ジョージ・キナード (初代キナード卿)
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初代キナード卿ジョージ・キナード(英語: George Kinnaird, 1st Lord Kinnaird PC、1689年12月29日没)は、スコットランドの貴族、政治家。
生涯
[編集]パトリック・キナード(Patrick Kinnaird 、スコットランド王国議会議員、1658年頃没)とユーフィーム・グレイ(Eupheme Gray、ギルバート・グレイの娘)の息子として生まれた[1]。
清教徒革命で騎士党の一員としてチャールズ2世を強く支持、1659年にはジョージ・マンクの親友になった[2]。これにより、王政復古の後の1661年にチャールズ2世より騎士爵に叙され、同年にパースシャー選挙区でスコットランド議会議員に当選、さらにスコットランド枢密院の枢密顧問官に任命された[1]。1682年12月28日、スコットランド貴族であるインチテュアのキナード卿に叙された[1]。
1689年12月29日に死去、長男パトリックが爵位を継承した[1]。
家族
[編集]1650年11月19日、マーガレット・クライトン(Margaret Crichton、1704年10月31日没、ジェームズ・クライトンの娘)と結婚[1]、6男をもうけた[3]。
- パトリック(1701年没) - 第2代キナード卿、子供あり
- ジョン - 子供なし
- ジェームズ - 子供なし
- アレクサンダー - 子供なし
- チャールズ(1727年8月4日以前没)
- ジョージ(1703年3月2日埋葬) - マーガレット・メイトランド(Margaret Maitland、1736年1月9日以前没)と結婚、1男をもうけた。第6代キナード卿チャールズ・キナードの祖父にあたる
出典
[編集]- ^ a b c d e Cokayne, George Edward; Doubleday, Herbert Arthur; Howard de Walden, Thomas, eds. (1929). The Complete Peerage, or a history of the House of lords and all its members from the earliest times, volume VII: Husee to Lincolnshire. Vol. 7 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press. p. 313.
- ^ Millar, Alexander Hastie (1892). Lee, Sidney (ed.). Dictionary of National Biography (英語). Vol. 31. London: Smith, Elder & Co. pp. 190–191. . In
- ^ "Kinnaird, Lord (S, 1682 - 1997)". Cracroft's Peerage (英語). 7 April 2009. 2019年8月20日閲覧。
スコットランドの爵位 | ||
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爵位創設 | キナード卿 1682年 – 1689年 |
次代 パトリック・キナード |