ジョー・スミス・ジュニア
基本情報 | |
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本名 | ジョー・スミス・ジュニア |
通称 |
The Irish Bomber(アイリッシュ・ボンバー) Beast from the East(東の野獣) The Common Man(庶民) |
階級 | ライトヘビー級 |
身長 | 183cm |
リーチ | 193cm |
国籍 | アメリカ合衆国 |
誕生日 | 1989年9月20日(35歳) |
出身地 | ニューヨーク州ロングアイランド |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 33 |
勝ち | 28 |
KO勝ち | 22 |
敗け | 5 |
ジョー・スミス・ジュニア(Joe Smith Jr、1989年9月20日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。ニューヨーク州ロングアイランド出身。元WBO世界ライトヘビー級王者。
来歴
[編集]2009年10月31日、モヒガン・サン・アリーナでプロデビュー[1]。
2016年6月18日、イリノイ州シカゴのクレジット・ユニオン・1・アリーナでWBCインターナショナルライトヘビー級王者アンドルー・フォンファラと対戦し、初回2分32秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[2][3]。
2016年12月17日、カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムでこの試合で引退を表明している元世界2階級制覇王者のバーナード・ホプキンスと対戦し、スミスのパンチでホプキンスがリング下に転落し20カウント以内にリングに戻れずホプキンスにキャリア初のKO負けとなる8回53秒TKO勝ちを収めWBCインターナショナル王座の初防衛に成功した[4][5]。
2017年7月15日、イングルウッドのザ・フォーラムでサリバン・バレラと対戦し、10回0-3(93-96、2者が92-97)の判定負けを喫しWBCインターナショナル王座の2度目の防衛に失敗、王座から陥落した[6]。
2019年3月9日、ニューヨーク州ヴェローナのターニング・ストーン・リゾート・アンド・カジノでWBA世界ライトヘビー級王者ディミトリー・ビボルと対戦し、12回0-3(2者が109-119、110-118)の判定負けを喫し王座に失敗した[7][8]。
2020年1月11日、ニュージャージー州アトランティックシティのエテズス・アリーナでジェシー・ハートとNABO北米ライトヘビー級王座決定戦を行い、10回2-1(94-95、98-91、97-92)の判定勝ちを収め王座を獲得した[9]。
2020年8月22日、ラスベガスのMGMグランド内ザ・バブルで元WBO世界ライトヘビー級王者エレイデル・アルバレスと対戦し、9回26秒TKO勝ちを収め王座挑戦権を獲得した[10]。
2021年4月10日、オクラホマ州タルサのオサージ・カジノでWBO世界ライトヘビー級王座決定戦をWBO同級2位のマキシム・ウラソフと行い、12回2-0(114-114、115-113、115-112)の判定勝ちを収め王座を獲得した[11]。
2021年9月21日、スミスが新型コロナウイルスに感染したため10月30日に予定されていたウマル・サラモフとの試合が延期されることが発表された[12]。
2022年1月15日、ニューヨーク州ベローナのチューニング・ストーン・リゾート&カジノで、カラム・ジョンソンと対戦が決定していたが試合の10日前にジョンソンが新型コロナウイルスに感染ししたために、代役としてスティーブ・ジェフラードと対戦し、9回37秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[13]。
2022年6月18日、ニューヨークのフールー・シアターでWBC・IBF統一世界ライトヘビー級王者アルツール・ベテルビエフと3団体王座統一戦を行い、2回2分19秒TKO負けで王座から陥落した。
2023年10月7日、ヒルベルト・ラミレスと対戦し、10回判定負けを喫した。
戦績
[編集]- プロボクシング:33戦 28勝 (22KO) 5敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2009年10月31日 | ☆ | 1R 2:35 | TKO | デビッド・ブラウン | アメリカ合衆国 | プロデビュー戦 |
2 | 2009年11月20日 | ☆ | 1R 0:45 | KO | ブランドン・マゴワン | アメリカ合衆国 | |
3 | 2010年3月12日 | ☆ | 1R 0:42 | TKO | カルロス・アダムス | アメリカ合衆国 | |
4 | 2010年4月2日 | ☆ | 1R 0:18 | TKO | クリストファー・ダモネス | アメリカ合衆国 | |
5 | 2010年6月26日 | ☆ | 2R 1:39 | TKO | ウォルター・フォスター | アメリカ合衆国 | |
6 | 2010年7月28日 | ☆ | 2R 1:10 | TKO | チャールズ・ウェイド | アメリカ合衆国 | |
7 | 2010年8月7日 | ★ | 4R 2:58 | TKO | エディ・カミネロ | アメリカ合衆国 | |
8 | 2011年7月30日 | ☆ | 2R 2:40 | KO | サントス・マルチネス | アメリカ合衆国 | |
9 | 2012年3月30日 | ☆ | 2R 2:06 | TKO | デニス・オグブー | ナイジェリア | |
10 | 2012年4月21日 | ☆ | 5R 2:55 | KO | アマドー・アセベド | プエルトリコ | |
11 | 2012年5月17日 | ☆ | 1R 1:54 | TKO | ジェームズ・デンソン | アメリカ合衆国 | |
12 | 2012年9月22日 | ☆ | 3R 1:57 | TKO | ヤシン・ラシド | アメリカ合衆国 | |
13 | 2013年5月4日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ハミド・アブドゥル・マテン | アメリカ合衆国 | |
14 | 2013年11月9日 | ☆ | 6R | 判定2-1 | ラモン・ウィリアムズ | アメリカ合衆国 | |
15 | 2014年2月12日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | オティス・グリフィン | アメリカ合衆国 | |
16 | 2014年3月21日 | ☆ | 2R 終了 | TKO | マイケル・グベンガ | ガーナ | |
17 | 2014年7月23日 | ☆ | 3R 1:45 | TKO | ティレル・ヘンドリックス | アメリカ合衆国 | |
18 | 2014年12月20日 | ☆ | 1R 0:37 | TKO | マクセル・テイラー | アメリカ合衆国 | |
19 | 2015年4月18日 | ☆ | 2R 2:10 | TKO | コリー・カミングス | アメリカ合衆国 | |
20 | 2015年9月11日 | ☆ | 9R 2:25 | TKO | ディオン・サベージ | アメリカ合衆国 | |
21 | 2015年12月5日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | ウィル・ロシンスキー | アメリカ合衆国 | |
22 | 2016年4月23日 | ☆ | 2R 2:38 | TKO | ファビアノ・ペナ | ブラジル | |
23 | 2016年6月18日 | ☆ | 1R 2:32 | TKO | アンドルー・フォンファラ | ポーランド | WBCインターナショナルライトヘビー級タイトルマッチ |
24 | 2016年12月17日 | ☆ | 8R 0:53 | KO | バーナード・ホプキンス | アメリカ合衆国 | WBCインターナショナル防衛1 |
25 | 2017年7月15日 | ★ | 10R | 判定0-3 | サリバン・バレラ | キューバ | WBCインターナショナル陥落 |
26 | 2018年6月30日 | ☆ | 1R 1:45 | KO | メルビン・ラッセル | アメリカ合衆国 | |
27 | 2019年3月9日 | ★ | 12R | 判定0-3 | ディミトリー・ビボル | ロシア | WBA世界ライトヘビー級タイトルマッチ |
28 | 2020年1月11日 | ☆ | 10R | 判定2-1 | ジェシー・ハート | アメリカ合衆国 | |
29 | 2020年8月22日 | ☆ | 9R 0:26 | TKO | エレイデル・アルバレス | コロンビア | WBO世界ライトヘビー級挑戦者決定戦 |
30 | 2021年4月10日 | ☆ | 12R | 判定2-0 | マキシム・ウラソフ | ロシア | WBO世界ライトヘビー級王座決定戦 |
31 | 2022年1月15日 | ☆ | 9R 0:37 | KO | スティーブ・ジェフラード | アメリカ合衆国 | WBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ |
32 | 2022年6月18日 | ★ | 2R 2:19 | TKO | アルツール・ベテルビエフ | カナダ | WBC・IBF・WBO世界ライトヘビー級王座統一戦 WBO陥落 |
33 | 2023年10月7日 | ★ | 12R | 判定0-3 | ヒルベルト・ラミレス | メキシコ | |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]表彰
[編集]脚注
[編集]- ^ Joe Smith Jr RINGSIDE24.com 2021年4月11日参照
- ^ UPSET: Smith demolishes Fonfara in one Fightnews.com 2016年6月18日
- ^ パヤノ陥落、ウォーレンがWBA・B級スーパー王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2016年6月19日
- ^ Joe Smith Jr blasts Bernard Hopkins through the ropes and into retirement Fightnews.com 2016年12月18日閲覧。
- ^ ホプキンスがリング下に落下、最終戦は初TKO負け Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月18日
- ^ Sullivan Barrera Gets Off The Floor To Dominate Joe Smith Jr. BoxingScene.com 2017年7月15日閲覧。
- ^ Dmitry Bivol Has Few Issues in Outboxing Joe Smith Over Twelve Boxing Scene.com 2019年3月9日閲覧。
- ^ L・ヘビー級ビボル、S・ライト級フッカーが防衛成功 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年3月10日
- ^ Joe Smith Drops, Batters Jesse Hart For Solid Decision Boxing Scene.com 2020年1月12日閲覧。
- ^ Joe Smith Busts Up Eleider Alvarez, Knocks Him Out in Ninth Boxing Scene.com 2020年8月22日閲覧。
- ^ Joe Smith Rallies, Edges Maxim Vlasov With Majority Decision, Wins WBO Title Boxing Scene.com 2021年4月10日閲覧。
- ^ “Joe Smith Tests Positive For COVID, Oct. 30 Title Defense Versus Umar Salamov Postponed”. Boxing Scene.com (2021年9月21日). 2021年9月21日閲覧。
- ^ “Callum Johnson Withdraws With COVID, Yarde Will Be Watching Joe Smith Situation”. Boxing Scene.com (2021年1月6日). 2022年6月13日閲覧。
- ^ CARL FRAMPTON NAMED 2016 RING MAGAZINE FIGHTER OF THE YEAR The Ring 2017年1月17日閲覧。
- ^ リング誌が年間表彰発表、MVPはフランプトン Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月18日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ジョー・スミス・ジュニア (@beastsmithjr) - X(旧Twitter)
- ジョー・スミス・ジュニア (@joesmithjr631) - Instagram
- ジョー・スミス・ジュニアの戦績 - BoxRec
空位 前タイトル保持者 サウル・アルバレス |
WBO世界ライトヘビー級王者 2021年4月10日 - 2022年6月18日 |
次王者 アルツール・ベテルビエフ |