ジョナサン・ディアス
トロント・ブルージェイズでの現役時代 (2014年4月13日) | |
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | フロリダ州マイアミ・デイド郡マイアミビーチ |
生年月日 | 1985年4月10日(39歳) |
身長 体重 |
5' 9" =約175.3 cm 155 lb =約70.3 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 遊撃手、二塁手、外野手 |
プロ入り | 2006年 MLBドラフト12巡目 |
初出場 | 2013年6月29日 |
年俸 | 2015年10月4日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ジョナサン・ディアス(Jonathan Diaz, 1985年4月10日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ・デイド郡マイアミビーチ出身の元プロ野球選手(内野手)。右投右打。
経歴
[編集]プロ入りとブルージェイズ傘下時代
[編集]2006年のMLBドラフト12巡目(全体360位)でトロント・ブルージェイズから指名され、6月13日に契約を結んだ。契約後、傘下のA-級オーバーン・ダブルデイズでプロデビュー。73試合に出場して打率.200、1本塁打、26打点、5盗塁を記録した。
2007年はA級ランシング・ラグナッツでプレーし、120試合に出場して打率.246 、1本塁打、51打点、8盗塁を記録した。
2008年はA+級ダニーデン・ブルージェイズとAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツでプレー。A+級ダニーデンでは44試合に出場して打率.171、1本塁打、12打点、1盗塁を記録した。
2009年はAA級ニューハンプシャーとAAA級ラスベガス・フィフティワンズでプレー。AA級ニューハンプシャーでは65試合に出場して打率.214、1本塁打、14打点、3盗塁を記録した。
2010年もAA級ニューハンプシャーとAAA級ラスベガスでプレー。AA級ニューハンプシャーでは99試合に出場して打率.231、33打点、4盗塁を記録した。
2011年はA+級ダニーデン、AA級ニューハンプシャー、AAA級ラスベガスでプレー。AA級ニューハンプシャーでは70試合に出場して打率.252、1本塁打、19打点、7盗塁を記録した。
2012年はAA級ニューハンプシャーとAAA級ラスベガスでプレー。AAA級ラスベガスでは95試合に出場して打率.240、3本塁打、31打点、12盗塁を記録した。オフの11月3日にFAとなった[1]。。
レッドソックス時代
[編集]2012年12月7日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだ。
2013年は傘下のAAA級ポータケット・レッドソックスで開幕を迎え、6月29日にレッドソックスとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[2]。同日のブルージェイズ戦でメジャーデビュー。正三塁手のウィル・ミドルブルックスがマイナー降格したこともあり、この日は「9番・三塁手」で先発起用されたが、3打数無安打に終わった[3]。その後は代走や守備要員として起用されていたが、7月6日にAAA級ポータケットへ降格[4]。7月8日にマイナー契約となった。この年メジャーでは5試合の出場にとどまり、打率.000だった。オフの11月5日にFAとなった[1]。。
ブルージェイズ時代
[編集]2013年11月11日に古巣のブルージェイズとマイナー契約を結んだ[5]。
2014年3月31日に正遊撃手のホセ・レイエスが故障者リスト入りしたため、代役としてブルージェイズとメジャー契約を結んだ[6]。レイエスの復帰後は代打や守備要員として出場していたが、打率は.176と結果を残せず、5月1日にマイナーで結果を残していたスティーブ・トールソンと入れ替わる形で、AAA級バッファロー・バイソンズ[7]へ降格した[8]。5月11日に二塁手のクリス・ゲッツが不調でDFAになったこともあり、5月12日にメジャーへ再昇格[9]。同日のロサンゼルス・エンゼルス戦にて「9番・遊撃手」で先発起用されたが、4打数無安打2三振とアピールできず[10]、5月13日にAAA級バッファローへ再び降格した[11]。その後6月25日にDFAとなり、6月28日にマイナー契約となってAAA級バッファローへ三たび降格した。
2015年はAAA級バッファローで開幕を迎え、4月28日にレイエスの故障者リスト入りにより、メジャー昇格した[12]。5月5日にAAA級バッファローへ降格し[13]、15日に40人枠外となった[14]。その後、9月30日にメジャーに復帰した[15]。最終的には7試合でプレーしただけであり、打率.154、2打点という打撃成績だった。守備では遊撃を6試合、左翼手を2試合で守り、無失策だった。オフの11月4日にFAとなった[1]。
ヤンキース傘下時代
[編集]2015年12月31日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ。
2016年は傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーし、101試合に出場して打率.207、1本塁打、25打点、4盗塁を記録した。オフの11月7日にFAとなった[1]。
ブルージェイズ傘下復帰
[編集]2017年1月31日にブルージェイズとマイナー契約を結んだ[16]。シーズンではAA級ニューハンプシャーとAAA級バッファローでプレーした。
ヤンキース傘下復帰
[編集]2017年7月5日に金銭トレードで、ヤンキースへ移籍し、AAA級スクラントン・ウィルクスバリへ配属された[17]。シーズン後、FAとなった[1]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | BOS | 5 | 4 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
2014 | TOR | 23 | 45 | 38 | 3 | 6 | 1 | 0 | 0 | 7 | 4 | 1 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 2 | 14 | 1 | .158 | .256 | .184 | .440 |
2015 | 7 | 16 | 13 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 0 | .154 | .267 | .154 | .421 | |
MLB:3年 | 35 | 65 | 55 | 6 | 8 | 1 | 0 | 0 | 9 | 6 | 1 | 0 | 3 | 0 | 4 | 0 | 3 | 17 | 1 | .145 | .242 | .164 | .406 |
年度別守備成績
[編集]- 内野守備
年 度 |
球 団 |
二塁(2B) | 三塁(3B) | 遊撃(SS) | |||||||||||||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2013 | BOS | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 3 | 2 | 3 | 0 | 0 | 1.000 | - | |||||
2014 | TOR | 5 | 3 | 5 | 0 | 2 | 1.000 | - | 14 | 12 | 23 | 0 | 6 | 1.000 | |||||
2015 | - | - | 6 | 5 | 9 | 0 | 1 | 1.000 | |||||||||||
MLB | 6 | 3 | 5 | 0 | 2 | 1.000 | 3 | 2 | 3 | 0 | 0 | 1.000 | 20 | 17 | 32 | 0 | 7 | 1.000 |
- 外野守備
年 度 |
球 団 |
左翼(LF) | 中堅(CF) | 右翼(RF) | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2014 | TOR | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
2015 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | - | - | |||||||||||
MLB | 3 | 6 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
背番号
[編集]- 76(2013年)
- 1(2014年 - 2015年)
脚注
[編集]- ^ a b c d e MLB公式プロフィール参照。2022年2月18日閲覧。
- ^ “Red Sox select infielder Jonathan Diaz to active roster” (英語). MLB.com (June 29, 2013). May 28, 2014閲覧。
- ^ “Scores for Jun 29, 2013” (英語). ESPN (June 29, 2013). May 28, 2014閲覧。
- ^ “Red Sox recall infielder Brock Holt” (英語). MLB.com (July 6, 2013). May 28, 2014閲覧。
- ^ “Blue Jays sign three” (英語). MLB.com (2013年11月11日). 2014年5月28日閲覧。
- ^ “Blue Jays place Reyes on disabled list” (英語). MLB.com (2014年3月31日). 2014年3月28日閲覧。
- ^ 2013年よりブルージェイズ傘下
- ^ “Blue Jays announce roster moves” (英語). MLB.com (2014年5月1日). 2014年5月28日閲覧。
- ^ “Blue Jays Roster Moves” (英語). MLB.com (2014年5月12日). 2014年5月28日閲覧。
- ^ “Scores for May 12, 2014” (英語). ESPN MLB (2014年5月12日). 2014年5月28日閲覧。
- ^ “Blue Jays recall Pilla” (英語). MLB.com (2014年5月13日). 2014年5月28日閲覧。
- ^ Davidid, Shi (2015年4月28日). “Blue Jays placing Reyes on DL, recalling Diaz” (英語). sportsnet.ca. 2015年5月1日閲覧。
- ^ Todd, Jeff (2015年5月5日). “Blue Jays Designate Jayson Aquino” (英語). mlbtraderumors.com. 2015年5月21日閲覧。
- ^ “Blue Jays acquire shortstop Torreyes from Astros” (英語). Sportsnet (2015年5月15日). 2015年5月21日閲覧。
- ^ Mike Rutsey (2015年9月30日). “Right place, right time for Blue Jays' Jonathan Diaz”. Toronto Sun 2015年10月2日閲覧。
- ^ Chris Henderson (2017年1月31日). “Blue Jays sign Jonathan Diaz to a minor league deal” (英語). Jays Journal.com. 2017年2月28日閲覧。
- ^ “Yankees' Jonathan Diaz: Traded to Yankees” (英語). CBS Sports (2017年7月5日). 2017年7月20日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Jonathan Diaz stats MiLB.com