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ジェス・グリン

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ジェス・グリン
Jess Glynne
ジェス・グリン(2015年)
基本情報
出生名 Jessica Hannah Glynne
生誕 (1989-10-20) 1989年10月20日(35歳)
出身地 イングランドの旗 イングランド ロンドンハムステッド
ジャンル ポップ・ミュージックR&Bレゲエ
職業 歌手、ソングライター
活動期間 2013年 -
レーベル アトランティックワーナー、Black Butter
共同作業者 クリーン・バンディット
公式サイト Jess Glynne(日本語)
Official Website(英語)

ジェス・グリン: Jess Glynne1989年10月20日[1] - )は、イギリス出身の歌手。2014年、クリーン・バンディットの「Rather Be」にゲスト・ボーカルとして参加し、第57回グラミー賞で授賞最優秀ダンス・レコーディング賞を受賞した[1]

2019年『フォーブス』誌の「ヨーロッパの30歳以下の最も影響がある30人」に選ばれた[2]

来歴

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1989年、ロンドンハムステッドに生まれる[1]

15歳の時にイギリスの人気オーディション番組『Xファクター』の出演依頼があったが断った[3]

2014年、ルート94の「My Love」にフィーチャリング参加し、全英チャートで1位を記録[4]

同年、「My Love」を聴いたクリーン・バンディットがジェスに「Rather Be」のゲスト・ボーカルを依頼する[5]。同楽曲は第57回グラミー賞で最優秀ダンス・レコーディング賞を受賞[1]Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスで3,200万回以上再生され、2014年にイギリスで最も再生された楽曲となる[6]など大ヒットとなった。

2015年アルバム『アイ・クライ・ホウェン・アイ・ラフ』でソロ・デビュー[1]。このアルバムはイギリスのチャートで初登場1位を獲得した後[7]、6度の1位を記録し、400万枚を売り上げた[8]

同年、ソロ名義のシングル「Hold My Hand」、「Don't Be So Hard on Yourself」、タイニー・テンパーとのコラボレーション・ソング「Not Letting Go」も全英チャートで1位を記録[4]

日本では、同年10月6日に初来日し、日本テレビ系『スッキリ!!』に出演[9]

2018年サマーソニックで来日[10]

2018年発売のセカンド・アルバム『オールウェイズ・イン・ビトウィーン』もイギリスのチャートで1位を獲得した。[11]

受賞歴

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ノミネート

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  • ブリット・アワード(2016年)、ベスト女性ソロアーティスト、シングル・オブ・ザ・イヤー、ベストシングル賞「Hold My Hand」[13]

ディスコグラフィ

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アルバム

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  • 『アイ・クライ・ホウェン・アイ・ラフ』 - I Cry When I Laugh (2015年、Atlantic)
  • 『オールウェイズ・イン・ビトウィーン』 - Always in Between (2018年、Atlantic)

シングル

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  • "Right Here" (2014年)
  • "Real Love with Clean Bandit" (2014年) ※with クリーン・バンディット
  • "Hold My Hand" (2015年)
  • "Don't Be So Hard on Yourself" (2015年)
  • "Take Me Home" (2015年)
  • "Ain't Got Far to Go" (2016年)
  • "If I Can't Have You" (2016年)
  • 「アイル・ビー・ゼア」 - "I'll Be There" (2018年)
  • "All I Am" (2018年)
  • "Thursday" (2018年)
  • "No One" (2019年)
  • 「ワン・タッチ」 - "One Touch" (2019年) ※with ジャックス・ジョーンズ
  • "Lie for You" (2020年) ※with スネークシップス featuring ダヴィド、エイ・ブギー・ウィット・ダ・フーディ
  • "This Christmas" (2020年)

脚注

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  1. ^ a b c d e Jess Glynne”. タワーレコード. 2018年5月10日閲覧。
  2. ^ Jess Glynne, 29” (英語). Forbes. 2021年6月26日閲覧。
  3. ^ Powell, Emma (2015年8月18日). “Jess Glynne reveals why she turned down X Factor audition” (英語). www.standard.co.uk. 2021年6月26日閲覧。
  4. ^ a b ジェス・グリン、クリーン・バンディット「ラザー・ビー」参加の歌姫がデビューALを9月日本リリース”. ビルボードジャパン. 2018年5月10日閲覧。
  5. ^ The 405 meets Jess Glynne”. web.archive.org (2015年1月30日). 2021年6月26日閲覧。
  6. ^ Clean Bandit hit 'Rather Be' named most streamed song of 2014” (英語). The Independent (2014年10月9日). 2021年6月26日閲覧。
  7. ^ UKアルバム・チャート、ジェス・グリンのデビュー作が初登場1位”. barks. 2018年5月10日閲覧。
  8. ^ BRIT Certified” (英語). BPI. 2021年6月26日閲覧。
  9. ^ ジェス・グリン、初のプロモーション来日を果たすことが明らかに”. Time Inc. 2018年5月10日閲覧。
  10. ^ サマソニ来日のジェス・グリン、約3年ぶり新曲MV公開”. ビルボードジャパン. 2018年5月10日閲覧。
  11. ^ Official Albums Chart Top 100 | Official Charts Company” (英語). www.officialcharts.com. 2021年6月26日閲覧。
  12. ^ JESS GLYNNE”. グラミーアワーズ. 2018年5月10日閲覧。
  13. ^ Jess Glynne Awards”. IMDb. 2018年5月10日閲覧。

外部リンク

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