シルケン・ウインドハウンド
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原産地 | アメリカ合衆国 | ||||||
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イヌ (Canis lupus familiaris) |
シルケン・ウインドハウンド(英: Silken Windhound)は、アメリカ合衆国のテキサス州原産の愛玩用サイトハウンド犬種である。
テキサス州のボルゾイのブリーダーであるフランシー・スタールは、1970年代後半から、美しく長いコートを持ち、運動能力に優れ、かつ狭い家で飼育できる犬種の作出を目指していた[1]。彼女は1988年にマサチューセッツ州のウィンドスプライト犬舎のロングヘアード・ウィペットを入手し、これにボルゾイ等を交配し、約10年間かけてシルケン・ウィンドハウンドが作出された。この新しい犬種は、すぐに人気が出てヨーロッパにも輸出された。1999年には、インターナショナル・シルケン・ウィンドハウンド協会が設立された。2011年にはユナイテッド・ケネルクラブに公認された。
外見は小さなボルゾイであるが、ウィペットの流線型の背を受け継いでいる。美しく改良されたロングコートは3歳ごろに出揃う。毛色に制限は無い。コートは長く、絹のような手触りである。脚も長い。性格は人懐こく明るい。
脚注
[編集]- ^ “Silken Windhound: Official UKC Breed Standard”. United Kennel Club. 2015年9月14日閲覧。
参考文献
[編集]- デズモンド・モリス著、福山英也、大木卓訳『デズモンド・モリスの犬種事典』誠文堂新光社、2007年、70−1ページ