ジョン・バーンズ (作家)
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ジョン・バーンズ John Barnes | |
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誕生 | 1957年 |
職業 | SF作家 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
主題 | SF |
ウィキポータル 文学 |
ジョン・バーンズ(John Barnes、1957年 - )はアメリカ合衆国のSF作家。
その作品はしばし、巨大な社会的状況において個人の道徳的責任を問い、社会批判が織り込まれている。またThousand Culturesシリーズの4作品は、孤立した社会に対しグローバリゼーションのもたらす影響について、深刻な疑問を投げかけている。
略歴
[編集]バーンズは2度の結婚と離婚を経験しており、そして2人目の結婚相手は作家のカーラ・ドーキーであった。Thousand Culturesシリーズの第2、第3作目の主人公 Giraut Leones が、作中で辛い結婚生活を経験していることについて、それは著者自身の、2度目の結婚の崩壊についてのフラストレーションが反映されたものだという憶測が存在する。このことに対し、バーンズは「わたしは週末何をするかの見通しも立てられない人間だし、4年も先[1]を見通して Earth Made of Glass にそういう展開を用意することなど、全くもってありえないことだ」と述べている。[2]
作品リスト
[編集]- Century Next Door シリーズ
- 軌道通信 (Orbital Resonance 1991)
- Kaleidoscope Century (1996)
- Candle (2000)
- The Sky So Big and Black (2002)
- Thousand Cultures シリーズ
- A Million Open Doors (1993)
- Earth Made of Glass (1999)
- The Merchants of Souls (2002)
- The Armies of Memory (2006)
- Time Raider シリーズ
- Wartide (1992)
- Battle Cry (1992)
- Union Fires (1992)
- Timeline Wars シリーズ
- Patton's Spaceship (1997)
- Washington's Dirigible (1997)
- Caesar's Bicycle (1997)
- Timeline Wars (1997)
- Jak Jinnaka シリーズ
- Duke of Uranium (2002)
- A Princess of the Aerie (2003)
- In the Hall of the Martian King (2003)
- The Man Who Pulled Down the Sky (1987)
- Sin of Origin (1988)
- 大暴風 (Mother of Storms 1995)
- Encounter With Tiber (1996) - エドウィン・オルドリンとの共著
- One For the Morning Glory (1996)
- Apostrophes and Apocalypses (1998)
- Finity (1999)
- The Return (2001) - エドウィン・オルドリンとの共著
- Gaudeamus (2004)
- Payback City (2007)
- Tales of the Madman Underground: An Historical Romance, 1973 (2009)
脚注
[編集]- ^ 最終原稿が完成したのが、1997年、離婚は2001年Icon Group International, Inc. (2008). Icon Group International, Inc.. ed. Aprils: Webster's Quotations, Facts and Phrases. ICON Group International, Inc.. ISBN 9780546679311
- ^ Barnes, John (2006). “Acknowledgments”. The Armies of Memory. ISBN 0765342243