,400mm |
出力 | 105.0kw×4 |
120Naは、ポーランドの鉄道車両メーカーであるペサ(PESA)が製造する超低床路面電車。"Swing"の愛称を持つ[1]。この項目では、関連する他形式についても記す。
概要
[編集]2006年にワルシャワ市電向けに製造が行われた120N "トラミカス"[2]を基に設計された車両。2010年6月1日に最初の編成がワルシャワ市電で営業運転を開始[3]して以降、ポーランド各地の都市のみならず、ルーマニア、ロシア連邦、ハンガリー、ブルガリアなど世界各地の路面電車に導入されている。
車体は車椅子の移動に適した100%超低床構造で、欧州の鉄道車両安全規格であるEN-15527に適した設計となっている[1]。また台車部分には騒音を抑えるためにカバーが設置されているが、初期車は強度不足が原因で積雪時に破損が相次いだ[4]ため、以降の増備車では強度を増やしたカバーに置き換えられ、初期車についても交換が行われた[5]。
車種
[編集]導入された都市の需要や路線条件に合わせ、主に以下の形式の製造が行われている。
- 120Na - 基本形式。5車体連接車、片運転台。ポーランドの各都市や ルーマニア・クルジュ=ナポカ市電に導入されている。
- 120NaDuo - 5車体連接車、両運転台。 ポーランド・ワルシャワ市電に導入されている。
- 120NaS - 5車体連接車、片運転台。全長が120Naよりも長く、着席定員が増加している[6]。 ポーランド・シュチェチン市電、 ブルガリア・ソフィア市電に導入されている。
- 120Nb - 5車体連接車、片運転台。車体の形状が120Naと異なり、裾が絞られていない[7]。 ハンガリー・セゲド市電に導入されている。
- 121NaK - 3車体連接車、片運転台。メーターゲージ(1000mm)に対応。 ロシア・カリーニングラード市電に導入されている。
- 122NbT - 3車体・5車体連接車、片運転台。120Nbと同様の車体を有しているが、前面形状が異なる。 ポーランド・トルン市電に導入されている。
- 122NbTDuo - 5車体連接車、両運転台。120NbTの両運転台バージョン。 ポーランド・トルン市電に導入されている。
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120Na(ポーランド:ワルシャワ)
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120NaDuo(ポーランド:ワルシャワ)
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120Nb(ハンガリー:セゲド)
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120NaS(ポーランド:シュチェチン)
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120NaR(ルーマニア:クルジュ=ナポカ)
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122NbT(ポーランド:トルン)
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122NaL(ポーランド:ウッチ)
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122NaSF(ブルガリア:ソフィア)
脚注
[編集]- ^ a b SWING 2018年7月21日閲覧
- ^ Plany inwestycyjne Tramwajów Warszawskich 2006年3月6日作成 2018年7月21日閲覧
- ^ Pierwszy \"Swing\" dla Warszawy zaprezentowany 2010年5月12日作成 2018年7月21日閲覧
- ^ Swingi rozpadają się zimą - ウェイバックマシン(2015年7月18日アーカイブ分)
- ^ Co z osłonami warszawskich Swingów? 2011年7月14日作成 2018年7月21日閲覧
- ^ Tabor tramwajowy 2018年7月21日閲覧
- ^ Nowe Swingi z poważnym mankamentem?2015年1月10日作成 2018年7月21日閲覧