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ジオラマコレクション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ジオラマコレクション(略称:「ジオコレ」)は、トミーテックが展開している、鉄道模型レイアウト向け展示用模型シリーズの総称。

同社では鉄道模型ブランドとしてTOMIXが存在するが、TOMIXとは別の部門による。

シリーズ一覧

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統一ブランドの「ジオラマコレクション」となったのは2006年の建物コレクション・情景コレクション発売時からで、それまでは個別にシリーズ展開されていた。

  • バスコレクション (THE バスコレクション) 通称:「バスコレ」
    2003年発売開始。事実上ジオラマコレクションで最初に展開されたシリーズである。大型の路線バス観光バス高速バス)の縮尺1/150のモデル。2011年には「バスコレクション」を走行させる、「バスコレ走行システム」も発売された。姉妹品として小型路線バスの「ミニバス編」も発売された。また、縮尺1/80の「バスコレクション80(ハチマル)」も2008年から発売されている。
  • 街並みコレクション 通称:「街コレ」
    2003年発売開始。ライバルであるバンダイの「私の生まれた街」同様、1950年代 - 60年代をテーマにした建造物の縮尺1/150のモデル。
  • カーコレクション (THE カーコレクション) 通称:「カーコレ」
    2004年発売開始。1960年代 - 現代の普通乗用車の縮尺1/150のモデル。特製品に細部再現を強化した「カーコレクションHG」、姉妹品に縮尺1/80の「カーコレクション80」がある。
  • 鉄道コレクション 通称:「鉄コレ」
    2005年発売開始。鉄道車両の縮尺1/150のモデル。専用パーツを使えばNゲージ車両として使用可能。2014年に通常シリーズの弾数が先発のバスコレを抜くなど、ジオラマコレクションの代表的存在。
  • トラックコレクション (THE トラックコレクション) 通称:「トラコレ」
    2005年発売開始。ライバルであるバンダイの「ワーキングビークル」同様、大型トラックの縮尺1/150のモデル。2008年に縮尺1/80の「トラックコレクション80」も発売されている。
  • トレーラーコレクション (THE トレーラーコレクション)
    2006年発売開始。上記トラックコレクションのトレーラートラック版。コンテナトレーラーに付属の航送用コンテナは、TOMIXの一部コンテナ貨車に装着可能である。
  • 建物コレクション 通称:「建コレ」
    2006年発売開始。「街コレ」が基本的に商業施設や公共施設をモデル化したブラインドパッケージ販売であるのに対し、民家などをモデル化したオープンパッケージ販売となっている。姉妹品として縮尺1/80の「建物コレクション80」が販売されている。
  • 情景コレクション
    2006年発売開始。市井の人物などをモデル化した情景用パーツを展開する。オープンパッケージ。
  • 建設機械コレクション
    2010年発売開始。建設機械の縮尺1/150のモデル。2011年の第2弾を最後に途絶えている。
  • 旅客機コレクション
    2014年発売開始。同2月にトミーテック公式サイトで突如発表された。航空機の縮尺1/400のモデル。
  • 鉄道コレクション ナローゲージ80
    2016年発売開始。鉄道コレクション10周年企画第3弾として発表された。軌間762 mm 軽便鉄道の縮尺1/80のモデル。
  • 駅コレクション
    • 2018年発売開始。日本各地に点在する「特徴のある駅」のモデル。第1弾は宇都井駅
  • ジオコレ64
    2020年発売開始。トミカリミテッドヴィンテージとフィギュア・小規模な建物をセットにしたモデル。その名の通り、縮尺1/64で展開されている。
  • ジオコレ・コンバット
    2020年発売開始。戦場などを再現する1/144のモデル。

関連商品

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  • ジオラマキャラクターズ
    同社から2004年に発売されたアニメ・ゲーム・特撮キャラクターの縮尺1/150のモデルだが、本シリーズ制定時に公式サイトの商品一覧から削除されている。
  • 週刊 昭和の「鉄道模型」をつくる
    2007‐2008年に発行された講談社分冊百科。トミーテックが制作に協力しており、同梱の本シリーズ各製品やTOMIX製品を元にした模型で昭和30・40年代の街並みのNゲージレイアウトを構築してゆく構成となっている。
  • 週刊 鉄道模型 少年時代
    2009年‐2011年に発行された講談社の分冊百科。上記同様トミーテックが制作に協力しており、同梱の本シリーズ各製品やTOMIX製品を元にした模型で、こちらは昭和30・40年代の夏の日の思い出でNゲージレイアウトを構築してゆく構成となっている。
  • 週刊 SL鉄道模型
    2012年‐2013年に発行された講談社の分冊百科。上記同様トミーテックが制作に協力しており、同梱の本シリーズ各製品やTOMIX製品を元にした模型で、昭和30年代のSLが走る地方貨物鉄道のNゲージレイアウトを構築してゆく構成となっている。

外部リンク

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