シルバヌス・オリンピオ

シルバヌス・オリンピオ Sylvanus Olympio
1962年3月20日、アメリカ・ホワイトハウスにて
トーゴ共和国 初代 大統領
任期	1960年4月27日 – 1963年1月13日
首相	シルバヌス・オリンピオ（兼務）
トーゴ共和国 初代 首相
任期	1960年4月27日 – 1961年4月14日
大統領	シルバヌス・オリンピオ（兼務）
トーゴ自治政府 第2代 首相
任期	1958年5月16日 – 1960年4月27日
出生	(1902-09-06) 1902年9月6日 ドイツ領トーゴラント パンド
死去	(1963-01-13) 1963年1月13日（60歳没） トーゴ 沿岸州ロメ市
政党	トーゴ統一委員会
受賞
出身校	ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス
配偶者	ディナ・グルニツキー （1930年 - 1963年）
子女	5人（3男2女）
親族	ニコラ・グルニツキー（義弟）

シルバヌス・エピファニオ・オリンピオ（フランス語: Sylvanus Epiphanio Olympio, 1902年9月6日 - 1963年1月13日）は、トーゴの政治家で同国大統領（初代）。

経歴

オリンピオは1902年ロメで生まれ、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで経済を学び、1926年卒業するとユニリーバへと入社した。

トーゴ南部のエウェ族を基盤として政治活動をスタートし、｢トーゴ統一委員会 (CUT) ｣を結成して反フランス運動を展開した。

トーゴがフランス領であった1958年、自治政府首相に就任。1960年4月27日の独立後は初代大統領となり、国家元首である大統領と行政府長官たる首相を兼任することで、実権を掌握した。

オリンピオはテオフィレ・マリー内相の下で反対派弾圧を強化した。しかし、ガーナとの対立から国境閉鎖を実施し、経済混乱を招くなど、政権への不満は高まった。

1963年1月13日、後に大統領として独裁政権を敷くこととなるニャシンベ・エヤデマ軍曹が参加する軍事クーデターで殺害され、大統領職はオリンピオのライバルであったニコラ・グルニツキーに引き継がれた。

その後、息子のジルクリスト・オリンピオは与党・トーゴ人民連合と対峙した。

関連項目

• トーゴの大統領一覧

公職
先代 （建国）	トーゴ共和国大統領 初代：1960年 - 1963年	次代 エマヌエル・ボジョレー (en)  （反乱委員会議長）
先代 ニコラ・グルニツキー （自治政府首相）	トーゴ共和国首相 1960年4月27日まで自治政府首相 初代：1958年 - 1961年	次代 ジョセフ・コクー・コフィゴー (en)  （1961年から1991年まで廃止）