ジャン・フランソワ・シュドル
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ジャン・フランソワ・シュドル(Jean-François Sudre、1787年8月15日 - 1862年10月20日)は、フランスの著作家、作曲家である。人工言語「ソルレソル」の開発者として知られている。
プロフィール
[編集]音楽の道に進んだ彼は、1817年に「ソルレソル」の開発を始めた。「ソルレソル」は音階を文字の代わりに使った人工言語で、世界共通語を作ろうという発想のもとに開発されたものである。
シュドルは1862年にパリで死去したが、その死後も「ソルレソル」の開発は続けられ、1902年にはBoleslas Gajewskiが『Grammaire du Solresol(ソルレソルの文法)』を出版している。
参考文献
[編集]- 『バンヴァードの阿房宮: 世界を変えなかった十三人』(音で世界を語る ジャン-フランソワ・シュドル)、ポール コリンズ(著)、山田和子(訳)、白水社(2014/8/26)、ISBN 978-4-560-08385-7。
- フランソワ・シュドル、ボレスラス・ガイェフスキー著、宮田佳範訳『音楽言語――ソルレソル』京緑社、2019年。ISBN 978-4-909-72709-1