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ジョー・スミス・ジュニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョー・スミス・ジュニア
基本情報
本名 ジョー・スミス・ジュニア
通称 The Irish Bomber(アイリッシュ・ボンバー)
Beast from the East(東の野獣)
The Common Man(庶民)
階級 ライトヘビー級
身長 183cm
リーチ 193cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1989-09-20) 1989年9月20日(35歳)
出身地 ニューヨーク州ロングアイランド
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 33
勝ち 28
KO勝ち 22
敗け 5
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ジョー・スミス・ジュニア(Joe Smith Jr、1989年9月20日 - )は、アメリカ合衆国プロボクサーニューヨーク州ロングアイランド出身。元WBO世界ライトヘビー級王者。

来歴

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2009年10月31日、モヒガン・サン・アリーナでプロデビュー[1]

2016年6月18日、イリノイ州シカゴクレジット・ユニオン・1・アリーナWBCインターナショナルライトヘビー級王者アンドルー・フォンファラと対戦し、初回2分32秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[2][3]

2016年12月17日、カリフォルニア州イングルウッドザ・フォーラムでこの試合で引退を表明している元世界2階級制覇王者のバーナード・ホプキンスと対戦し、スミスのパンチでホプキンスがリング下に転落し20カウント以内にリングに戻れずホプキンスにキャリア初のKO負けとなる8回53秒TKO勝ちを収めWBCインターナショナル王座の初防衛に成功した[4][5]

2017年7月15日、イングルウッドのザ・フォーラムでサリバン・バレラと対戦し、10回0-3(93-96、2者が92-97)の判定負けを喫しWBCインターナショナル王座の2度目の防衛に失敗、王座から陥落した[6]

2019年3月9日、ニューヨーク州ヴェローナターニング・ストーン・リゾート・アンド・カジノWBA世界ライトヘビー級王者ディミトリー・ビボルと対戦し、12回0-3(2者が109-119、110-118)の判定負けを喫し王座に失敗した[7][8]

2020年1月11日、ニュージャージー州アトランティックシティエテズス・アリーナでジェシー・ハートとNABO北米ライトヘビー級王座決定戦を行い、10回2-1(94-95、98-91、97-92)の判定勝ちを収め王座を獲得した[9]

2020年8月22日、ラスベガスMGMグランド内ザ・バブルで元WBO世界ライトヘビー級王者エレイデル・アルバレスと対戦し、9回26秒TKO勝ちを収め王座挑戦権を獲得した[10]

2021年4月10日、オクラホマ州タルサオサージ・カジノでWBO世界ライトヘビー級王座決定戦をWBO同級2位のマキシム・ウラソフと行い、12回2-0(114-114、115-113、115-112)の判定勝ちを収め王座を獲得した[11]

2021年9月21日、スミスが新型コロナウイルスに感染したため10月30日に予定されていたウマル・サラモフとの試合が延期されることが発表された[12]

2022年1月15日、ニューヨーク州ベローナのチューニング・ストーン・リゾート&カジノで、カラム・ジョンソンと対戦が決定していたが試合の10日前にジョンソンが新型コロナウイルスに感染ししたために、代役としてスティーブ・ジェフラードと対戦し、9回37秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[13]

2022年6月18日、ニューヨークのフールー・シアターでWBC・IBF統一世界ライトヘビー級王者アルツール・ベテルビエフと3団体王座統一戦を行い、2回2分19秒TKO負けで王座から陥落した。

2023年10月7日、ヒルベルト・ラミレスと対戦し、10回判定負けを喫した。

戦績

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  • プロボクシング:33戦 28勝 (22KO) 5敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2009年10月31日 1R 2:35 TKO デビッド・ブラウン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 プロデビュー戦
2 2009年11月20日 1R 0:45 KO ブランドン・マゴワン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
3 2010年3月12日 1R 0:42 TKO カルロス・アダムス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
4 2010年4月2日 1R 0:18 TKO クリストファー・ダモネス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
5 2010年6月26日 2R 1:39 TKO ウォルター・フォスター アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
6 2010年7月28日 2R 1:10 TKO チャールズ・ウェイド アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
7 2010年8月7日 4R 2:58 TKO エディ・カミネロ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
8 2011年7月30日 2R 2:40 KO サントス・マルチネス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
9 2012年3月30日 2R 2:06 TKO デニス・オグブー ナイジェリアの旗 ナイジェリア
10 2012年4月21日 5R 2:55 KO アマドー・アセベド プエルトリコの旗 プエルトリコ
11 2012年5月17日 1R 1:54 TKO ジェームズ・デンソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
12 2012年9月22日 3R 1:57 TKO ヤシン・ラシド アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
13 2013年5月4日 6R 判定3-0 ハミド・アブドゥル・マテン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
14 2013年11月9日 6R 判定2-1 ラモン・ウィリアムズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
15 2014年2月12日 6R 判定3-0 オティス・グリフィン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
16 2014年3月21日 2R 終了 TKO マイケル・グベンガ ガーナの旗 ガーナ
17 2014年7月23日 3R 1:45 TKO ティレル・ヘンドリックス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
18 2014年12月20日 1R 0:37 TKO マクセル・テイラー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
19 2015年4月18日 2R 2:10 TKO コリー・カミングス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
20 2015年9月11日 9R 2:25 TKO ディオン・サベージ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
21 2015年12月5日 10R 判定3-0 ウィル・ロシンスキー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
22 2016年4月23日 2R 2:38 TKO ファビアノ・ペナ ブラジルの旗 ブラジル
23 2016年6月18日 1R 2:32 TKO アンドルー・フォンファラ ポーランドの旗 ポーランド WBCインターナショナルライトヘビー級タイトルマッチ
24 2016年12月17日 8R 0:53 KO バーナード・ホプキンス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 WBCインターナショナル防衛1
25 2017年7月15日 10R 判定0-3 サリバン・バレラ  キューバ WBCインターナショナル陥落
26 2018年6月30日 1R 1:45 KO メルビン・ラッセル アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
27 2019年3月9日 12R 判定0-3 ディミトリー・ビボル ロシアの旗 ロシア WBA世界ライトヘビー級タイトルマッチ
28 2020年1月11日 10R 判定2-1 ジェシー・ハート アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
29 2020年8月22日 9R 0:26 TKO エレイデル・アルバレス  コロンビア WBO世界ライトヘビー級挑戦者決定戦
30 2021年4月10日 12R 判定2-0 マキシム・ウラソフ ロシアの旗 ロシア WBO世界ライトヘビー級王座決定戦
31 2022年1月15日 9R 0:37 KO スティーブ・ジェフラード アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 WBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ
32 2022年6月18日 2R 2:19 TKO アルツール・ベテルビエフ カナダの旗 カナダ WBC・IBF・WBO世界ライトヘビー級王座統一戦
WBO陥落
33 2023年10月7日 12R 判定0-3 ヒルベルト・ラミレス メキシコの旗 メキシコ
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獲得タイトル

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表彰

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脚注

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  1. ^ Joe Smith Jr RINGSIDE24.com 2021年4月11日参照
  2. ^ UPSET: Smith demolishes Fonfara in one Fightnews.com 2016年6月18日
  3. ^ パヤノ陥落、ウォーレンがWBA・B級スーパー王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2016年6月19日
  4. ^ Joe Smith Jr blasts Bernard Hopkins through the ropes and into retirement Fightnews.com 2016年12月18日閲覧。
  5. ^ ホプキンスがリング下に落下、最終戦は初TKO負け Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月18日
  6. ^ Sullivan Barrera Gets Off The Floor To Dominate Joe Smith Jr. BoxingScene.com 2017年7月15日閲覧。
  7. ^ Dmitry Bivol Has Few Issues in Outboxing Joe Smith Over Twelve Boxing Scene.com 2019年3月9日閲覧。
  8. ^ L・ヘビー級ビボル、S・ライト級フッカーが防衛成功 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年3月10日
  9. ^ Joe Smith Drops, Batters Jesse Hart For Solid Decision Boxing Scene.com 2020年1月12日閲覧。
  10. ^ Joe Smith Busts Up Eleider Alvarez, Knocks Him Out in Ninth Boxing Scene.com 2020年8月22日閲覧。
  11. ^ Joe Smith Rallies, Edges Maxim Vlasov With Majority Decision, Wins WBO Title Boxing Scene.com 2021年4月10日閲覧。
  12. ^ Joe Smith Tests Positive For COVID, Oct. 30 Title Defense Versus Umar Salamov Postponed”. Boxing Scene.com (2021年9月21日). 2021年9月21日閲覧。
  13. ^ Callum Johnson Withdraws With COVID, Yarde Will Be Watching Joe Smith Situation”. Boxing Scene.com (2021年1月6日). 2022年6月13日閲覧。
  14. ^ CARL FRAMPTON NAMED 2016 RING MAGAZINE FIGHTER OF THE YEAR The Ring 2017年1月17日閲覧。
  15. ^ リング誌が年間表彰発表、MVPはフランプトン Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月18日

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
サウル・アルバレス
WBO世界ライトヘビー級王者

2021年4月10日 - 2022年6月18日

次王者
アルツール・ベテルビエフ