ジェットでGO!
ジャンル | フライトシミュレーション |
---|---|
対応機種 |
PlayStation (PS) 対応機種一覧
|
開発元 | ラクジン |
発売元 | タイトー |
プロデューサー | 加藤敏明 |
ディレクター | 谷口敦 |
デザイナー |
藤渡尊浩 二宮健 松尾尚史 岡昌樹 鈴木克己 |
プログラマー |
松尾尚史 大西憲太郎 宮嶋実 石井秀典 井川徹弥 |
音楽 | 三澤宏之 |
美術 |
二宮健 川石徹 大良直盛 山崎淑子 靄田勝輝 和田憲 大槻勇一郎 |
シリーズ | ジェットでGO!シリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | CD-ROM |
発売日 |
PS(JAL機内販売版) 2000年2月1日 PS(通常版) 2000年2月3日 |
デバイス |
PocketStation対応 専用コントローラ対応 |
その他 |
型式: SLPM-86324(JAL機内販売版) SLPM-86323(通常版) SLPM-86812(廉価版) |
『ジェットでGO!』(ジェットでゴー)は、2000年2月3日に日本のタイトーから発売されたPlayStation用フライトシミュレーションゲーム。
同年にゲームボーイカラー用ソフトとしてアルトロンから発売された他、2001年にはWindows 98/Me用ソフトとしてアンバランスから発売された。後に廉価版が発売されており、PlayStation版が2001年に「PlayStation the Best」として、Wiindows98/Me版が2006年に「爆発的1480シリーズ」として発売された。
ゲーム内容
[編集]システム
[編集]空港にて飛行機運航の離陸、着陸を行う事を目的としており、離着陸のみプレイするフライトモード、巡航を行うクルーズモードの他、ミニゲームを収録している。開発はラクジンが行い、プロデューサーはアーケードゲーム『グリッドシーカー』(1992年)を手掛けた加藤敏明、ディレクターはアーケードゲーム『プチカラット』(1997年)を手掛けた谷口敦が担当している。
日本航空(JAL)が製作に協力しており、実在する機体および空港が収録されている。通常版の発売前となる2000年2月1日にはパッケージが異なる日本航空の機内販売限定版も発売された[1]。
- フライトモード
離陸、着陸をうまく使って操縦技術を磨いていくモード。初級は全2フライト(離着陸各1回ずつ)、中級は全3フライト(離陸1回 着陸2回)、上級は全5フライト(離陸1回 着陸4回)となっている。
- クルーズモード
旅客機の離陸、巡航、着陸の運行業務を一貫して行うモード。
登場空港
[編集]ミニゲーム
[編集]ゲーム中で一定の条件を満たすことにより、「トーイングカーでGO!」「マーシャラーでSTOP!」を遊ぶことができるようになる。PocketStationに「空ちゃんのドリンクサービス」をダウンロードすることもできる(こちらは条件はない)。
登場機体
[編集]- 通常機体
- ジェットストリームスーパー31(ジェイエア機)(初級者用)
- ボーイング 767-300(中級者用)
- ボーイング 747-400 / 300(上級者用)
- 隠し機体
- ボーイング 737-400(JALエクスプレス塗装とJALフラワージェット各色から選択可能)
- マクドネル・ダグラス MD-11(愛称「J-Bird」。10種類の塗装から選択可能)
- ボーイング 777-300(愛称「STAR JET」。5種類の塗装から選択可能)
ボーイング737とMD-11はボーイング767ルートに、ボーイング777はボーイング747ルートに含まれる。
移植版
[編集]No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ジェットでGO! | 2000年10月27日 |
ゲームボーイカラー | アルトロン | アルトロン | 16メガビットロムカセット | CGB-BJEJ-JPN | ||
2 | ジェットでGO! | 2001年4月27日 |
Windows 98/Me | アンバランス | アンバランス | CD-ROM | - | 専用コントローラも同時発売[2] | [3] |
3 | 爆発的1480シリーズ ジェットでGO! |
2006年10月27日 |
Windows | アンバランス | アンバランス | CD-ROM | VJG-315-1 | 廉価版 |
音楽
[編集]- イメージソング「FLY TO LOVE」
- 作詞、作曲:Dr.Haggy
- 歌:白木由美&Junkie As Machine
- レコーディング、ミックス・エンジニア:鎌田良和 (ZTT-JAM)
- レコーディング・エンジニア:中西宗博 (ZTT)
- スペシャル・サンクス:TASK MASTER
スタッフ
[編集]- ゲームデザイン:藤渡 "FJT" 尊浩、二宮健、松尾尚史、岡昌樹(ラクジン)、鈴木克己(ラクジン)
- 2Dキャラクターデザイン:二宮健、川石徹、大良直盛、山崎淑子(ラクジン)
- 3Dキャラクターデザイン:靄田勝輝(ラクジン)、和田憲(ラクジン)、大槻勇一郎(ラクジン)、大里浩一(ラクジン)、山本成樹(ラクジン)、白戸誠(ラクジン)
- ソフトデザイン:松尾尚史、大西憲太郎(ラクジン)、宮嶋実(ラクジン)、石井秀典(ラクジン)、井川徹弥(ラクジン)
- ポケットステーション・ソフトデザイン:林康高
- ムービーデザイン:福井敏博
- スタッフロール・ムービーデザイン:大槻勇一郎(ラクジン)
- 空ちゃんキャラクターデザイン:川石徹、藤渡 "FJT" 尊浩
- 音楽:三澤宏之
- 効果音、ナレーション編集:鎌田良和、佐藤智彦(ラクジン)
- レコーディング、ミックス・エンジニア:鎌田良和 (ZTT-JAM)
- BGMレコーディングスタジオ:ZTT STUDIO
- 声優:野島昭生(シグマ・セブン)、中山真奈美(青二プロ)、国京砂織、鎌田良和
- ナレーションレコーディングディレクター:野口貴由(81プロデュース)
- ナレーションレコーディングエンジニア:赤堀智廣(FMサウンズ)
- ナレーションレコーディングスタジオ:FMサウンズ
- ソフトウェアマニュアル:石毛達也、橋爪直人
- 協力:日本航空、日航商事、ジェイエア、イカロス出版、月刊エアライン編集部、FMサウンズ、関西国際空港、広島県広島西飛行場、ラクジン
- アルバム監修、協力:月刊エアライン編集部
- アルバム写真提供:阿施光南、伊藤久巳、小久保陽一、松崎豊一、西山卓美、上田哲郎、上船修二
- ディレクター:谷口敦
- プロデューサー:加藤敏明
評価
[編集]評価 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
- PlayStation版
ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計28点(満40点)となっている[4]。
関連項目
[編集]前身
[編集]続編
[編集]脚注
[編集]- ^ “「ジェットでGO!」JAL機内販売限定版登場。独自パッケージで通常版より早くリリース”. SOFTBANK GAMES NEWS INDEX. ITmedia (2000年1月24日). 2021年4月10日閲覧。
- ^ 中村聖司 (2001年4月16日). “アンバランス、ForceFeedback機能に対応した「ジェットでGO!」専用コントローラを発売”. GAME Watch. インプレス. 2021年4月10日閲覧。
- ^ 中村聖司 (2001年2月22日). “ジェットでGO!発売情報”. Ascii.jp×ゲーム・ホビー. KADOKAWA. 2021年4月10日閲覧。
- ^ a b “ジェットでGO! まとめ [PS]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2021年4月10日閲覧。
- ^ “Jet de GO! for PlayStation (2000)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2021年4月10日閲覧。