ショッピングモールフェスタ
ショッピングモールフェスタ SHOPPING MALL FESTA | |
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フェスタ本館 | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒963-0534 福島県郡山市日和田町字小原1番地[1][2] |
座標 | 北緯37度26分40.3秒 東経140度22分34.3秒 / 北緯37.444528度 東経140.376194度座標: 北緯37度26分40.3秒 東経140度22分34.3秒 / 北緯37.444528度 東経140.376194度 |
開業日 | 1996年(平成8年)4月27日[1][2] |
正式名称 | ショッピングモールフェスタ |
施設所有者 | イオン東北・日和田ショッピングモール |
施設管理者 | イオン東北・日和田ショッピングモール |
敷地面積 | 約157,024 m²[1][2] |
延床面積 |
約40,781m2(開業時)[1][2] ↓ 約59,000 m²[広報 1] |
商業施設面積 | 約26,617 m²[1] |
中核店舗 | イオン郡山フェスタ店[2] |
店舗数 | 核店+専門店計約90店 |
営業時間 |
イオン直営8:00〜21:00 |
駐車台数 | 3,800[1][2]台 |
外部リンク | https://smfesta.com |
ショッピングモールフェスタは、福島県郡山市日和田町にある地元の日和田町商工会が主導して開設された郊外型ショッピングセンター[1]。
建替えて2026年9月営業再開予定で、イオン食品館などが敷地内の仮設店舗などで営業[3]。
イオン東北(直営及びイオン専門店)とイオンモールの連結子会社「日和田ショッピングモール」(フェスタ専門店街及びフェスタパワー)[広報 2]が管理運営している。
歴史・概要
[編集]1984年(昭和59年)に構想を始め[4]、1987年(昭和62年)に日和田町商工会が郊外への商業集積を開設する長期ビジョンをまとめて[1]、同年8月に任意団体を結成したのが始まりである[4]。
そのビジョンに基づき、本格的なモータリゼーションに対応した複合型リージョナルショッピングセンターとして、レジャー・コミュニティー施設を含めた商業施設を地元主導で作り上げることを目指していた[5]。
1989年(平成元年)2月に「日和田商業開発協同組合」を設立して、同年7月にジャスコと基本協定を締結した[4]。 1991年(平成3年)1月11日に大規模小売店舗法に基づいて「日和田地域主導型ショッピングセンター」として届出を行い[6]、1995年(平成7年)10月12日に地鎮祭を行って着工した[4]。
その第1期部分として[5]、1996年(平成8年)4月27日にショッピングモールフェスタとして開業した[1][2]。
名称はFull Excite Soft Tender Attractの頭文字を採って名付けられたもので、顧客を魅了する刺激的な商業施設を目指したものであった[1]。
店舗部分は2フロア構造で核店舗部分と専門店街に分かれており、その両者を繋ぐ部分には屋上までの吹き抜けのあるアミューズメント施設を配置する形で開業した[1]。
幅9mのメインコンコースと幅4mの主通路を持つゆったりとした回遊型で[1]、両脇に水が流れる大会談で1階と2階を結んでいた[7]。 各階に飲食店を配すると共に、2階に子ども図書館やカラオケ店などを設けて、多様な来店客が長時間滞在する施設を目指していた[1]。
開業時点では、株式会社日和田ショッピングモールの運営するフェスタ専門店街に61店舗のテナントが出店していたほか、ジャスコ部分にも24店舗の専門店がテナントとして出店していた[1]。
また、開業時から夜9時まで営業するなど、当時の郊外型ショッピングセンターとしては珍しい長時間を行っていた[2]。
開業時から約3,800台収容の駐車場を備えていたのみならず、郡山駅からバスで約20分と公共交通機関での来店も可能となっていた[2]。
1997年(平成9年)3月27日に国道4号を挟んで向かい側に東邦精麦が複合商業施設「オリエントパーク日和田」を開業させ、第一家電・家具の山新・ジョイフル山新・ブックオフ・セガワールド(現・GENDA GiGO Entertainment)などが出店した[8]。
開設当時から更なる施設の増設が構想されており[5]、株式会社日和田ショッピングモールがデベロッパーとなって[9]2000年(平成12年)4月にダイユーエイトなどが出店するフェスタパワーを開業した[10]。
2023年(令和5年)8月31日に建替えの為に閉店となったが、閉店時点では本館の他に、家電量販店など5棟の専門店棟で構成されていた[3]。
なお、閉店後もユニクロ、イエローハット、マンマチャオ(コインランドリー)の3店舗は継続営業[11]。 閉店したブックオフプラス跡地に[広報 3]同年9月15日にスーパーマーケットのイオン郡山店食品館を開店したを皮切りに[12]、一部の専門店も別棟の仮設店舗へ順次移転が行われて「FESTA VILLAGE(フェスタ ヴィレッジ)」として営業することとなった[11]。
また、近隣のイオンタウン郡山内に衣料品専門店の「イオン郡山店」を主体とした「FESTA VILLAGE イオンタウン郡山」が開店した[13][広報 4]。
沿革
[編集]- 1987年(昭和62年)
- 1989年(平成元年)
- 1991年(平成3年)1月11日 - 大規模小売店舗法に基づいて「日和田地域主導型ショッピングセンター」として届出を[6]。
- 1995年(平成7年)10月12日 - 地鎮祭を行って着工[4]。
- 1996年(平成8年)4月27日 - ジャスコ郡山フェスタ店を核店舗として地元主導型のショッピングセンターとして開業[1]。
- 1997年(平成9年)3月27日 - 国道4号を挟んで向かい側に東邦精麦の複合商業施設「オリエントパーク日和田」が開業[8]。
- 2000年(平成12年)4月 - ダイユーエイトなどが出店するフェスタパワーを開業[10]。
- 2002年(平成14年)8月8日 - フェスタパワー区画にアミューズメント棟及び観覧車を開業。[要出典]
- 2007年(平成19年)10月26日 - 本館専門店街全面改装し再開業。[要出典]
- 2010年(平成22年)4月23日 - ユニクロ郡山日和田フェスタ店棟新築増床し開業。[要出典]
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)11月30日 - フェスタ専門店街とフェスタパワーの管理運営法人の日和田ショッピングモールがイオンモールの傘下となる[広報 5]。
- 2017年(平成29年)3月31日 - フェスタ大観覧車「ビッグルーレット」が運行を終了、2017年7月撤去工事を完了。[要出典]
- 2018年(平成30年)6月29日 - フェスタパワー区画内に総合リサイクルショップ「ブックオフプラス」が開店。[要出典]
- 2020年(令和2年)3月1日[15] - マックスバリュ東北とイオンリテール東北の食品事業を統合、イオン東北株式会社が発足[16]。
- 2021年(令和3年)9月1日 - イオン東北とイオンリテール東北事業本部の統合[17]に伴い、「イオン郡山フェスタ店」の管理・運営および衣料、住居余暇、H&BC各売場をイオン東北に移管。[要出典]
- 2023年(令和5年)
- 2026年9月 - 営業再開予定[3]。
店舗構成
[編集]出店テナント全店の一覧・詳細情報は公式サイト「ショップリスト」を参照。
フェスタパワー
[編集]フェスタパワー FESTA POWER | |
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フェスタパワーにあった大観覧車ビッグルーレット(2015年9月撮影) | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒963-0534 福島県郡山市日和田町字南古舘21-2[9] |
開業日 | 2000年(平成12年)4月(ダイユーエイトなど)[10] |
正式名称 | フェスタ・パワー |
施設所有者 | 日和田ショッピングモール |
施設管理者 | 日和田ショッピングモール |
敷地面積 | 59,500 m² |
商業施設面積 | 22,000 m²[9][18] |
中核店舗 |
ダイユーエイト[10][18] デンコードー[9] |
営業時間 | 店舗ごとに異なる |
駐車台数 | 1,400台 |
外部リンク | http://smfesta.com |
交通機関
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “地域小規模商業が結集東北最大級のショッピングモールに ショッピングモール フェスタ「FESTA」”. 福島の進路 1996年12月号 (とうほう地域総合研究所) (1996年12月2日).pp44
- ^ a b c d e f g h i j “SC INFORMATION ショッピングモール・フェスタ”. ショッピングセンター 1996年7月号 (日本ショッピングセンター協会) (1996年7月1日).pp91
- ^ a b c d 斎藤徹(2023年9月1日). “大型商業施設フェスタ一時閉店 再開は3年後 防災拠点機能も”. 朝日新聞(朝日新聞社).
- ^ a b c d e f g h “夢が実った’95年”. 財界ふくしま1995年12月号 (財界21) (1995年11月).pp13
- ^ a b c “地域小規模商業が結集東北最大級のショッピングモールに ショッピングモール フェスタ「FESTA」”. 福島の進路 1996年12月号 (とうほう地域総合研究所) (1996年12月2日).pp45
- ^ a b “届出情報”. ショッピングセンター 1992年1月号 (日本ショッピングセンター協会) (1992年1月1日).pp89
- ^ 岡橋葉子 “第四回専門店のための消費最前線視察セミナー青葉ゆるがす流通戦国絵巻”. 専門店 1999年2月号 (日本専門店会連盟) (1999年2月1日).pp13
- ^ a b “郡山のオリエントパーク日和田オープン”. とうほく財界 1997年5・6月号 (東日本出版) (1997年5月).pp48
- ^ a b c d “大型店届出情報”. ショッピングセンター 1999年3月号 (日本ショッピングセンター協会) (1999年3月1日).pp95
- ^ a b c d “2000年注目の男たち!”. 財界ふくしま2000年新年号 (財界21) (1999年12月).pp18
- ^ a b “ショッピングモールフェスタ/閉店後、イオン郡山店など仮設店舗で営業”. 流通ニュース. 2024年7月27日閲覧。
- ^ a b “ショッピングモールフェスタの仮設店舗・イオン郡山店食品館が営業開始 福島県郡山市日和田町”. 福島民報 (福島民報社). (2023年9月16日)
- ^ a b “「フェスタヴィレッジ」オープン、イオンタウン郡山内に7店舗入居”. 福島民友 (福島民友新聞社). (2023年9月23日)
- ^ 武内彩(1998年8月4日). “サティ:名称「イオン」に 全国91店舗で”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ 三沢篤(2019年12月13日). “マックスバリュ東北とイオンリテール東北カンパニーが統合 来年3月イオン東北へ”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社) pp1
- ^ 三沢篤(2021年3月31日). “イオン東北とイオンリテール東北、9月めどに事業統合”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社) pp2
- ^ 相沢一浩「「リテール」統合のイオン東北社長 シェア東北一を目指す」『秋田魁新報』2021年9月2日、4面。
- ^ a b “出店情報(HC・DS)”. オートマート・ネットワーク 1999年6月号 (オートマート・ネットワーク) (1999年5月25日).pp127
広報など1次資料
[編集]- ^ a b 『「ショッピングモールフェスタ」 2023年8月末に一旦営業終了について』(PDF)(プレスリリース)日和田ショッピングモール、イオンモール、イオン東北(3社連名)、2023年2月24日 。2023年2月28日閲覧。
- ^ イオンモール第102期株主総会召集通知P.8[リンク切れ]
- ^ 『~これからも地域の皆さまとともに~9月、郡山市内に「イオン」2店舗を順次オープン』(PDF)(プレスリリース)イオン東北株式会社、2023年9月7日 。2023年9月7日閲覧。
- ^ a b 『「ショッピングモールフェスタ」2023年9月以降の営業について』(PDF)(プレスリリース)日和田ショッピングモール、イオンモール、イオン東北(3社連名)、2023年7月28日 。2023年8月13日閲覧。[リンク切れ]
- ^ イオンモールアニュアルレポートモール一覧[リンク切れ]、イオンリテール・イオンモールニュースリリース:「その他事業部」参照、福島県大規模小売店舗申請変更事項
- ^ “アクセスガイド”. 日和田ショッピングモール. 2024年8月12日閲覧。