シーブルック・クリスプス
販売会社 | シーブルック・クリスプス |
---|---|
種類 | スナック菓子 |
販売開始年 | 1945年 |
完成国 | イギリス |
主要会社 | カルビーUK(カルビー) |
外部リンク | https://www.seabrookcrisps.com |
シーブルック・クリスプス(英: Seabrook Crisps)は、イギリス・ブラッドフォードのシーブルック・クリスプス社が製造しているクリスプス(ポテトチップス)。英: Seabrook'sとも[1]。
イギリスで最も歴史のあるポテトチップスの一つであり[1]、イギリス初の波型ポテトチップス[2]。
沿革
[編集]ある日チャールズ・ブルック(英: Charles Brook)は写真屋へ写真を取りに行ったとき、その店主がラベルに"C.Brook"ではなく"Seabrook"と付けていたことに気づいた[2]。1939年チャールズがブラッドフォードでフィッシュ・アンド・チップス店を開業した際、それを思い出し店名をSeabrookとした[2]。
1945年チャールズとその息子コリン・ブルックはフライヤーを使って波型クリスプスを開発した[2]。これがシーブルック・クリスプスになる。1949年運営会社を設立、1956年アラートンで工場を開く[2]。1978年新たにプリンスビル地区に土地を購入し、1980年新工場が竣工した[2]。
2007年、新フレーバーを発売した際に、創設以来初めてとなる大プロモーション活動を行った[1]。
2018年、カルビーの現地子会社カルビーUKが同社を買収している[2][3]。
商品
[編集]2007年資料によると、原料のジャガイモはヨークシャー・リンカンシャー・ノーフォークの農場から年間約16,000トン確保している[4]。イギリスで初めてヒマワリ油を用いたポテトチップスである[1][4]。海塩を用いている[1]。2回噛んで口の中でとろけるような食感の、軽いポテトチップスに仕上げている[4]。2018年時点で売上高3千万ポンド[3]。
以下2020年時点での定番フレーバーを示す
|
|
脚注
[編集]- ^ a b c d e “Seabrook's New Hot & Spicy Range Is A Right Proper Hot Gobful” (英語). Grocery Trader (2007年6月). 2007年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g “Our Story” (英語). SEABROOK. 2020年12月9日閲覧。
- ^ a b “カルビー、英スナック会社を買収”. 日本経済新聞 (2018年10月3日). 2020年12月9日閲覧。
- ^ a b c “Crispy business” (英語). Food Manufacture (2007年7月1日). 2007年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月9日閲覧。